アニメ偉言

プラズマ団の科学者、アクロマ再登場。
改良したポケモン凶暴化電波について、
プラズマ団首領であるゲーチスに説明する。

アクロマ「つまり理論として、有機素体であるポケモンの脳波は、アルファ波、ベータ波、ガンマ波、デルタ波に区別されます。このマシンは、そのうちのアルファ波の動きを抑え、ガンマ波、デルタ波の数値を一気に上げることにより…」

長っ。全然「つまり」じゃない。
ゲーチスも「もっと掻い摘んで」と口を挟んだ。

アルファ波はリラックス中に高まる脳波。
ベータ波は集中してる時に高まる脳波。
ガンマ波デルタ波は深い瞑想状態のような時に高まる脳波。

…らしい。

ポケモンのアルファ波を抑えることで緊張状態を生み出し、
同時にガンマ波デルタ波を急上昇させることで極度の催眠状態に導き、
ポケモンの潜在能力と破壊衝動を解放する、みたいな?

要するに「いつでも火事場のバカ力を出せるよ」電波ってことで。

ゲーチス「では早速アンジーにテストさせるのだ」

アンジー「了解しました、ゲーチス様」

プラズマ団の女性幹部の名前が判明。
アンジーさんとおっしゃるのか。

アンジーはゲーチスの命令を受け、
アクロマの装置を使ってポケモンに暗示をかけることに…

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レシラムがいるという白の遺跡を目指すサトシたち。
Nはホドモエシティの先を目指しているため、
次の町で別れることになるという。

次の町ってのがホドモエシティのことかな。
町に着けば町の名前も分かると思ったら、
何やら町は厳戒態勢の封鎖中。
町で突然オノノクスが暴れ始めたらしい。

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オノノクスってキバゴの最終進化系だっけか。

アイリスはドラゴンタイプに悪い子はいないと言い、
サトシはポケモンは無闇に暴れたりはしないと言う。

オノノクスが気になるサトシたちは、ひそかに町へ潜入するのだった。
「おののく」を漢字で書くと「戦く」あるいは「慄く」。
戦慄の潜入作戦なり?

ハンサム（ほう…この青年か。
プラズマ団が探しているのは）

町でサトシたちはハンサムさんと再会した。
Nとハンサムはこれが初対面。
にしてはハンサムはすでにNのことを知っていた様子。
プラズマ団に目を付けられてたのかNは。

案の定、オノノクスが凶暴化した原因はプラズマ団だった。
凶暴化したオノノクスは、ローダーという少年のポケモンだったが、
もはやトレーナーの声もNの心でさえも届かない状況だ。
ハンサムさんの電波遮断装置も効かない。

こうなったら力ずくで、とアイリスがカイリューを出すと、
そのカイリューまでも凶暴化させられてしまう。

アンジー「Nよ、ゲーチス様が探しているぞ。
―こんなところで何をしている。
出頭命令が出ているはずだ」

サトシたちの前に姿を現したプラズマ団。
アンジーの口ぶりからすると、Nもプラズマ団の一員だった?
そういえば、さっきゲーチスと通信していた
プラズマ団の部隊長がプロジェクトGだのFだの言ってたけど…

N「そんなものは偽物だ!」

アクロマ「いえいえ。理論上出せるはずの
パワーを出してあげただけですから。
つまりこれこそが、本物のパワーなのです」

火事場のバカ力にせよクソ力にせよ、
本来眠っている力を引き出すという点ではそうかもしれないが、
眠っているのには眠っているだけのワケがあるやんね。
つまり、120％のパワー発揮は耐久性無視のぶっこわれーの。

プラズマ団はポケモンを単なる使い捨ての道具、
消費アイテム程度にしか考えてないということで…

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アンジーさんのアイテム?　はレパルダスだった。
張り切りすぎて凶暴化電波の発生装置を故障させちゃった。
意外とドジなお人アンジーさん。
レパルダスを引っ込め即撤収。

ポケモンたちの戦いに巻き込まれて倒れたN。
その周りを突如白い霧が覆い、現れた謎の女性二人組。
連れ去られたNを追い、サトシたちが歩き、ついでにロケット団が走る。

霧の先には緑の森が広がっていた。
Nはエメラルドグリーンの泉に横たえられ―?

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