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色の名前


先日は、「雨の名前」という本をご紹介しました。
今回は、「色の名前」です。
出版社は違うのですが、本のつくりは似ています。
写真がい〜〜っぱい!
でも、写真だけでいうなら、雨の名前の方がいいと思います。
文章もね。
だけど、これってこんな色なのね、って写真はありがたい!
想像はつくと思いますが色の名前って、
そりゃい〜〜〜っぱいありますよ。
横文字あり、漢字あり・・・
文字だけではまぁ〜ったく想像もつかないのが多いです。
だから楽しいです♪

植物や動物からとった色もたくさんですが
たとえば、朱鷺色(鴇色、時色とも書きます)
トキが飛ぶときに見せる風切羽に似たピンクで女性の和服に
よく用いられる色なんだそうですが、トキは絶滅よね(日本産はね)
するとこの色名もなくなってしまうのでしょうね。

本当の色は・・・というと、いろんな条件で変わるので
その時どきにその人が冷静に見つめて感じられる色以外に
ないのですね。そして覚え込んだ色はそのまま脳の中で保存されているのでは
なく、記憶の中で変容されるそうです。より鮮やかに、より明るく
またより暗く記憶されるのが常なんだって。
名前によってもイメージは変わります。
雪白、漆黒、ロイヤル・ブルー・・・なんてね。

はい、では、「鶸色」「鳥の子色」「トープ」ピュース」
「練色」「はねず色」「木賊色」「一斤染」「クリムスン」
さて、どんな色だと思いますか?

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