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2015年08月31日
発達障害add/adhdのための仕事術
ADHD者は仕事について悩むことが多い
っていうか、絶対悩むでしょ。
なぜならADHD者は仕事をする上で、その性質から失敗してしまうことが多々あるのだ。
僕の場合は「計画通りに仕事をすすめられない」「やらなければならない仕事を忘れてしまう」「空気がよめない」「確認不足(意識レベルが低くて問題に気づけない)から、ミスをしてしまう」「寝坊する」「時間に遅れてしまう」「何かをしても、いつも中途半端」などなど、仕事できない人の特徴のオンパレードです。笑
幼少の頃からいっつも怒られてました。
学生時代も、アルバイトをしても、就職しても怒られてました。
失敗しない方法を知ればいい
でも、失敗するたびに、なぜ失敗してしまったのか、どうすれば次に失敗しないのか、考えてきました。
そして、1つずつ仕事の失敗を減らしていきました。
今は、一部上場企業で営業やっているので、「なんとか人並みに働いてます!」と言っても、怒られないかなと思っています。笑
このブログではその方法をお伝えしていきます
もちろん、失敗してしまうこともまだまだありますが、それなりに自己管理ができているのかなと思います。
そんな僕が実践している仕事術を皆さんにお伝えしていくことがこのブログのテーマです!
このページには色々な仕事術の目次的なページにできればと思っておりますので、随時更新していきたいなと思っております。
メモをとる
ADHDはもう、どうにも忘れっぽいんです!
「あれ、そんなこと言ってましたっけ?」なんてのは日常茶飯事です。
メモ帳はADHDの人には書かせません。
物忘れが多いこともそうですし、物事を順序立てて考えるのにも重宝します。
メモ帳はできるだけ派手な表紙で大きいモノを一つだけ使ってください。
派手で大きい理由は無くしてしまう、忘れてしまうからです。
また、ADHDはかばんの中のモノを見つけるのも苦手です。
仕事のことも、プライベートのことも一切合財をこのメモ帳に書いてください。
ちょっとしたことも、付箋や、紙切れでなくこのメモ帳に。
付箋や紙切れに書いたものは絶対にADHDは失くします!断言します!笑
また、複数のメモ帳を使い分けるのはADHDには無理です。何をどこに書いてるか分からなくなります。
咄嗟にメモを書くときに、必要なメモをパッと出すのはなかなか難しいです。
でも、咄嗟にメモ出来ないと、ADHDは端から忘れていってしまいます。笑
一元管理を徹底してください。
以前、ADHDにオススメのメモ帳について書いた記事もよかったらご覧になってください。
ADHDはとりあえずEvernoteを使いなさい
カレンダーを使う
これもADHDの仕事術を語る上で欠かせないアイテムです。
ポイントはやはり、できるだけ派手な表紙で大きいモノを一つだけ使うことです。
仕事の約束、やらなければいけないコトの締め切り、ゴミ出しの日、友達の誕生日、支払いの期日どんな些細な予定も書き込んでください。
一元管理がキモです。
ToDoリストを使う
ToDoリストはやることリストですね。
コレは紙のメモ帳を使っているのならその中に、ToDoリストのページを作ってください。
スマホアプリなどでメモを取るのなら、同じくスマホアプリのものがいいでしょう。
ちなみに僕は外出するときは財布とスマホとタバコしか持ちません。
ToDoリストも日常のタスクと仕事のタスクを同じもので管理してください。
カレンダーにも色々なタスクの締め切りを書いているハズですが、このToDoリストにも漏れ無く転記してください。
ToDoリストで優先順位を確認するために使います。
タスクは期日と、重要性の2つの観点から以下の3つに分けます。
【A】短期間(今日、明日中)に終わらせなければならないもの。重要度の高いタスク。
【B】長期的に終わらせるタスク。重要度の低いタスク。
【C】期日がなく、A、Bのタスクよりも重要度の低いタスク。
A→B→Cの順にタスクを進めます。AタスクがあるうちはBに着手はしません。A、BのタスクがあるうちはCのタスクには着手しません。
モノの置き場を決める
ADHD者はモノを失くします。
モノをどこに置いたかいつも分からなくなります。
なので、大事なものは全て置き場を決めてください。
この場所以外に置いてしまったことに気づいたら直ちにそのモノがあるべき場所へ戻してください。
普段自分が使うスペースではモノの置き場を全て決めてください。
玄関に鍵入れや、寝室に入れ物を用意して財布、ケータイを入れます。
会社でも同じようにお客様ごとの書類入れ、提出しなければいけない書類入れ、長期保管しなければいけない書類入れ等を用意しましょう。
