2010年07月02日
コブタの気持ちもわかってよ
もう10年以上前に買った本です。
「コブタの気持ちもわかってよ」 小泉吉宏さんの本です。
小泉さんには「ブッタとシッタカブッタ」というベストセラー本があるので
ご存知の方も多いと思います。
とてもほのぼのとした絵ですよね。
本を買えば、必ず間に感想を書いて送ってください、という葉書が
入ってますよね。後にも先にも私が送ったのはこの本だけ。
しかも後日、出版社から電話があって、新聞に掲載してもいいですか?
とのこと。ほら、よくあるでしょ。本の宣伝のところに、
大阪、○○歳主婦とあって一言感想みたいなのが並んでるの。
あれです、あれ。 んであれって掲載されると図書券が頂けるんですね〜♪
自分が書いたものがお金になった唯一の経験です。(500円でしたが)
ま、そんなことはいいのですが、この本ね・・・
本当に泣けるんです。そんな泣かせる本ではないのですが
このコブタちゃんの情けなくて、ノロマちゃんで・・・ってところが・・・
実はわたくし、結構な子沢山( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
子沢山になるには二通りの性格があるなぁ、と思います。
一つは、なんでもテキパキ、そんな時間がどこにあるの、って
びっくりするくらい、家事その他の処理能力に長けてる、
もう一つは、なんとかなるわよね〜〜って物事を深く考えない。
いきあたりばったり、というやつ。
私がどちらかは言うもでもないと思いますが・・・
ま、そんなこともどうでもいいのですが
男子が一人だけおります。この男子がビックリするくらいの
おバカちゃんだったのですねぇ、実に・・・
そのおバカちゃんぶりを書いていくと、とてもとても大変で
泣けてくるので割愛させていただきますが。
ま、成長の早い女子に囲まれてオクテの男子・・・以上に
オクテであったのです。 いろんな経験をさせてもらいましたとも。
通信簿に「1」というのが本当にあるんだ!と知ったのも彼の
おかげであります。ちょっと感動すらしました。しかも算数・・・ 九九はちゃんと教えたはずですが
意味がわからなければ使いようがないのですね。当たり前のことですが。
カレンダーの見方というものも教わらなければわからないものなんだ、
ということも知りました。私自身、教わった記憶もなければ彼の姉達にも
妹にも教えた記憶はないのですが・・・
そう、この本のコブタはまるで彼のことじゃないか!!と感動し、そして
母として、心から反省したのでした。バカでもいいんだ、キミは
とっても優しい子だってことはこの母が一番知ってるからね、と
読んだ時だけ、もう叱るのはやめよう、と涙ながらに思うのでした。
只今、子育て真っ最中の小さいお子さんをお持ちのお母様方、
(特に、ちょっとドンクサイ子をお持ちの方)ぜひ、この本を!!!
かつて算数「1」だった彼の名誉のために付け加えるならば
今彼はなんと大学生!ちゃんと普通です。(贔屓目に見てネ^^;)
私の知らないこともたくさん知ってて感動すらします。
英検2級だって合格しました。小学校の間、ドアホでもわからないもんです。
ドアホをお持ちの方も決して悲観なさらないように・・・
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