エイリアーン 。。早く宇宙に帰ってよ。

お元気ですか?



突然ですが
あなたは噴水に落ちたことがありますか?



あるわけないよねぇ。。。
リアンマだってそんな人会ったこと無いよ。


自分以外はね…。







人生って。。。。


よく一寸先は闇。。。って言うけど




何が起こるか本当にわからないものね。



リアンマだって、まさかこの年で噴水に全身ダイブするなんて
まったく思っていなかったですよ

40代とは言っても四捨五入すれば50歳なのよ。
そんな、半世紀近く生きている大人が
こんなことをしでかしてしまうなんて




ドラマの中だけの話だと思ってましたよ。。。



なのに



一寸先に水があったなんて。。。



一寸先を見ずに歩いていたら大変なことになるって知っていたら
上を向いて歩いていたわ。







さ、気を取り直して続きを書こう。




まさかの噴水ダイブの直後、




水の中ではしっかり目を見開いて


iPhoneが死んで行くのを呆然と見つめていたけど。


… ハタと我に返り



立ち上がろうとしたらなんとまあ体の重いこと。



着衣泳の経験のある方ならお分かりでしょうか？



洋服って、水を吸うと本当に重い。


自分の体重が何倍にもなった様な
鉛の様な重さを感じるくらいに。 重い。




それでもなんとか立ち上がった途端(よっこらしょと言いましたが、何か？)


ジャーーっとしたたり落ちる水。


若干生臭い気が…。(循環させてる水だからね)



『いや〜落ちちゃったねぇ。 うふふ。。。』




あまりのバツの悪さに平静を装って
ヤケに客観的にそんなことを言ってみたりしてね。




しかし2号。。。



ノーコメント。






あ、でも一つね、
落ちた瞬間、誰か日本人ぽい男の人が通り過ぎたんだよなー。


もの凄い速足で。



今でも覚えてるんだけど、
あの人さぁ〜

なんで助けてくれなかったんだろうね？




さて、それはどうしてでしょうか?




1. リアンマがオバちゃんだから


2. 関わるのは却って落ちた奥さんに恥をかかせると思ったから



3. フィリピン人メイドが噴水に落ちたと思ったから。

いやいやきっと1.だろうな。
まあ、他人てそんなもんですよね。





しかし。。。









リアンマの歩いたあとにはびっしょりと水が。。。



これじゃあまるで 貞子？


井戸から出て来た貞子状態で何とか自宅までたどり着き


2号にバスタオルを持って来てもらい


自分の体よりも先にiPhoneを拭き拭き。


それから自分も着がえてシャワー浴びて


文鎮状態のiPhoneを復活させる方法を調べまくりました。




で、とにかく乾かす、そして10日以上放置。
ということだったのでその通りに実行しました。



リアンマは編み目の大きな選択ネットに入れて
サーキュレーターの真上から吊るして乾かしたけど


お米の入った袋に入れるとか
乾燥剤の入った袋に入れるとかの方法もあるようです。



共通して書かれているのは



振っちゃダメ(逆に水が機械の中に入り込んでしまう)

電源を入れちゃダメ(濡れているところに通電させる
とショートしちゃう)



