[amazon]国民総株主 著書:前澤友作
公民総株主 - 前澤友作 著
購入レビュー
1. 本書の概要
「公民総株主」は、実業家・前澤友作氏が提唱する新しい資本主義の形について記された書籍です。本書では、彼のこれまでの成功体験や、社会全体を豊かにするための「みんなが株主になれる社会」という独自のビジョンが語られています。単なる成功談にとどまらず、実践的なビジネスアイデアや社会貢献への情熱が詰まった内容となっています。
2. 気に入った点
1. 新しい資本主義への提案
前澤氏の「公民総株主」というアイデアは非常に斬新です。富の偏在や格差の拡大が問題視される現代において、誰もが株主になり、社会の一部を所有できる仕組みは、多くの人に希望を与えるものでしょう。
2. 前澤氏のストーリー性
ZOZOTOWNの成功や月旅行プロジェクトなど、前澤氏のユニークな経歴が書籍の中で説得力を増しています。「なぜ彼がこのアイデアを提唱するのか」がよく理解できます。
3. 具体的な行動への誘導
ただ理念を語るだけでなく、読者が次に何をすればよいのかという具体的な指針が示されています。これにより、「読むだけで終わらない」実用性の高い一冊だと感じました。
3. 改善してほしい点
1. 実現性の課題
アイデアは素晴らしいですが、現実的な課題が多く、具体的な実現方法に対する説明が不足している印象です。読者によっては、理想論に終始していると感じるかもしれません。
2. 専門的な内容のフォロー不足
経済や金融の専門用語が多く、ビジネス初心者には少し難解な部分もありました。もう少し初心者向けの補足があれば、さらに広い層にアプローチできると思います。
4. 総評
「公民総株主」は、前澤友作氏のへ挑戦的な精神と社会貢献への情熱が伝わる素晴らしい書籍です。特に、現代の経済システムに疑問を感じている人や、新しい形の社会貢献に興味がある人におすすめです。ただし、現実性を求める読者にとっては、やや夢物語に感じられる部分もあるかもしれません。
評価:★★★★☆(4/5)
購入を迷っている方は、一度手に取って前澤氏のビジョンに触れてみてはいかがでしょうか?
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