2015年05月15日
今でも思い出すとゾッとする
お元気ですか
お引越しまであと3週間。
今日は業者さんが入れ替わり立ち代り見積もりに来てくれました。
今はネットで一括で依頼出来るんだけど
よく見ないでまとめて依頼したら
なんと9社から連絡が来ました。
まぁ、それぞれにセールスポイントもあるし、
自分の目指す引越しスタイルに寄り添ってくれる業者さんを選びたいので
全部に見積もりに来てもらうことにしました。
さて。
段々と暑くなってきて
薄着になりつつありますが
足元もサンダルを履いたりしますよね。
そうすると必ずニュースで耳にするのが
サンダルがエスカレーターに挟まれて
足の指を怪我してしまったと言う痛ましい話。
実は以前、
2号がまだ2歳だった頃に
ギリギリセーフで難を逃れた
事があったのです。
当時住んでいたマンションには
とてもとても小さなショッピングエリアがありました。
その中にスーパーとか、お花屋さんがあるんだけど
地下にある様な構造で
屋外のエスカレーターを降りて行くスタイルだったのね。
エスカレーターを降りた正面にお花屋さんがあって、
2号を連れてお買い物に行くと
必ずそのお花屋さんを覗いていたの。
ある時、いつもの様に
お花屋さんで鉢植えを選んでいた時、
いつもはリアンマの周りをチョロチョロしている2号がいない️
『あれどこ』
って、周りを見渡した時にはすでに遅し。
1人で上りのエスカレーターに四つん這い状態で乗っていて、
もう半分よりも上まで上がっているではないですか️️️
『2号〜️️2号〜️️』
声の限り叫びながら
全速力でエスカレーターまで走ったんだけど
亀のように足の遅いリアンマが追いつく前に
もうテッペン近くまで2号が上がってしまっていて…️
その時、本気で両手の指が切断されるのではないかと思って
目の前が真っ暗になってしまいました(汗)
しかし、リアンマの大声に
たまたま通りかかった会社員風の男性が気がついて
さっと手を伸ばし
終点直前の2号を両手で
すくい上げてくださったのです。
震える足をやっとの事で動かしつつ、
エスカレーターを駆け上がり
2号を抱き上げてくださった
会社員風の方に走り寄り
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔でお礼を言って
2号を抱きしめました。
もしもあの時
あの男性が気がついてくれなかったら…️
気がついても知らんぷりされてたら…️
誰も通りかからなかったら…️
普段から人通りの少ない場所だったので
本当に運が良かっただけ。
あれから10年経った今でも
時々思い出して
背筋が寒くなります。
ぶきっちょな2号だけど
指の先っぽを使って
スマホで文字を打っていたり
なにやらお絵描きしている姿を見ると、
あの時指を失くさずに済んだ幸運を
しみじみと噛みしめるのです。
ここまで大きな事故も無く
おバカだけど元気で暮らしているのは、
決して当たり前なのではなく
色々な幸運に恵まれていただけなんだよね。。。
今 2号は毎日電車で
1時間以上かけて学校に通っているけど、
6年間、事故に巻き込まれることなく
過ごせるかなんてわからない。
当たり前に過ごしているけど
もっともっと
この当たり前を感謝しながら
過ごさないといけないな。
なーんて、
今日は真面目にこんな話をしてみました。
あぁ…。
あの時、もしもハーネスを
着けていたら、
こんなトラウマも無かっただろうなとは思う。
やっぱり、親の私にこそ
ハーネスは必要だったはずだと思っています。
日本に帰国して、
緊張感が緩くなっていた時の恐ろしいエピソードでした。
ハーネスのこと、以前に書いてます
https://fanblogs.jp/alienmama/archive/158/0
ではでは。
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