2019年12月26日
ゲルシュテンズ ズッペ スイスの郷土スープ
今日は12月26日、クリスマスの次の日はお店はほとんど閉まっております。
スイスは今日までRuhetag、静かに過ごす日です。
多くの会社はクリスマスイブから1月1日までは休暇となります。(うちの旦那は明日から会社に出てるみたいですけど、オフィスが静かなので、仕事が捗るらしいです。)
レストランは開いているところも出てくるので、今日はうちは近所のラーメン屋さんへお昼ご飯を食べに行く予定です。
さて、昨日の昼食に戻りますが、一昨日の夕ご飯、ブイヨンベースのミートフォンデュ食事後のスープ地を使って、昨日は『ゲルシュテンズ ズッペ』という大麦のスープをおじいちゃん(義父)が作ってくれました。
正確には『ビュンドナー ゲルシュテンズ ズッペ』と呼ばれ、グラウビュンデン州の伝統的なスープです。
グラウビュンデン州は、スイスの中で唯一ロマンシュ語(イタリア語とドイツ語と三各語)を話す州です。
スイスの南東部に位置しており、リヒテンシュタイン公国・オーストリア・イタリアの3つの国と隣接している、スイスでは最大の州(カントン)です。山々に囲まれた大自然の中で育まれた史跡や特色的な文化や伝統を保持し続けている、スイスの原点とも言える州なのです。
さて、前置きはこの辺にして、いつものごとくレシピをお伝えします。
実はうちの義父のゲルシュエンズ ズッペは本当に美味しくて、他のレストランで食べるよりおじいちゃんとこで食べようとなるほどです。うちの息子くんが大好きで毎回4〜5回お替りします。あんまり好きなんで、おじいちゃんが作ってもたせてくれて、これに水を入れて炊くんだよと言われた通りにしてるのに、水加減が悪いのか、炊き方が悪いのか、はたまた私の料理が下手なのか、なぜか同じようにはいかないのです。
そんな私がレシピをここに上げても説得力ないですよね。でも、ご心配なく。これはスイスの今は亡き義母からもらったレシピブックからのコピーです。笑
バター 大さじ 1
玉ねぎ みじん切り
長ネギ 2分の1本をストライプに小さく刻む。
人参 150g キューブ状に小さく切る。
セロリ 150g キューブ状に小さく切る。
ビュンドナーフライシュ 50g 小さく切る。
丸大麦 80g
ベーコン 2枚
生クリーム 2dl
月桂樹 2枚
クローブ 2個
子牛の足 1個
エゾネギ(チャイブ) 大さじ3
水(お肉のブイヨン) 1.5リットル
***ちなみにうちの義父はビュンドナーフライシュも生クリーム、月桂樹やクローブも入れません。田舎のおじいちゃんなんで、余計なものは入れないかも。だから、日本の食材にこのお肉がなくても、味はとてもいいです。代わりにベーコンなどを入れればいいですよ。子牛の足の代わりに、うちの義父は普通の骨つき牛肉をほんの少し入れていたかも。今回はミートフォンデュのスープの中にしっかりお肉の味が沁みているので、肉はなし。***
ビュンドナーフライシュはマリネ液に長時間漬け込んで、牛肉の塊を乾燥させて作ったドライビーフで、この地方では昔から保存食として食べられたものの一つです。写真下
@ ネギを縦に半分に分けて洗い、細かく切る。にんじんとセロリの皮をむき、キューブ形に切る。 ビュンドナーフライシュを立方体に切ります。タマネギの皮をむき、半分にし、それぞれに月桂樹の葉とクローブを1つずつ入れます。
A 大きな鍋でバターを温めます。ニラ、にんじん、セロリ、ブンダーフライシュを約5分間蒸します。転がされた大麦を加え、軽く蒸します。カットオニオンと子牛の足を追加します。
B お肉のブイヨンを入れた水をAに入れて沸騰させ、熱を弱め、蓋をして弱火で約2時間煮る。玉ねぎと子牛の足を取り除きます。
C クリームを加えて混ぜ、温めたらできあがり。チャイブを細かく刻み、食べる直前にスープにかけます。
(義父はクリームなしか、ほんの少しだけ)
以上です。
要は、野菜と丸大麦をブイヨンベースで煮るだけの簡単料理なんですよ。あとはセンスかな。
