アニメ偉言

ダウン「爆丸の真髄は、己を高めることにある。
邪道な爆丸から足を洗え。今ならまだ間に合う」

ザクロ「笑える冗談だ」

と言いつつザクロの顔は笑っていない。
ミスター・ダウンはまるで天津飯を説得した時の亀仙人みたいだね。

マスター・シモと亀仙人（武天老師：実写版だとマスター老師）は
似てるといえば似てるが、ダウンと若かりし日の亀仙人を比べると、
ダウンのほうが圧倒的にカッコいいかね。

アップ「爆丸は
メタルパーツの数と配置の組み合わせで、
その戦い方は無限に広がるのだ」

ザクロは覇 (シス) タヴァネルに装着した
4メタルの配置をボディの右側に集中してきた。
重心を傾けることでカーブシュートの切れを増したのだ。


ダウンを亀仙人とするならアップはまさに鶴仙人。
ドラゴンボールの鶴仙人はとうとう改心できなかったけどねえ。
マスター・ジョウは天津飯的なポジションも持ってるのか。

ダウン「爆テク!　裏金剛拳!!」

ダウンは自分から見て斬（ブッタ）ギルの前に握り締めた右手甲を置き、
斬ギルの後ろに印を組むように軽く握った左拳を据えた。
両腕で前後から斬ギルを押し挟むような構えだ。
そして各腕を思い切り左右に引き、猛烈な横回転をかける。

しばらくは互角のシュート合戦が続いたが、
斬ギルのほうが先にポップアウトしてしまった。
これでは覇タヴァネルの格好の餌食になってしまう。

処刑台に上がったも同然の斬ギル。
ザクロは覇タヴァネルに6メタルをフル装備し血祭りに上げようとするが…

ザクロ?「一千年の間、
余の器となる人間を探していた」

何と、覇タヴァネルがザクロの肉体を乗っ取ってしまった。
千年前からって、ジンリュウの語った百年前のさらに十倍かよ!
まさに人類の歴史そのものともいえる爆丸なのだった…



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