ということでした。




しかし、もう遅かった。



振っちゃった。。。




なので残念な気持ちたっぷりで後悔しまくりながら
その日は眠ったのでした。





しばらくは別のスマホを使っていましたが、
Androidに慣れていないせいか使い辛くて不自由しました。




念のため1ヶ月ほど放置して
恐る恐る電源を入れてみると。。。。。






ジャーーーーーん




無事に奇跡の復活をいたしました！



イヤーヨカッタヨー。



その後のこのiPhoneですが、2015年現在もご健在でして、
エリンパがデータsimを入れて毎日使っています。




ヨカッタネー。メデタシメデタシダヨ。





みなさん、歩きスマホは危険です。

絶対にやめましょうね。



噴水ダイブの翌日、改めて落ちた場所を確認してみると
噴水の噴き出しパイプとパイプの間の
50cmほどの僅かな隙間にすっぽりと落ちたことが判明。



あと少しズレていたらお尻に
輪っかの形のアザができていたか


尾骶骨辺りを骨折又はヒビが入っていたかも知れなかった。


怖いわ〜。。。







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お元気ですか? リアンマです。


さて、今日も大した内容ではないですよ。

ただの思い出話ですから。

でも書いちゃおうっと。。。

ところが、あまりにも長くなってしまったので
2回に分けることにしました。

すみません。








転勤族というやつは
出会いに始まり別れで終わる種族でして。


現地の日本人学校でも
1年で全体の1/3が入れ替わってしまいます。


楽しく暮らしている集合住宅内でも
同じような出会いと別れが頻繁にあるわけです。



その日も、スライドで別の国に移動になった
お友達親子の送別会が開かれました。



陽気も良かったので
外でのポットラック(持ち寄り)パーティーをしましてね。



この日は女の子を持つママがメインで集まる女子会で、
話も弾みお開きになったのは
外灯のライトアップが消える夜の10時を過ぎた頃でした。



お開きの直前、リアンマのiPhoneに
国際電話の着信番号が。。。



んー？
見覚えのある国番号。。。



そう、それはよく買い出しに行く
陸続きの隣国の国番号です。



それで分かった！
これ、隣国専用で使っている
プリペイド携帯電話からの電話じゃない？




さては1号が勝手に使っているな。。。




陸続きとは言え、国が違いますからね、
自宅のある国から電話をかけても
一旦隣国を通すことになるのでローミングとなり、
当然国際通話料金がかかるわけです。

それを勝手に使われては
チャージした金額がバサバサと減ってしまいます。



でも隣国に住んでいるお友達もいるので
表示番号がどの電話からかけられているか分かれば
1号からかかってきた時だけ電話に出なければ良いので
(そうすれば料金かからない)
この番号を自分のiPhoneに
ちゃんと登録しなくちゃダメだな。。。



なんてことを考えて、
パーティーがお開きになった後の帰り道、登録をするために
歩きスマホをしていたリアンマ。



明かりの消えた中庭は本当に真っ暗で
足元も目を凝らさないと良くは見えません。




自分の居住棟へと続く小径を
ゆっくりゆっくり2号と歩いていたはずが。。。




右足が低い花壇のブロックに取られてしまい
その瞬間にバランスを崩しちゃった！




『あああ？』


『あ"〜〜ッ！』



と言う間のためごろお(言うと思った？)



気がついた時には噴水にドボーン



お。。。落ちた。。。






。。。。さて、ではこの時の状況を説明しましょう。。。。






体が噴水に落ちて行く瞬間、2号が
『ママ️』と立ちすくむ姿が見えました。




同時に全てがスローモーションに。





その後、自分が水に落ちる凄い音と水しぶきの上がる音が聞こえて





まさか下半身だけが水に浸かると思いきや





ズブズブと体ごと沈んで行き




まさか、いくらなんでも頭までは沈まないだろうと思いきや




しっかりと頭まで沈み込み





『ああぁ〜…沈む…』




そんなことを何故かのんびりと考えながらも




ハッと️
iPhoneは

スマホに気持ちが行ったリアンマ。。。




しかし左手に握りしめていたiPhoneの画面に





リンゴのマークが現れ






クイズタイムショック(知ってる？)みたいにぐるぐるした後






………消えました………





……チーン……。






ここまでが全てスローモーションのゆーっくりとしたテンポで進み



さながらそれは死ぬ前の走馬灯かと思えるような




まるで現実味の無い





夢のような、もとい



悪夢の様な出来事
でした。


みなさん、歩きスマホは危ないですよ。

絶対にやめましょうね。








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お元気ですか？






まずはこの写真を。















1号はしょっちゅう学校で問題を起こすので
その度に学校から電話が来ます。


平均すると10日に1回くらい。


このメッセージのやり取り後あたりから
知らない番号からの学校からの電話が無くなったので、
恐らく電話回線は10本なのだと思います





持ってるね〜









。。。電話番号。。。










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お元気ですか?







