2015年01月08日
めぐり逢い
めぐり逢い
200万の多重債務者だった。俺
当時、付き合っていた彼女の事が
本気で好きだった。
好きになればなるほど、借金の事は言い出せず、
借金の事は言わずに、自分から別れを告げた。
本当に辛かった。
めぐり逢った彼女をすてたんだ。
それからも生活はまさに抜け殻同然だった。
仕事も、TVを見ても、食事をしても、
苦しいとも楽しいとも思えなかった。
こんな無気力な自分に俺は、
人を好きになる資格がないと悟り、
一生、誰とも付き合わない事を決めた。
めぐり逢いをすてた俺はできるだけ女性とは、
親しくせず、常に一歩引いた状態で接していた。
そして、生活レベルを落とし返済に充てた。
1風呂なし共同トイレの文化住宅に移り住み、
ギャンブルはもちろん、酒もタバコも一切絶ち、
一月の食費を一万円以下にまで落とし、
一円でも多く返済に回した。
そして、2年後に借金は完済して、
その2年後には200万の貯金をする事が出来た。
彼女との別れから4年たっても、
まだ彼女の事が本気で好きだった。
今頃彼氏がいて楽しい日々を過ごしているかな?
もしかしたら結婚して子供もいるかもしれない…
幸せになってくれてたらそれでいい、そう思うと、
昔の己の愚かさに涙が流れてくる日々だった。
神様は俺を見捨てていなかった。
再び彼女とめぐり逢ったのだ。
ある時、たまたま仕事でとある喫茶店に入ると、
別れた彼女が友達らしき人(女性)と食事をしていた。
本当は、入った瞬間に気が付いたが、
気が付かないフリをして、少し離れた席に座った。
「気づかれて笑われたくない」、
「頼む気付いてくれ」
交錯する2つの思い。
しかし、あまり大きな店でないので、
彼女も気が付いたらしく、
こっちを見て友達となにか話をしていた。
俺の借金の事を話のタネにしているんだろうな。
当然の事だ。。。と思っていた。
でも、ちょっとしたら、その友達が
彼女を残して店を出て行った。
そして、少し迷ってはいたが、
俺の席の前までやってきて
「すみません・・・・」って声をかけてきた。
涙がでるほどうれしかった・
再び、彼女の声が聞けただけでも
今まで頑張ってきた事が報われたと思った。
俺は冷静を装って「久しぶりだね」って・・
心の中では大泣きしてるのに・・・
そして、別れてからの事をいろいろ話した。
酒とタバコをやめたこと・・・ちゃんとした仕事に付いて、
しっかりと働いている事・・・
まだ、あれから誰とも付き合っていない事・・・
付き合っていた時に多額の借金があった事も、
できるだけ明るく話をした。
女は、実は俺に借金があった事を知っていた。
当時は、俺はフリーターで、
月に17万ほどは給料を稼いでいたが、
全くお金を使っている様子も無いのにお金がたまらない、
毎月10万近くが消えている。(本当にクズだった。)
誰でもわかるよぉ〜って言って笑っていた。
俺が別れ話をした時に、辛かったけど、
何も言わなかったのは、
そういう事を知っていたからだと。
(ショックだった、自分が情けなくなった)
自分の悩みを一言も言わずに、迷惑をかけないように
自分から身を引いた俺に少し
感心したとも言ってくれた。
(俺みたいな奴にどうしてそこまでしてきれるの?)
