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三代目魚武 濱田成夫

 駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない

 君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が3日でぬいてやるぜ

 世界が終わっても気にすんな俺の店はあいている

 俺は地球が止まってみえるぜ

 おまえがこの世に5人いたとしても5人とも俺様の女にしてみせる

 はい。以上は、三代目魚武・・・(長いって・・・)さんの詩集の
 タイトルです。うん、インパクトありますね、すごいですね。
 最初の「駅の名前を・・・」を見つけたのは某書店。
 もうずい分前のことです。角川文庫の白い表紙、白い背表紙に
 このタイトル。私も何やらテレビで丸の内線だか、東海道線だか
 駅名をズラズラ並べたてる、ちょっとカシコそうなガキンコ(大体、男子)
 を見るたび、へぇ〜〜・・・と感心しながらも、だから?と心で
 フン!と思っていましたので、あら〜一緒だわ、と手にしたのでした。
 
 詩集を読んで笑ったのは初めてでした。
 おいおい・・・となるし、コラコラ・・・となるし
 自分大好き!の魚武さんですが、昨今はびこる何の根拠もないのに
 自信満々の若者とはちょっと違うなぁ・・・と。(今は40代後半ですが
 出版当時は20代後半かな)

 かなり好きです。君とやりたい、だけを6ページと2行に書く詩人。
 スゴイ・・・いっぱい紹介したい詩があるのですが。

 言葉

 言いたいことを 言うために
 言葉はあるんだぜ
 言葉を使うとうそになる じゃなくて
 君がうそを言っているから
 言葉がうそになるんだぜ
 いつのまにか
 君が言葉の使い方をまちがってしまっているんじゃないのかい
 自分が信じるなら
 他人にどう思われようと
 言いたいことを言えばいいじゃないか
 自分の信じた道を行こうぜ
 言葉にたよらないってことは
 ほんとうに言いたいことを
 言葉にすることじゃないだろうか
 言葉にする勇気を持つことなんじゃないだろうか
 

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