2010年05月28日
古本屋さん
本は好きだけど、古本は(ユースドって今は言うのね)ちょっと苦手、と
いう方もいますね。気持ちはわからなくもないですが、私は古本屋さんで
本を買うのがダイスキです。読みたかった本、好きな作家さんの本が
とてもお安く買えたら単純にすっごくうれしいです。
でも今は本当に町の古本屋さんがドンドン姿を消していってます。
私が知る限りでも一体何軒消えたでしょう・・・
ブック・オフががんばってくれているのは有難いことですが、その
お店お店の持ち味と言いますか、好みといいますか、そう個性ですね、
それが味わえないのは、ちょっと寂しいです。
町の古本屋さんはお客さんがたくさんいるわけでなし、少々足を
踏み入れにくい頃もありましたが、今では始めてのお店でもフラリと
ためらいなく入れるようになりました。年の功ですね。
古本屋さんでみつけた本は、まさしく一期一会、これ!と思ったら
即買いしないと後悔すること多しです。何度か悔しい思いをしたので
予定額をオーバーしても、この本と二度と出会えないかもしれない、
それでもいいの? 今よ、今しかない!とブツブツ心で自分に言い訳
しながら買うのです。
大体において、読むより買うのが好きなんですね。
(これが大問題なのですが)
そして戦利品を抱えて喫茶店に入り、1冊1冊手にして目次を見たり
さわりを読んだり、後ろの解説を読んだり・・・
あ〜〜〜〜、シアワセだ〜〜〜!この時が一番至福の時かもしれません。
パラパラとめくっていたら、間にレシート発見。
前の持ち主さんが買った時のもの。遠い町の本屋さんの名前が・・・・
ロマンだ・・・・
喜国雅彦さんの「本棚探偵の冒険」というエッセイはすごいです。
古本に対する思い入れ、執念、古書マニアの実態などにアゼンと
します。そこまでするか〜!のツッコミを是非どうぞ!
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