タイマーを使う
ADHD者は長時間集中を持続させることが困難です。
もうコレは諦めてください。笑
集中を持続できるように訓練する方法もあるんですが、僕は集中できる時間しっかり集中して、適期的に休憩を入れることにしています。
タイマーで時間を決めて、その間は別のコトを絶対しないようにしてください。
もし、何か思いついてしまったら、その内容をメモに書いて、後でそれについて考えるようにしてください。
そして、自分の集中が持続できる時間を把握してください。
僕の場合は超絶短くて7分です。笑
それ以上は集中が持続しなくて、疲れが溜まります。
7分集中して、1分休むサイクルです。
リマインダーを使う
ADHD者の仕事術を色々書いてきましたが、これらをパッと習慣化出来ないのがADHD者でもあります。
そこで、リマインダーを使います。上記の仕事術を定期的にリマインドできるよう設定してください。
リマインダーアプリを使うのもいいですし、スマートフォンのアラームをリマインドしたいタイトルで設定する方法でもいいでしょう。
僕の場合は日中は30分おきに
「カレンダー使ってます??(*゚∀゚)」
「メモとろうZE☆」
とiPhoneに出てくるようアラーム設定してます。
ちょっとイラッとしますが、なかなか効果的ですよ。笑
まとめ
こうやって書いてみると、ADHDってやっぱり結構大変ですが、ちゃんと対策を立てればそれでも弱点は補えます。
まずは、完ぺきにできなくってもいいです。
とにかく、前向きにトライアンドエラーでADHDの弱点を補っていきましょう。
1つずつできるようにしていきましょう!
2015年08月28日
ADHD者の感謝は、「ありがとナス!」
こんにちは、ゆうです。
『感謝』に対する考え方が周りの人と違うことに気づいた。
ADHD者は感謝という感情が希薄だ。
もちろん感謝しない自分勝手な人間という意味ではない。
ADHD者は人に何かする事を特別な事と思っていない。役に立ちたいから、人に働きかける。
僕らが知ってるのは『喜び』である。
人の役にたち、喜んでもらえるとその事実がADHD者の『喜び』なのだ。
子供の頃から怒られていて、自己評価がADHD者は低いと言われていますが、その分自分が役に立てることは全力でやる。
ただ、僕らも人から何かしてもらったときに、感謝という感情が希薄だとも思う。
というより、もちろんお礼は言うけれど、何かをしてもらった代わりに何かをしようとは頭が働かない。
人に何かをすることはADHD者には特別なことでないからだ。
感じとしては、「ありがとうナス!」くらいの感じ。笑
逆に、誰かに何かをしたときも、「ありがとうナス!」くらいの礼で満足だし、逆にありがた迷惑ならちゃんと言って欲しい。
空気読めないから、ちゃんと言ってくんないとずっとやり続けるし。笑
かくして、僕は「ありがとナス!」のフランクさがものすごく価値観にはまったのであった。笑
『感謝』に対する考え方が周りの人と違うことに気づいた。
ADHD者は感謝という感情が希薄だ。
もちろん感謝しない自分勝手な人間という意味ではない。
ADHD者は人に何かする事を特別な事と思っていない。役に立ちたいから、人に働きかける。
僕らが知ってるのは『喜び』である。
人の役にたち、喜んでもらえるとその事実がADHD者の『喜び』なのだ。
子供の頃から怒られていて、自己評価がADHD者は低いと言われていますが、その分自分が役に立てることは全力でやる。
ただ、僕らも人から何かしてもらったときに、感謝という感情が希薄だとも思う。
というより、もちろんお礼は言うけれど、何かをしてもらった代わりに何かをしようとは頭が働かない。
人に何かをすることはADHD者には特別なことでないからだ。
感じとしては、「ありがとうナス!」くらいの感じ。笑
逆に、誰かに何かをしたときも、「ありがとうナス!」くらいの礼で満足だし、逆にありがた迷惑ならちゃんと言って欲しい。
空気読めないから、ちゃんと言ってくんないとずっとやり続けるし。笑
かくして、僕は「ありがとナス!」のフランクさがものすごく価値観にはまったのであった。笑
2015年08月25日
ADHDはとりあえずEvernoteを使いなさい
ADHDは物忘れが激しいです。
僕も基本的にもうなんにも覚えてないと言っていいくらい物忘れが激しいです。
買い物にいけな買わなければいけないものを忘れます。
お客さんと打ち合わせをすれば、なんて言っていたかを忘れます。
自分の住所が分かりません。
なんなら電話番号も分かりません。
こないだあったあの人の名前が分かりません。
ほしいと思った本なんて、もう二度と思い出すこともありません。
それもこれも今はEvernoteが解決してくれました!
