アニメ偉言

動画：超速変形ジャイロゼッター 第20話「お笑いヒーロー誕生!」

冒頭字幕「超速変形ジャイロゼッターをみるときは、
へやをあかるくして、テレビからはなれて、
ゼツボーてきにたのしもうぜ!」

こんな字幕出てたのか。
気付かなかったけど、今までもあったのかな?

番組タイトル以外はひらがなとカタカナだけ。
しかもゼツボーの使い方間違ってるから!
と、りんねちゃんのツッコミが入りそうだ。

ミッチー「いくで!　朝食変形!!」

ミッチーのボケにはカケルの弱々しいツッコミが入るが、
観客のりんね・シュンスケ・サトリは億劫そうに聞き流してる。

シュンスケ「ゼツボー的につまらん」

このゼツボーは使い方…合ってる。
珍しくシュンスケの口からカケルの口癖が出たと思ったら、
真似ではなく本気の「絶望的」なのだった。

お笑い芸人志望のミッチーに、明日はあるのか…

カード版のミッチーこと羽根充紀は
アニメ版がゼツボー的に思えるほど凛々しいね。



カケル「こんなの全然ヒーローじゃない。
ただの笑いモンじゃないか!」

ミッチー「ちゃうて!
笑われてるんやない。
笑かしたってるんや!!」

お笑い芸人としての心意気やよし。
ミッチーには世界中に笑いを届けたいという夢もあった。
昔、夢を与えてくれた近所のお菓子屋のおっちゃんのように。
お菓子の「浪速屋」は、大型スーパーに押されて寂れてしまったが…

おっちゃん「ピンチの時こそ笑えって奴や」

実際、形だけでも笑顔をつくるだけで気分が盛り上がってくるもんだ。
からくりサーカスのゾナハ病も笑いで症状が治まるんだっけ。
この間の「世界ふしぎ発見」でも、笑いが寿命を延ばしたり、
認知症に効果あったりと、大々的にクイズになってたし。


第1263回「世界最深ミステリーSP 不老長寿の遺伝子を追え!」
内で紹介されたアンチエイジングにはラフターヨガ。

ラフタヨガとはお笑いとヨガを組み合わせたもので、
心の底から何でも笑っちゃおうというもの。
笑うと若返るんですってよ奥さん。

世界ふしぎ発見自体が不老長寿みたいなもんやね。

どうせだからラフターヨガの公式サイトへのリンクも張っておこう。
NPO法人ラフターヨガジャパン

ついでにこれも
笑いヨガ基本エクササイズ40　日本語字幕付DVD


おっちゃん「頑張ったけどあかんかった。
父さんの店は倒産してもうた」

このおっちゃんの場合、
ただ笑って現状をやり過ごしてだけなのかもしれない。
結局、店は潰れて奥さんと子供は実家に帰られてしまった。
だが、その精神は大切なものだとミッチーは思う。

ミッチー「ピンチの時こそ笑え。
せやけど、自分一人じゃ笑えん時もある。
そんな時は、誰かに笑かしてもらえばいいんや」

何という立派な夢と動機。
ゼツボー的に感動したカケルは、真剣にミッチーに協力することに。
「これ、感動していいのか」というツッコミは野暮ですぞシュンスケくん。

クロード博士「信じる心が強ければ、夢は叶う!
人は、夢だけでは生きていけない。
だがしか〜し!　夢がなくては生きる意味がな〜い!!」

熱く語るクロード真島博士。
これもややギャグっぽく描かれてるが、
言ってることはまさしく真実その通り

夢を叶えるために必要なのは、まず夢を信じること。
そして、信じて行動すること。行動し続けること。信じ続けること。
信じることを止めたら行動も続かないしね。至極当然の理なり。

エージェントA「いや、俺たちならできる。
ゼノンじゃダメエージェントだけど、
お笑いの世界でならてっぺん取れる」

エージェントB「OK。頑張ッテ優勝シテ
ゼノンヲヤメテ、オ笑イ芸人ニJOB CHANGE!」

カケルとミッチーが出場する「お笑いヒーロー誕生!」という番組には、
ゼノンのエージェント2人もこっそりエントリーしていた。
ダメエージェントなのかこの2人。

背後のポスター「虹嫁?妄想?惨事で彼女?」って…

司会は最近よく出る篠田マルティーヌ。
審査員にはスポンサーという関係でトーマの姿も。
トーマがエネルクス社社長のご子息ということが正式に判明。
え?　そんなこと今さら聞くまでもない?


エージェントABはあえなく脱落。
トーマが確認した出場者名簿には、
板東B次なる名前があった。

上で世界ふしぎ発見を取り上げたばかりのこの偶然性?!

トーマは選ばれしドライバーがこの会場に集結していると知り、邪悪な笑み。
ジャイロゼッターのいないアルカディア本部を襲うよう指示を出した。
念には念を入れて、ハルカにりんね・シュンスケらの足止めをさせる。

今回のハルカの衣装はエネルクス社の制服なんだろうか。
ハルカって多分シュンスケ〜サトリくらいの年代だと思うけど、
今回のはグッと年齢が上がった感じがして、いつもと別の色気が…

エージェントAB「行くぞ、超速変形!」

エージェントA「ジャイロゼッター!　RX-8 type G!!」

エージェントB「同じく8 E（エイト イー）!!」





お笑い芸人になり損ねたABがゼノンのエージェントに復帰。
マツダのRX-8（アールエックスエイト）を駆ってアルカディアを襲撃だ。

久石総司令「総員配置につけ!
え…あ…おい…みんな、どこ行ったんだ」

オペーレーターからメカニックまで全員出払ってるですと
久石総司令も大急ぎで着替えてきたのか、衣服が乱れとる。
ピンチの時こそ笑えというか、もうほんとに笑うしかない大ピンチ!

急遽カケルがライバードで出撃。
ミッチーは残るように言われ、そのまま番組に出場することに。
漫才の相方にはクロード博士が名乗りを上げてきやがった。

　

エージェントの操るRX-8は見事なコンビネーションを発揮。
ギニュー特戦隊の赤いマグマと青いハリケーンみたいだ。
ドラゴンボールじゃ悟空に手も足も出なかった赤青コンビだが、
ジャイロゼッターでは逆にカケルのほうが手も足も出ない!

ところがミッチーのコングローダーが救援に現れた。
ジャイロゼッターに乗りながら漫才しながらのバトルを展開し、
しかもそれがお茶の間に生中継。「朝飯前の朝食変形」もそっくりそのまま。

で、ラストはミッチーのお笑いに懸ける情熱がバーストコアに反応。
コングローダーのファイナルバースト「チョモランマドロップ」が炸裂した。



技名から魔雲天ドロップみたいなボディプレスが思い浮かんだが、
チョモランマドロップは全然そんな技ではなく、出現させたチョモランマの頂上から
岩とともに転がり落ちて相手を押し潰すという、ちょっとドジ系の技だった。

橋を破壊する勢いに見えたけど、橋は無事。
エージェントABを吹っ飛ばすだけに留まった。

お笑い番組ではなんとクロード博士がソロで優勝。


お後がよろしいようで?
次回はシュンスケがカケルと組んでラリーに挑戦するようで。

スポンサード リンク