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モモへの懺悔 その7

月日は流れます。
日常とは有難くとも残酷とも・・・でも淡々と・・・
月に2〜3度の逢瀬は3年ほど続いたでしょうか。
冬にはおじいさんの家の戸も閉まっており、私の声が届かないことも。
私たちは、少しずつ、少しずつ、でも確実に距離があいていきました。
たまに会えても、以前ほどの蜜月のような時間は短くなりました。
もうお互いに、身を引き裂かれるような別れの時もなくなりました。
寂しく思いましたが、それはお互いのためにもいいことだ、と。
こういうのを詭弁、と言うのでしょうか。

そして、にゃんちゅうが・・・
若いお嬢さんが、始めは預かって欲しいと連れてきました。
その時、にゃんちゅう1年未満のそれはそれは愛くるしいチビねこ!
かわいいブルーの服を着て、首には鈴を^^

久しぶりのネコのいる生活。
やっぱいいよねぇ〜 てかネコでもこんなに性格が違うもんなんだなぁ〜と。
おとなしい、控えめ、人なつっこい!
にゃんちゅうは愛称で実は、おやつという本名があります。
でも誰も「おやつ!」とは呼ばないんですね、にゃんちゅ〜!です。

ありがと〜!んじゃ帰ります!と、にゃんちゅ〜が連れられて帰ります。
さみし・・・
何度かそんなことがあったあと、もしかして・・・という私の予感は的中。
彼と半同棲だったお嬢さん、彼と別れることに・・・
ごめん!お願い!にゃんちゅ〜を飼ってください!
あかん!ここはペット禁止です!そのために私は泣く泣くモモを手放したのに!
でも・・・口とは裏腹に・・・
憎らしいお嬢さんはちゃっかり見抜いていたのね、断りきれないって。
かくして、にゃんちゅ〜は我が家に。

そして、モモは私から違うネコの匂いを嗅ぎ取ったのです。
いつになく、手から履き物から、執拗にクンクンするモモ・・・
罪悪感でいっぱいになりました。

ごめん、モモ・・・

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