先日火鉢生活を始めた写真をアップしましたが、
やっぱりお餅がね。。。
まあ、美味しいの何のって。


本当に漫画みたいにプーっと膨らむのね〜！
それも両面合わせても5分程度焼くだけで
ふわっふわですよ。


自家製の照り焼きダレをかけたら
2号なんて晩ご飯前に2個も食べちゃった！


オススメです〜


さて、
今日はまた海外に住んでいた時のくだらない話です。



我が家は何故か、ゴキブリが頻出するフラットだったのです。


お友達に聞いても、
うちほどは出ないよって、みんな言うの。


でも、本当に、毎月定期的に登場するんですよ。


だいたい見かける場所は決まっているから
その辺りに抜け穴が有るんじゃないかと思うのですが。。。



決まって1号のお部屋の近辺なんです。



で、その日もGは突然にやって来た。

しかも晩ご飯の最中に
空中を飛び回るという
許し難い登場の仕方でソレは
リアンマ達の前に現れたのです。


不運なことにエリンパは長期出張のため不在。

家を出る前に1号に

『ママをしっかり支えてあげるんだぞ。
Gはお前が退治するんだぞ。』

まるで遺言のごとく、言い遺して逝ったのですが。。。



1号は甲斐性なしの優男ですから、
Gを見ると一目散に逃げちゃう。

でも、
ここはどうにか3人で乗り切らないといけないという
最悪のシチュエーション。



ワーワー大騒ぎししつつ
ご飯時なので殺虫剤も使えず
Gの飛行航路に合わせて3人で
頭をグルグル、
まるで目を回したトンボの様に
様子を伺っていたのですが、


ささっと、姿が見えなくなっちゃった！


「あれ？ あれ？ どこに行っちゃった？」



Gの姿が見えなくなり
不安に駆られる3人。


もはやご飯などどうでもいい感じで
意識のすべてをGに集中させました。



よくある嫌なパターンは、
物を退けたらそこにいた！ってやつ。



そんな見つけ方をした日にゃ
“うわ〜っ "って飛びのいちゃう！



で、本当はね、ここで男らしく
1号がGを探し出して
処分してくれれば、
奴も男をあげる良いチャンスになるんだけど
残念なアスペくんは
Gが大っ嫌いでね〜。。。


この日誰よりも大きな悲鳴をあげて
逃げ回っておりました。(情けないなー)



で、仕方が無いので、3人で話し合って


"それぞれ自分の部屋にGがいるかどうかを確認する時は
列の先頭に立って進む"


ことにしました。

それで、3人で1列に並んで
ムカデ競争みたいな格好で恐る恐る
お部屋を覗く事にしたんです。

(なんかこの格好前にもやったなー。)



まず、最初に1番出没回数の多い1号の部屋。



もう入るのも恐ろしいですが、
取り敢えず姿は見えない。。。



次に、リアンマのお部屋の番になったので
選手交代で、リアンマが列の先頭に。



腰を屈めて抜き足差し足。。。
後ろに1号。その後ろに2号。
1号は恐怖のあまりリアンマのお腹に手を回して
密着状態。 (情けないー。)



しかしやはりいないようだ。。。



で、方向転換して廊下に出た途端、

『ハーイ』と陽気に廊下を横断中のGを発見！



『ぎゃあーーーーーーーーーっ』




大きな悲鳴をあげつつ、
リアンマはある信じられない行動に出たのでした。



さて、その行動とは一体何でしょうか?















正解は。。。。











"自分の身を守るために
咄嗟に1号を盾にした。"







…でした。




そこでワタシ、気づいてしまったの。。。



いざとなると


子供よりも自分が大事ってことに。。。



ああ、神様ごめんなさい。


私ってそういう人間なんです。。。





あ、それで、結局Gにはいつものように
殺虫剤ダダかけして、
床がビショビショになって、ハネがベットリと
床に貼りつくくらいかけまくり、
完全に息の根が止まるのを確認した後は
無理矢理1号に処分させました。。。



その後の床掃除がいつも大変！



っという、くっだらないお話でした。
お食事中の方、すみません。。。


先に言っておけば良かったのに忘れちゃった。



では皆さん、今日も良い一日でありますように！








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お元気ですか？







お願いがある〜のよ〜
帰りが遅くなるわーたしー



またまた、ある夏の夕方…。




1号にある重大なミッションを発令したメモを残し、
リアンマは2号を習い事へと連れて行きました。



そのミッションとは…。




"夕方、日系のスーパーから
デリバリーが届きます。
その中には大事な大事な
牛肉が入っています。
受け取ったら直ぐに
冷凍庫に入れてください。
さもないと、その牛肉は腐るでしょう。。。"




そう、こちらには日系のスーパーがあり、
日本の食材や空輸された生鮮食品なんかもありまして、
日本人の胃袋を満たすための
大事な調達先となっているのです。


我が家は

"ローカルっぽい生活を楽しもう"

のスローガンの元に生活をしていたのと、
ローカルのスーパーにもそこそこ日本食が置かれていたので、
あまり日系のスーパーに行くことも無くなっていたのですが。



やっぱりね、牛肉だけはどうしても、
ローカルのは美味しくないのよ。



赤身で、硬くて、何故か臭う…。



そんな訳で、必要最低限のものの調達に
たまに日系スーパーにも行っていたのです。



で、たまにしか行かないと
ついつい買い過ぎちゃう。


それでいつも自宅まではデリバリーをお願いし、
自分は手ぶらで帰宅をしておりました。


この日は夕方4時過ぎに
荷物が届くと言う連絡が入って、
それが丁度2号を習い事に連れて行く時間と
重なっていたため
万が一のために先ほどのような
メモを残したのですが、
案の定出かける前には荷物は届かず、
結果的に重大なミッションを
1号に発令する運びとなりました。



さて、2号の習い事が終わるまで
特にすることも無いリアンマ。



うだうだと雑誌など読みながら
マッタリと過ごしていると、


Hello〜


と、着信音が。



見ると同じアパートのお友達ママから。


『1号君が家に入れなくなっちゃって、
今家で預かってまーす。
リアンマさん、帰りは何時になるかしら？』


と、びっくりするようなお言葉が️



リアンマ『え？本当に？ごめんね〜。でもなんでお宅に⁇』



お友達『デリバリーの荷物を
勝手口から入れようと思って外に出たら
ドアが閉まっちゃって
お家に入れなくなっちゃったんだって〜』



おぉ…。
なんとおバカな…(涙)



リアンマ『ぎょえーっ！で、荷物はどうなってる？』


お友達『牛肉が、牛肉が…。ってすごく気にしてたから
とりあえず牛肉はうちの冷凍庫に入れておいたよ。だから大丈夫。』



うーん…。
もう卒倒しそうだわ…



お友達『うちの鍵でデリバリー専用エレベーターが
開けられるかトライしてみたけど、
居住棟が違うからダメだったわ。』



はぇ〜。
何から何まで本当に申し訳ないっ️


じゃあパパに帰ってきてもらえるか聞いてみるね。

と、急いで電話を切り、
エリンパに事情を話し、
一旦帰宅してもらうことにしました。

ここからのメッセージのやり取りは
写真をご覧くださいね。








とにかく、こんなやり取りをしているうちに
2号の習い事も終わったので、
大慌てで自宅に戻りました。



『もうすぐ着くよ』



のメッセージを
エリンパに送り、
リアンマ達が帰宅する時間には
エリンパと1号は
もう家にいました。


で、1号に事の経緯を改めて聞いてみると。。。




リアンマからのメモを読み、
1号はデリバリーが届いているか確認するために
勝手口のドアを開けた。


既に荷物は届いており、
これは大変！と、
ドアから身を乗り出し手を伸ばして
買い物袋を取ろうとした。


お尻で抑えていた勝手口のドアはとても重く、
バタンと閉まると同時に
ドアにお尻を押される形で
バランスを崩し、
前のめりの格好で
外に飛び出してしまった。



そのままドアは閉まってしまい、
オートロックのため
中から鍵がかかってしまった。


靴も履いていない状態で
牛肉の入った袋を持ち、
途方にくれてしまい、
為す術もない1号はハダシのまま
トボトボと建物の外に出た。



そこにたまたま、
下級生が数人で遊んでいるところに出くわしたので、
事情を話し、
家に連れて行ってもらい、
リアンマに連絡してもらった。




と、こういう事のようでした。




普段からおっちょこちょいで、
変わり者なのをみーんな知ってるので、
今回のこんなおバカな失敗は



"1号君らしいね〜(爆笑)"



で終わりました。



いや〜


今思い出しても
笑える話ですわ。


とにかく、このアパート、
ドアと言うドアに鍵がかかっているので、
鍵を持っていないと
こういう悲惨な目に遭ってしまうのです。



夕方5時までなら
セキュリティに連絡して
マスターキーで開けてもらう事も出来るんだけど、

こういう失敗って
大抵時間外にやっちゃうんだよね。


ほら、子供が休日に限って熱を出す

みたいなね。

あるでしょ?



ま、とにかく1号の面白ばなしは
枚挙に暇が無いのですが、
今回のお話はこれにて終了です️







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お元気ですか？

子どもに鍵を持って家を出なさいと
再三にわたり注意しているにも関わらず、
自分が忘れて外出してしまったなんて経験、
まあ誰しもあるとは思うのですけどね…。


しかし、こんな格好で
1キロほど公道を歩く羽目になったリアンマは
やっぱりおバカとしか言いようがない。


そんな気がするある夏の夕方の出来事を
これからお話しようかと思います。





リアンマ達が住んでいた集合住宅は、
外国人が多く住んでいる建物でした。

セキュリティはもちろん厳しく、
建物のメインゲートには
警備員さんが常駐し、
建物のドアと言うドアは施錠されていて、
レジデント以外の人は中に入れない
システムになっていました。