スイスの冬の味を一度お試しあれ〜。
スイスは今日までRuhetag、静かに過ごす日です。
多くの会社はクリスマスイブから1月1日までは休暇となります。(うちの旦那は明日から会社に出てるみたいですけど、オフィスが静かなので、仕事が捗るらしいです。)
レストランは開いているところも出てくるので、今日はうちは近所のラーメン屋さんへお昼ご飯を食べに行く予定です。
さて、昨日の昼食に戻りますが、一昨日の夕ご飯、ブイヨンベースのミートフォンデュ食事後のスープ地を使って、昨日は『ゲルシュテンズ ズッペ』という大麦のスープをおじいちゃん(義父)が作ってくれました。
正確には『ビュンドナー ゲルシュテンズ ズッペ』と呼ばれ、グラウビュンデン州の伝統的なスープです。
グラウビュンデン州は、スイスの中で唯一ロマンシュ語(イタリア語とドイツ語と三各語)を話す州です。
スイスの南東部に位置しており、リヒテンシュタイン公国・オーストリア・イタリアの3つの国と隣接している、スイスでは最大の州(カントン)です。山々に囲まれた大自然の中で育まれた史跡や特色的な文化や伝統を保持し続けている、スイスの原点とも言える州なのです。
さて、前置きはこの辺にして、いつものごとくレシピをお伝えします。
実はうちの義父のゲルシュエンズ ズッペは本当に美味しくて、他のレストランで食べるよりおじいちゃんとこで食べようとなるほどです。うちの息子くんが大好きで毎回4〜5回お替りします。あんまり好きなんで、おじいちゃんが作ってもたせてくれて、これに水を入れて炊くんだよと言われた通りにしてるのに、水加減が悪いのか、炊き方が悪いのか、はたまた私の料理が下手なのか、なぜか同じようにはいかないのです。
そんな私がレシピをここに上げても説得力ないですよね。でも、ご心配なく。これはスイスの今は亡き義母からもらったレシピブックからのコピーです。笑
バター 大さじ 1
玉ねぎ みじん切り
長ネギ 2分の1本をストライプに小さく刻む。
人参 150g キューブ状に小さく切る。
セロリ 150g キューブ状に小さく切る。
ビュンドナーフライシュ 50g 小さく切る。
丸大麦 80g
ベーコン 2枚
生クリーム 2dl
月桂樹 2枚
クローブ 2個
子牛の足 1個
エゾネギ(チャイブ) 大さじ3
水(お肉のブイヨン) 1.5リットル
***ちなみにうちの義父はビュンドナーフライシュも生クリーム、月桂樹やクローブも入れません。田舎のおじいちゃんなんで、余計なものは入れないかも。だから、日本の食材にこのお肉がなくても、味はとてもいいです。代わりにベーコンなどを入れればいいですよ。子牛の足の代わりに、うちの義父は普通の骨つき牛肉をほんの少し入れていたかも。今回はミートフォンデュのスープの中にしっかりお肉の味が沁みているので、肉はなし。***
ビュンドナーフライシュはマリネ液に長時間漬け込んで、牛肉の塊を乾燥させて作ったドライビーフで、この地方では昔から保存食として食べられたものの一つです。写真下
@ ネギを縦に半分に分けて洗い、細かく切る。にんじんとセロリの皮をむき、キューブ形に切る。 ビュンドナーフライシュを立方体に切ります。タマネギの皮をむき、半分にし、それぞれに月桂樹の葉とクローブを1つずつ入れます。
A 大きな鍋でバターを温めます。ニラ、にんじん、セロリ、ブンダーフライシュを約5分間蒸します。転がされた大麦を加え、軽く蒸します。カットオニオンと子牛の足を追加します。
B お肉のブイヨンを入れた水をAに入れて沸騰させ、熱を弱め、蓋をして弱火で約2時間煮る。玉ねぎと子牛の足を取り除きます。
C クリームを加えて混ぜ、温めたらできあがり。チャイブを細かく刻み、食べる直前にスープにかけます。
(義父はクリームなしか、ほんの少しだけ)
以上です。
要は、野菜と丸大麦をブイヨンベースで煮るだけの簡単料理なんですよ。あとはセンスかな。
スイスの冬の味を一度お試しあれ〜。
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