Evernoteってなによ?
PCやスマートホンで使える共有メモアプリケーションとでも言うのでしょうか。
PCではインストールしてもいいし、ブラウザから使ってもいい。
スマホに入れてもいいし。
超自由度の高いメモ帳です。
どこがADHDに向いてるのよ?
「どこでもなんでもメモできる」のがオススメなわけではありません。
「どこでもなんでもメモできて、すぐに探せる」のが僕が愛用している理由です。
紙のメモでも、メモアプリでも、とにかく整理が出来ないから、だいたいメモったら最後、もう二度とお目にかかることはありません。
「あれってどっかにメモしたよなー」なんて、ものすごい大変な思い出いつもメモを探してました。
なにを保存できるのよ?
テキストだけではなく色々なものが保存できちゃうエバーノート。
例えば下記のようなものが保存できますよ。
・テキスト
・画像
・音声(スマホのマイクとかで簡単に録音出来ます!)
・動画、PDF、Excel、Wordなどのファイル(仕事をしているADHD者にはここがめっちゃオススメ)
どう使うのよ?
僕の場合はPC、iPhone、iPadにEvernoteをインストールしています。
・メモとしてはiPhone、iPad
・ファイルの保管にはPC
という感じで使っています。
とにかくメモする
僕は何でもEvernoteにメモしていきます。
EvernoteのiPhoneアプリを入れるとWidgetに登録できます。
こんな感じ
ここからドンドンメモしていきます。
買い物のメモも
友だちに頼まれたタバコの銘柄も
気になった本のタイトルも
とにかくテキスト、画像、音声を使ってどんどんメモ。
その時に画像も音声もできるだけテキストで内容が分かるタイトルかなんかはつけといたほうがいいです。
メモを検索して見る
Evernoteのいいところは高い検索性です。
ノートさえ保存しておけばあとは検索で取り出せます。
整理整頓が苦手なADHDの方にうってつけでしょ?
とにかくメモを放り込んであとで検索。
僕もタグ付けや、フォルダー訳、整理なんて全然してません。
テキストのノートが検索できるなんて当たり前ですが、プレミアム会員ならオフィス文章や各種ファイルの中身の文字まで検索してくれます。
PDFの画像内の文字まで検索できます!
コレやばくないですか?
まとめ
僕は仕事で使う企画書(パソコンのどこにあるか分からなくなる)も気に入ったワインのラベルも後で読みたいウェブページも全部Evernoteに突っ込みます。
これなら後で引っ張り出せるのもそうですが、ADHDは忘れ物がおおいです!
仕事で使う書類なんかもEvernoteにさえ入ってればどこでも取り出せます。
事実、Evernoteからコンビニのプリンターに送ってみたいなことが月に1回くらいはあります。
EvernoteはADHDにバッチリはまるメモアプリです。
無料版でかなりのことが出来ます!
Evernoteを活用して、ADHDの苦手を埋めよう♫
発達障害(ADHD)なんて周りから理解されなくって当然でしょ。
こんにちは。
ゆうです。
ADHDのこと調べていると発達障害が理解されないってことを書かれているのをよく見ます。
確かに僕も理解されていないなって思います。
昔から僕も、職場や家族に「なんでこんなことができないの?」とか、「なんでみんなと同じようにできないの?」とずーっと言われてきました。
とくに家族に言われるのはすごく苦しいことでもあったし、怒りも感じました。
でも、僕自身定型発達者のことを理解出来ない部分があります。
僕らは考えなど成り立ちがまるで違うのです。
普通のことが出来ないのが発達障害
定型発達者が普通にできることがADHDの僕らにはできないのです。
時間をまもれない。
言われたことが覚えていられない。
普通は間違えないようなミスをする。
空気がよめない。
沢山迷惑だってかけてます。
そりゃ、まわりも「なんでだよ」って思っちゃいます。
当然です。
定形発達者を理解できないADHD者
僕らも定型発達者を理解できないことないですか?
僕は普段ボーっとしてますけど、目標が定まるとものすごくせっかちです。
一緒に何かをやっていて「こいつ何とろとろやってんだよ」ってよく定型発達者に対して思います。
筋道に沿ってしか考えられません。
行間が読めないもので、議論しているなかで筋道から外れられると、「こいつ、何話の筋ずらしてんだよ」とか「今その話関係ねーだろ」ってなります。
発達障害者は少数である
そんな風に全く成り立ちが違う人間のなかで、僕らADHDは少数派なのです。
少数派は日本社会では断絶されてしまうのは当たり前といえば当たり前ですよね。
理解されないことに悩んでたってしょうがない
もう、理解されないのはしょうがないと思います。
僕も障害のことを周りの人に知ってもらってサポートしてもらえないかと思ったこともありましたが、周りからしたらそんなの言い訳でしかないんです。
たとえ手助けしてくれたとしても、そんなのは優しさや偽善によるところが大きいと多いますよ。
だって、出来ないことがあるのは事実なんだもん。
発達障害だからこそ、人よりも優れたモノを身につけないといけない
だからこそ、僕らは定形発達者よりも優れた点を作っていかなければならないと思います。
弱点を補いながら、得意なことを伸ばしていく。
人に「仕方ないね」なんて言われたいですか?
僕は嫌です。
テレビ番組で急に障害者が出てきて、大変なことを一生懸命成し遂げて、感動するような流れは寒気がします。
だって、それって見下してるってことでしょう?
僕はADHDだからこそできるコトを見つけていきたいし、皆さんとも共有していきたいと思っています。
「仕方ない」なんて理解じゃないです。
本当に理解されるって「あー、コレが苦手で、コレが得意なんだね」って、発達障害のマイナスを埋めるプラスを定時出来て初めて生まれるんだと思います。
周りから理解されないことを悩むくらいなら、今できることやるべきです。
2015年08月23日
コンサータを飲み始めて感じた効果
こんにちは、ゆうです。
僕はADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害があります。
ADHDの治療で使われる薬は現在主にストラテラ、コンサータという2種類です。
ストラテラに関しては以前かかせていただきましたが、今日はコンサータに関して書いて行こうと思います。
目立った副作用はない
もともとストラテラを飲んでいて、その副作用がかなり目立っていたのもあるかもしれませんが、コンサータを飲んで新たに感じた副作用はありませんでした。
なんとなく視界が鮮明になった
これはストラテラを飲み始めたときにも感じましたが、コンサータを飲んで目が良くなったような気がしました。
ピントが合うようになったというか、注視しているものがハッキリと見えるようになりました。
頭の中がスッキリと落ち着く感じ
コンサータを飲むと、頭の中で身勝手に巻き起こっていた思考が、スッキリとクリアになった気がします。
集中力も増したと思います。
目が冴える
とにかく目が冴えます。徹夜した次の日に飲むと、徹夜したことわすれるくらい目が冴えますね。
薬効が切れたときにくる倦怠感
おおよそ12時間ほどの薬効だそうですが、薬が切れるとカラダがだるくなり、そして何よりも頭が疲れていて、何も考えられなくなります。
ガックンと一瞬意識が遠のくこともあります。
コンサータを飲み始めて
コンサータを飲み始めて、はっきりと効果があると感じています。
ただ、圧倒的な効果というわけではありません。
少しばかり、生きて行くのが楽になったという感じでしょうか。
もう少し続けてまた変わったことがあればお伝えしたいと思います。
僕はADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害があります。
ADHDの治療で使われる薬は現在主にストラテラ、コンサータという2種類です。
ストラテラに関しては以前かかせていただきましたが、今日はコンサータに関して書いて行こうと思います。
目立った副作用はない
もともとストラテラを飲んでいて、その副作用がかなり目立っていたのもあるかもしれませんが、コンサータを飲んで新たに感じた副作用はありませんでした。
なんとなく視界が鮮明になった
これはストラテラを飲み始めたときにも感じましたが、コンサータを飲んで目が良くなったような気がしました。
ピントが合うようになったというか、注視しているものがハッキリと見えるようになりました。
頭の中がスッキリと落ち着く感じ
コンサータを飲むと、頭の中で身勝手に巻き起こっていた思考が、スッキリとクリアになった気がします。
集中力も増したと思います。
目が冴える
とにかく目が冴えます。徹夜した次の日に飲むと、徹夜したことわすれるくらい目が冴えますね。
薬効が切れたときにくる倦怠感
おおよそ12時間ほどの薬効だそうですが、薬が切れるとカラダがだるくなり、そして何よりも頭が疲れていて、何も考えられなくなります。
ガックンと一瞬意識が遠のくこともあります。
コンサータを飲み始めて
コンサータを飲み始めて、はっきりと効果があると感じています。
ただ、圧倒的な効果というわけではありません。
少しばかり、生きて行くのが楽になったという感じでしょうか。
もう少し続けてまた変わったことがあればお伝えしたいと思います。
2015年08月20日
【ADHD】「周りから見た僕」と「僕から見た僕」
自分がどういう人間だと思っているか。
それが、周りからどう見られているかと完全に一致するという人もなかなかいないと思う。
特にADHDの人間に関してはそのギャップがかなり大きいのでは無いかと思う。
僕の場合どんなギャップがあったかお話してみよう。
・自分勝手である←→人につい気を使ってしまう
僕は一部の人(特に僕のコトをあまり好きで無い人。笑)に「なんて、自分勝手なのか」「こちらにあわせようという気持ちは無いのか」と言われるコトがある。
ところが自分ではすごく気を使っているつもりなのだ。
しかも、むしろ他の人よりも気を使っている人からそんな風に言われるコトが多い。
確かに納得のいかないコトはできない質ではある。ただ、そこには明確な論理的理由が存在するのだ。
ADHDは空気がよめないというのは有名だとも思うが、完全にその特性ゆえにこういった認知の差が起きてしまうのではないかと考えている。
気を使っていてもその人が何を求めているのか?それがやはり分からないのかもしれない。
・やる気がない←→精一杯、物事に打ち込んでいる
やる気がない、つまらなそう。
これもよく言われている。
ただ、自分では精一杯打ち込んでいるコトでも、そう言われてしまう。
ADHD者は興味の対象がコロコロ変わって、常に新たな刺激求めている。
その新たな刺激に向き合っている時と、普段を見比べれば確かに雰囲気が全然違うのかもしれない。
・屁理屈や揚げ足をとる←→論理的に考え、発言している
向こうの言っていることに対して、論理的に思考し発言をしているのに、屁理屈をいっていると言われる。
僕からすると、そういう人こそ屁理屈を言っているように感じる。
そして、感情に流されて皆話の内容からどんどん離れていくし、言葉尻を捉えて揚げ足を取られているように思う。
恐らく、ADHD者は実際の言葉でしか考えられず、行間が読み取れないために定形発達者が伝わっていると思った情報を拾えてないのだろう。
・不真面目である←→真面目である
コレに関しては、仕事上の付き合いをしていない人間は僕を真面目だと言ってくれる人が多い。
自分が真面目であるかどうかは自分ではわかるとは思うんだけど。笑
たぶん、すげー真面目だと思う。ずるとか嫌いだし。
でも、同じミスを何度もするし、寝坊するし、なんか変わってるし、不真面目に見られてしまうんでしょうね。