また、この建物は各戸毎に専用のエレベータが設置されていて、
自分の電子キーをかざさないと動かないと言う徹底ぶり。
しかし、登りのみ。

当然鍵を忘れるとエレベーターは自宅まで上がってくれません。
反対に自宅からエレベーターのボタンを押せば、シュンと上がって来てくれて階下の出口まで降りることができるので、外出時に鍵を持たなくても外に出られてしまうのです。

ある日の夕方。
1号が日系の学習塾から戻る時間を見計らって、
2号と一緒にメインゲートまでお迎えに行きました。

普段はあんまりそんなことしないのに、なぜですかね？
ああ、そうそう。この日1号が鍵を持って行かなかったからでした。

ほんのちょっと、メインゲートまでは自宅のある棟からは100mも無いので、すぐ戻るし〜っと
ものすごくラフな格好でお迎えに出てしまったんですよ。


カンの良い方ならピンと来たでしょうかね？


やっちゃいました。

ハイ…。





鍵、 忘れて出てしまったんです。






さて、その時のリアンマの格好ったら。


あまりにも暑かったために
パンツが結構ハッキリ見えちゃう薄さの短パン(寝巻き起き巻兼用)
ノーブラ。
極薄Tシャツ。
胸当てタイプのエプロン。
スッピン。
前髪輪ゴム縛りで噴水ヘアー。



考えてみれば、100m歩くだけでも完全にNGな格好ですわね。



しかし気の緩みとは恐ろしい。

ほんのちょっと、家を出るだけだし…。と言う近所にゴミ捨てに行くくらいの気軽さで出ちゃったもんだからもう大変️


メインゲートで1号を待っている間も
誰かに会ってしまったらと気が気ではなく、日本人ぽい人が前を通るたび下を向いて正体がバレないように気をつけなければならない始末。


1%…。運良く1号が鍵を持っていてくれたら…。
ほぼ絶望的な望みに全ての運をつぎ込んで、帰りを待ちましたが、
帰ってきた1号は、やっぱり鍵は持っていなくてね。


で、仕方がないので、エリンパのオフィスに
鍵を取りに行くことにしました。

そう言えばあの時、
携帯も家に置いて来ちゃったのよね。
せめて携帯だけでも持っていたら
エリンパに電話して鍵を持って来てもらうことも出来たのに。


大きな幹線道路沿いの歩道をあらぬ姿で歩く母。
パンツが見えないようにするため
エプロンを外すことも出来ず、
後ろからエプロンの裾を2号に持たせ、
必死にパンツを隠しながら、
そしてノーブラを隠すために
1号をリアンマの前に差し出し、
団子の様に3人で繋がった状態のままひたすら歩きました。


すれ違う人が見たら
なんでこんなところでムカデ競争してんのかしら？
くらい思ったに違いない。
ムカデ競争を知っていればの話だが。



そんな訳でヨタヨタと3人で繋がったムカデ集団は、
やっとのことでエリンパのオフィスに辿り着きました。


しかしここで更にハードルが！

オフィスビルにはドアマン常駐。

インド人のドアマンは、
こんなおかしな集団を一瞬一瞥し、
今度は瞬時に笑顔を作り
『ハロー️マーム』
とにこやかにドアを開けてくれました。



よし、まず最初のハードルは無事に飛んだぞ。



しかし携帯を持っていないので
今度はインフォメーションカウンターで
エリンパのオフィスに連絡してもらわなくてはならないと言う、
更に高いハードルが目の前に…。


ムカデ家族はキョロキョロしながら
インフォメーションカウンターを見つけ、
ヨタヨタとそこまで寄って行き、


雑居ビルなのでそこでまず
エリンパの会社名を言い、
名前を言い、事情を説明し、
やっとオフィスに連絡してもらうことができ、
電話エリンパが出た時には
もうリアンマのおでこは
汗と脂でギトギト状態ですわ。

それからすっ飛んで来てくれたエリンパに
車で送ってもらい、家に戻って来たのは
普段の晩御飯の時間をとっくに過ぎた頃でした…。


やっぱりアレですね。
子どもに偉そうにお説教なんて、
リアンマには100年早いわね。


こんな事ばっかりやってしまうおバカな母親、
きっとあんまり存在しないと思いますけど。


極薄ファッションで家の中をウロウロしていた理由はね、
キッチンにエアコンが無くて、
ご飯を作る時が灼熱地獄だからだったんです。


ちゃんと理由があったことだけはどうかご理解いただきたい。


そんなある日のおバカな思い出話でした。


みなさん、出かける時は忘れずに…


ではでは。







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