アニメ偉言

「日出ずる国の竜のカルタ」として、
イタリアはラゴシア地方に伝わったという幻のカード。
ラゴシアは古代ローマ時代から続く古い港町らしいが、
どうやら現実には存在しない架空の街のようだ。

テガマル組登場。
チヒロは完全に男の子バージョンに逆戻り。
少しくらいは女の子の部分も混ぜたらいいのに、何か残念だなあ。

テガマル「絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン」

その幻のカードは、テガマルの家「棚志家」の家宝だった。
それがイタリアのラゴシア伯爵家に伝わったのが450年前…
というと日本は戦国時代真っ只中。

そんな時代からバトスピって存在したのか。
遊戯王デュエルモンスターズの起源は紀元前にまで遡るが、
一応ペガサスが商品として現在の形にしてるんだよな。

テガマル「ラゴシア伯。
その竜のカルタ、棚志家に返してもらいたい。
それは俺の先祖、棚志覇王丸が
450年前バテレンに奪われたもの」

棚志家は有力な戦国大名のひとつだったが周囲の国々に滅ぼされ、
覇王丸は流浪のところを織田信長に拾われたという。

覇王丸はカルタ番として信長に仕え、信長の天下布武に貢献した。
そして、かの本能寺の変の折、覇王丸は落ち延びることを命じられた。
その際所持していた竜のカルタをバテレンに奪われたというのだ。

テガマルは覇王丸の雪辱を果たし棚志家を再興するためにも、
竜のカルタことアマテラス・ドラゴンを取り戻す必要があった。
アマテラス・ドラゴンは世界を支配する力を宿しているともいう。
信長を天下統一直前まで推し進めたのもその力だったらしい。

ラゴシア伯「我らはそれが相応しくない者どもの
手に渡らぬよう守ってきた。
信長は優れた男だったがカードの力に負け
多くの人の命を奪い災いをもたらした」

ラゴシア伯は人の生き血をすする吸血鬼ではないかという噂があった。
まるで自身が歴史の管理者として信長暗殺を計画したかのような語りぶり。
というかクレオパトラの旦那さん、アントニウスが今日まで生き延びていた!?
今回のバトスピは歴史と神話を感じさせる壮大なスケールだった。

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