そんな風に、割と自分の思いとは逆の印象を与えています。。。笑
ときどきそれが悲しいけれど、でも分かってくれている人もいることが救いだったりします。
ADHD者は幼少の頃から勘違いされることが多く、ストレスに晒されていると思います。
ストレスなく、いつも笑顔で暮らしていけるよう。
そういう溝をなんとか埋めて、うまくやっていけるようになるといいなと思います。
そのために色々と方法を考え情報共有していくことがADHD者には大事なのではないでしょうか。
それが、周りからどう見られているかと完全に一致するという人もなかなかいないと思う。
特にADHDの人間に関してはそのギャップがかなり大きいのでは無いかと思う。
僕の場合どんなギャップがあったかお話してみよう。
・自分勝手である←→人につい気を使ってしまう
僕は一部の人(特に僕のコトをあまり好きで無い人。笑)に「なんて、自分勝手なのか」「こちらにあわせようという気持ちは無いのか」と言われるコトがある。
ところが自分ではすごく気を使っているつもりなのだ。
しかも、むしろ他の人よりも気を使っている人からそんな風に言われるコトが多い。
確かに納得のいかないコトはできない質ではある。ただ、そこには明確な論理的理由が存在するのだ。
ADHDは空気がよめないというのは有名だとも思うが、完全にその特性ゆえにこういった認知の差が起きてしまうのではないかと考えている。
気を使っていてもその人が何を求めているのか?それがやはり分からないのかもしれない。
・やる気がない←→精一杯、物事に打ち込んでいる
やる気がない、つまらなそう。
これもよく言われている。
ただ、自分では精一杯打ち込んでいるコトでも、そう言われてしまう。
ADHD者は興味の対象がコロコロ変わって、常に新たな刺激求めている。
その新たな刺激に向き合っている時と、普段を見比べれば確かに雰囲気が全然違うのかもしれない。
・屁理屈や揚げ足をとる←→論理的に考え、発言している
向こうの言っていることに対して、論理的に思考し発言をしているのに、屁理屈をいっていると言われる。
僕からすると、そういう人こそ屁理屈を言っているように感じる。
そして、感情に流されて皆話の内容からどんどん離れていくし、言葉尻を捉えて揚げ足を取られているように思う。
恐らく、ADHD者は実際の言葉でしか考えられず、行間が読み取れないために定形発達者が伝わっていると思った情報を拾えてないのだろう。
・不真面目である←→真面目である
コレに関しては、仕事上の付き合いをしていない人間は僕を真面目だと言ってくれる人が多い。
自分が真面目であるかどうかは自分ではわかるとは思うんだけど。笑
たぶん、すげー真面目だと思う。ずるとか嫌いだし。
でも、同じミスを何度もするし、寝坊するし、なんか変わってるし、不真面目に見られてしまうんでしょうね。
そんな風に、割と自分の思いとは逆の印象を与えています。。。笑
ときどきそれが悲しいけれど、でも分かってくれている人もいることが救いだったりします。
ADHD者は幼少の頃から勘違いされることが多く、ストレスに晒されていると思います。
ストレスなく、いつも笑顔で暮らしていけるよう。
そういう溝をなんとか埋めて、うまくやっていけるようになるといいなと思います。
そのために色々と方法を考え情報共有していくことがADHD者には大事なのではないでしょうか。
2015年08月19日
話の内容ではなくて、それ以外の部分に問題を抱えている
以前、職場で上司から言われ言葉です。
あー、なるほどなぁなんて思ってしまいました。
コミュニケーションのことでトラブルになってしまうことが時々あります。
それがADHDのせいなのか、関係ないのかは分かりません。
ただ、トラブルがあった際に振り返ってみて話の内容等は他の人と比べて問題がないと思っていました。
事実、こう言われたので、こう返しましたなんてことを仕事で説明すると、正しいと言われることの方が多いのです。
ただ、その上司には言外のコミュニケーションに問題があると指摘され、納得と絶望を感じました。
恐らく、ADHDには雰囲気上も問題があるのかなと思った出来事でした。
気があう人とはすぐに打ち解けて、長い付き合いができたりもするのですが、昔からどうにも受け入れてもらえない方って一定数います。
とても残念で悲しいことです。
ただ、不思議とプレゼンテーション等は上手だと言われることが多いです。
ADHDの人って割とロジカルだったりするような気がするのですが、どうですか?
