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2014年12月21日

機長の事情わからんでもないが。エアドウ事業改善命令

◆なぜ、警報装置が鳴った操縦をした副操縦士を操縦士にしたのか。

 昨日の会見を読むと、なるほど、わかったことがあった。
 つまり、副操縦士は、他の会社の操縦士として経験を積んだベテランで、エアドウには、転職してきた、ということなのだ。

 年齢は57歳。試験の時の機長は61歳で、いずれも飛行時間は長い。

 問題の9月11日、天候は悪かった。風も強かった。その中で、試験を受けていた57歳副操縦士は、何らかの判断で速度を落とさなかったか、落とせなかったのではないか。


 若い副操縦士なら、もう一度、ということになるだろうが、この時の相手は、他社から来た(あるいは、引き抜いた)  ベテランだった。

 最も、この57歳元機長が、どんな機種に搭乗していたのかは、分からないが、それなりの技量はあったのだろう。昨日、僕は、「未熟な技量」と断定してしまったが、そうではない理由がほかにあったのかもしれない。

 767ー300は、国内中距離旅客機の主力機種だ。
 ハイテク機能が、随所にあり、実は、人間が何もしなくても着陸できる。

250px-AeroMexico_Boeing_767-3Q8ER_cockpit.jpg 

<767ー300のコクピット=ウキペディアから>

 だが、事故は、こうしたハイテク機能の故障というより、人的な過ちで起きる可能性の方がぐっと高い。
 着陸やり直しも、天候のせいなら仕方ない。
 
 おそらく、いろいろな原因によって、着陸やり直しになるのは、よくあることだ。
 怖いのは、この事実を、飛行データなどで検証したにも関わらず、社内で口をつぐもうとしたことだ。

 国交省へ寄せられた情報によって、この事実が明らかになった。
 通報した(あるいはタレコんだ)人は、社内で相当、危機感を持った人だったに違いない。

 安全とは、そうした人たちに支えられている。
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