出来るだけ明るく振舞っていたが
、その時点で大泣きしてしまった。
生活を切り詰め、現在、
借金は全額返済した事を告げ、本気であやまった。
そして、彼女自身も、俺と別れた後は
誰とも付き合っていなかったらしい事がわかり、
後日、再び彼女に「付き合ってください。」と告白した。
よりを戻してから、しばらくして貯金が200万あることを言うと
「よくがんばったね!」って笑顔で言ってくれた。
あなたが希望を見捨てても希望はあなたを見捨てません。
こんな言葉を思い出した。
借金を返し続けた俺を神様(希望)は見捨てなかったんだ。
200万の多重債務者だった。俺
当時、付き合っていた彼女の事が
本気で好きだった。
好きになればなるほど、借金の事は言い出せず、
借金の事は言わずに、自分から別れを告げた。
本当に辛かった。
めぐり逢った彼女をすてたんだ。
それからも生活はまさに抜け殻同然だった。
仕事も、TVを見ても、食事をしても、
苦しいとも楽しいとも思えなかった。
こんな無気力な自分に俺は、
人を好きになる資格がないと悟り、
一生、誰とも付き合わない事を決めた。
めぐり逢いをすてた俺はできるだけ女性とは、
親しくせず、常に一歩引いた状態で接していた。
そして、生活レベルを落とし返済に充てた。
1風呂なし共同トイレの文化住宅に移り住み、
ギャンブルはもちろん、酒もタバコも一切絶ち、
一月の食費を一万円以下にまで落とし、
一円でも多く返済に回した。
そして、2年後に借金は完済して、
その2年後には200万の貯金をする事が出来た。
彼女との別れから4年たっても、
まだ彼女の事が本気で好きだった。
今頃彼氏がいて楽しい日々を過ごしているかな?
もしかしたら結婚して子供もいるかもしれない…
幸せになってくれてたらそれでいい、そう思うと、
昔の己の愚かさに涙が流れてくる日々だった。
神様は俺を見捨てていなかった。
再び彼女とめぐり逢ったのだ。
ある時、たまたま仕事でとある喫茶店に入ると、
別れた彼女が友達らしき人(女性)と食事をしていた。
本当は、入った瞬間に気が付いたが、
気が付かないフリをして、少し離れた席に座った。
「気づかれて笑われたくない」、
「頼む気付いてくれ」
交錯する2つの思い。
しかし、あまり大きな店でないので、
彼女も気が付いたらしく、
こっちを見て友達となにか話をしていた。
俺の借金の事を話のタネにしているんだろうな。
当然の事だ。。。と思っていた。
でも、ちょっとしたら、その友達が
彼女を残して店を出て行った。
そして、少し迷ってはいたが、
俺の席の前までやってきて
「すみません・・・・」って声をかけてきた。
涙がでるほどうれしかった・
再び、彼女の声が聞けただけでも
今まで頑張ってきた事が報われたと思った。
俺は冷静を装って「久しぶりだね」って・・
心の中では大泣きしてるのに・・・
そして、別れてからの事をいろいろ話した。
酒とタバコをやめたこと・・・ちゃんとした仕事に付いて、
しっかりと働いている事・・・
まだ、あれから誰とも付き合っていない事・・・
付き合っていた時に多額の借金があった事も、
できるだけ明るく話をした。
女は、実は俺に借金があった事を知っていた。
当時は、俺はフリーターで、
月に17万ほどは給料を稼いでいたが、
全くお金を使っている様子も無いのにお金がたまらない、
毎月10万近くが消えている。(本当にクズだった。)
誰でもわかるよぉ〜って言って笑っていた。
俺が別れ話をした時に、辛かったけど、
何も言わなかったのは、
そういう事を知っていたからだと。
(ショックだった、自分が情けなくなった)
自分の悩みを一言も言わずに、迷惑をかけないように
自分から身を引いた俺に少し
感心したとも言ってくれた。
(俺みたいな奴にどうしてそこまでしてきれるの?)
出来るだけ明るく振舞っていたが
、その時点で大泣きしてしまった。
生活を切り詰め、現在、
借金は全額返済した事を告げ、本気であやまった。
そして、彼女自身も、俺と別れた後は
誰とも付き合っていなかったらしい事がわかり、
後日、再び彼女に「付き合ってください。」と告白した。
よりを戻してから、しばらくして貯金が200万あることを言うと
「よくがんばったね!」って笑顔で言ってくれた。
あなたが希望を見捨てても希望はあなたを見捨てません。
こんな言葉を思い出した。
借金を返し続けた俺を神様(希望)は見捨てなかったんだ。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3147888
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック