2009年12月22日
大人のための文章教室
清水義範さんの著書はとても多いです。 そして私が読んだ限り、
どれもおもしろかったです。その中でこの 「大人のための・・・」は
こうやって私たちのようにブログを書いたり、ネット上で何らかの形で
文章を発信するいわゆる一般人、文章の素人には大変参考になるし、
また耳イタイ本でもあります。 イタイけれどもおもしろい、素直に納得できる、
と思いますので一読を薦めるしだいです。
人は文章を書くときに無意識のうちにかもしれないが、よくわかるなぁ、と
言われたいと願っており、同時にうまいなぁ、と言われたい望みももっているのだ。
ところが普通に考えるとこの二つの願望が二つ同時にかなうというのは
非常にむずかしいことなのだ。つまりわかりやすく書きすぎるとあまり利口そうには
見えず、利口そうに書きすぎると、名文なんだろうな、とは思うものの、
よくわからない文章になることが多い。(文中より)
なるほど〜〜〜、と思うでしょ。
品格のある文章を書く人というのは、人間性に品格があるのだと思う。
知性があり、人柄に嫌味なところがなく、利口ぶろうとすることもなく
純粋に感動できるという人が素直に文章を書くと、そこには品格が
にじみ出るのだ。(文中より)
ガ〜〜〜ン・・・耳がイタイでしょ、コワイでしょ。
文章を書くからって、堅くなって構えてしまうことはない。人間は自己表現を
することが好きで、うまくそれができれば気分がいいのである。
読み手をちょっと意識して大いに楽しんで、たくさん書くのが文章の上達法
だと私は思っている。(文中より)
はい。よかったですね、安心しましたね。そういうことで皆さん、ドンドン
書きましょうね。
清水さんの本はゲラゲラ笑えるのもたくさんありますので
また今度・・・
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