サラリーマンおじさんのFX奮闘記

こんにちは。

今回は、FXをやるにあたり、チャート分析（テクニカル分析）について考えてみます。（←今更！？）

今回も、あくまで私感です。

よく、FX専門のサイトや、ブログ・掲示板を見ると、「チャート分析していないのに勝てるわけがない！」と、言うのを見かけます。
では、チャート分析すれば誰でも勝てるのか？
そんな訳ないですよね、それなら全世界、大金持ちで溢れかえっていますよね。

そもそも、プロが同じ内容のチャートを分析して、違う予想を出しているのに、何言ってんの？って感じです。（それも、あまり当たってないような…。）

因みに、決してチャート分析を否定しているわけではありません。
ただ、取引する規模も、ポジション取るタイミングも全く違うトレーダーが同じ分析方法でやっても、予想結果が同じになる訳はありません。

チャート分析は、多くのプロのトレーダーが勝つために、コツコツと築き上げてきた分析手法です。
当然ですが多くの成功者がいます。
ただ、では失敗した方はチャート分析していなかったのか？　そんなことはないと思います。
もちろん本当に勉強していない方も多くいると思いますが、勉強していても失敗した方も相当数いるはずです。
でも、失敗した方は、「勉強が足りなかった」と、なるのです。

で、成功した方は、「チャート分析は大事！」とサイトやブログで大々的に宣伝し、失敗した方は「チャート分析は意味ない」とは書かずにリタイアした結果が、現状ではないでしょうか？
（まぁ、このパターンはチャート分析に限らないですが…。）

比較的よく当たるとされているサイトやブログでも、実際の確率的には相当低いんじゃないかと思います。
しかも、
・こうなる！的な事をいっぱい書いて、どれかがあたる。（しかも、掠り程度）
・予想かどうかわからない様な書き方をして、当たれば予想が当たったと言い、外れれば無視。
・当たった時だけ、大々的に宣伝。
・116円に行く！と、期間決めずに書いて、ずっと昔に言ったことで当たったと言う。
・ざっくり、円高に行くと書いて、当たったと言う。
の、どれかのパターンが多いです。

そもそも、チャート分析はただの過去事例の統計学でしかないと私は思っています。
このパターンの時はこういう動きをすることが多い。の、繰り返しです。
あくまで、統計学による確率論です。
要するに、過去事例と違う方向に動いたら終わりです。
しかも、突発的な事柄には対応不可です。
たいていの所は、事が起こってから、チャート分析して、過去のこれと同じだった。とか、書いてますけど、それ意味あるの？
似たようなパターンが数多くあって、その中から一緒の動きしてるパターン一つ切り取って、ほら！って、意味ないし、事が起こる前に予想出来なきゃやる意味なくない？

まぁ、闇雲にトレードするよりかは、過去にそのパターンになった事があるので、勝てる確率は高くなる可能性はありますが、ただの安心材料程度でしかないと私は思います。
ですので、その分析方法を学ぶのにセミナーなどで高額な受講料を払ったりするのは、何か違うと感じます。

レンジ抜けにしてもそうです、予想通り抜けて、ほら！と、自慢げに書いてても、事前に4回上下したら抜けますとか、どのタイミングで抜けるかには触れません。
しかも、逆に行けば「ダマシ」でしたと、言うだけ…。

…ん？　チャート分析から、話題がズレてる…。

と、言うわけで私はチャート分析に重きを置いていません。（だから勝てないんだと言われれば、その通りかも…。）
大事なことなので2回書きますが、決してチャート分析を否定しているわけではありません。
あくまで私感です。