スナックママの「フエール銀行」物語〜株式投資デビュー奮闘記〜

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えんとつ町の飲み屋街のスナックのママとして生きて早18年。
そりゃあ長い人生、良い時も悪い時もそれなりにあって厳しい時も乗り越えてきたけれども、
今回だけはちょっと違う。
コロナウイルスというバケモノがこの町ならず世の中の飲食業界をズタズタに切り捲ってくる。
4月のコロナによる緊急事態宣言解除後の営業も一時期少し持ち直してきたものの、
安心もつかの間、第三波がこれでもかって以前にも増して襲ってくる。
もう飲み込まれてしまいそう。

このまま飲食業界で生き残っていけるのか。
お店を開けても地獄、閉めても地獄。
接待を伴う飲食店、いくら営業努力をしたところで世の中が「NO」と言っている。
なけなしの貯えを運転資金に回していくものの、この状態が続けばいつかは終わりが来る。

「ドラえもん！フエール銀行を私にちょうだい！」

このままではいけない。
今の私に何が出来る？

転職、副業、アルバイト、色々なことが頭を過ぎる。
結婚して養ってもらう、これもありか！・・って、彼氏もいないくせに？


そして決意。

「私、株式投資始めます」
ドラえもんがフエール銀行出してくれないなら私がそれを作り出すしかない。

FX経験はあるけれども、学びが薄過ぎて結局失敗に終わった思い出だけ。
株の事なんてもっとわからない。
株式投資をただのギャンブルで終わらせないためには学びが必要。

11月、SBI証券口座を開設。
12月1日、グローバルファイナンシャルスクールに入校。

スナックママのフエール銀行物語、はじまりはじまり。




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