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まゆみちゃんとyoko

 どなたにも今までの人生で影響を受けた、と思える人は何人かいることでしょう。
 良きにつけ、悪しきにつけ。
 私の読書体験の中で影響を受けたな、と思うのはタイトルにある、まゆみちゃんと
 yokoです。

 まゆみちゃんは中学の時の友達。
 仲良くなって、彼女は文化委員をしていたので、図書館の当番に当たる日が
 ありました。ソフトテニス部に所属していた私は、放課後はラケットを
 振り回していたので、図書館に行くことなんてありませんでした。
 でも、雨だったのか、なんだったのかある日、まゆみちゃんの当番の日に
 着いていきました。 そこで彼女は結構な読書家さんだったことを初めて
 知ったのでした。帰るまでの時間、図書館の棚をブラブラ見て歩きました。
 その間にも数人、本を借りに来る生徒さんがいました。
 へぇ〜〜、割といるんだなぁ、と新鮮な驚きでした。
 よし!私も何か読もう、と決めて世界文学全集・・・
 というほどのもではなかったですが、外国作家の棚の端から、と決めました。
 さぁ、結局何冊読んだかは忘れましたが、「秘密の花園」があったのだけは
 覚えています。 まゆみちゃんに図書館の楽しさと、女の子でも
 「週刊ベースボール」を買うんだ・・・ということを教えてもらいました。

 高校生になって知り合ったyokoはオトナでした。(自分に比べてね)
 あの頃、星新一、遠藤周作(狐狸庵先生ものね)、北杜夫(どくとるマンボウものね)
 などが愛読書だった私に対し、高橋たかこ、円地文子、倉橋由美子とか
 ぜ〜〜んぜん知らなくて難しそうで、てか高校生の女子が読んでもいいの?
 なんて落合恵子さんの、スプーン1杯のしあわせに胸をキュンとさせながら
 思ったものでした。
 でも彼女の薦めで今まで未知だった世界に足を踏み入れました、って
 そんな大そうなことでもないですが、読書の方向が大きく変わったのは
 確かでした。背伸びしたい年頃ですしね〜〜
 彼女に大学生の彼ができた時、彼女のどこを好きになったのかと
 聞くと、喫茶店で待ち合わせした時、新聞を読みながら
 待っていたところ、という返事でした。 多分私の周りは、?????マークが
 飛び交っていたことだったと思いますが、今思うと彼女の本質を実によく
 突いていたんですねぇ・・・

 彼女達は今、どんな本を読んでいるんだろうか・・・

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