また、なんなか目を引くようやところもあると思うのでそういうことも一因だったりするのかなとも思っております。
不向きなこともあれば、向いていることもあるのかななんて思います。
僕の場合、営業職なのでなんとか言外のコミュニケーションの問題はクリアしていく必要があるんですけどね。笑
また書きます( ̄▽ ̄)
あー、なるほどなぁなんて思ってしまいました。
コミュニケーションのことでトラブルになってしまうことが時々あります。
それがADHDのせいなのか、関係ないのかは分かりません。
ただ、トラブルがあった際に振り返ってみて話の内容等は他の人と比べて問題がないと思っていました。
事実、こう言われたので、こう返しましたなんてことを仕事で説明すると、正しいと言われることの方が多いのです。
ただ、その上司には言外のコミュニケーションに問題があると指摘され、納得と絶望を感じました。
恐らく、ADHDには雰囲気上も問題があるのかなと思った出来事でした。
気があう人とはすぐに打ち解けて、長い付き合いができたりもするのですが、昔からどうにも受け入れてもらえない方って一定数います。
とても残念で悲しいことです。
ただ、不思議とプレゼンテーション等は上手だと言われることが多いです。
ADHDの人って割とロジカルだったりするような気がするのですが、どうですか?
また、なんなか目を引くようやところもあると思うのでそういうことも一因だったりするのかなとも思っております。
不向きなこともあれば、向いていることもあるのかななんて思います。
僕の場合、営業職なのでなんとか言外のコミュニケーションの問題はクリアしていく必要があるんですけどね。笑
また書きます( ̄▽ ̄)
2015年08月17日
ストラテラを飲み始めて感じた効果
こんにちは、ゆうです。
僕はADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害があり、薬物治療をしていいます。
ADHDに使う治療薬は実はそんなに沢山ないんです。
いま使われているものはストラテラ、コンサータという2種類が主です。
このストラテラ、コンサータという薬ですが調べてみると思ったより情報が少ないのです。
僕はとにかく試してみるタイプなので、どちらの薬もお医者様から勧められて飲んでいます。
薬はもちろん効き方には個人差があるのですが、だからこそ色々な人の使用感を知りたかったなと思っています。
今日は僕がストラテラを飲み始めてどんな変化があったのかをお話できればと思います。
とにかくお腹が痛い
ストラテラを飲み始めて最初に感じたのは副作用の腹痛でした。
お腹の痛みと下痢の症状に苦しみました。
副作用に関しては徐々に治まってきていますが、半年ストラテラを飲んでいて今でも薬を飲んでからしばらくはお腹が痛みます。
なんだか頭が痛い
そして、頭を締め付けるような感覚と、チクチクした痛みを感じました。
こちらも未だに薬を飲んでからしばらくは感じますね。
体が暑くて汗をかく
とにかく体が火照るようになりました。
汗も以前よりかきます。
全体的に風邪の諸症状のような感じですね。
副作用を色々と書いてきましたが悪いことだけではありません。
なんとなく視界が鮮明になった
コレは今でも継続しているかは自分でも分かりません。
ただ、初めてストラテラを飲んだその日に感じたのがコレでした。
目が良くなったような、目に映るモノの彩度が上がったような気がしました。
以前より活力が増した
ストラテラを飲むようになって以前よりも元気が出ました。
別に元気がなかったわけではないんですが、以前であればやる気が起きなかったことも「よし、始めるか」と思えるようになった。
ただ、僕の場合は圧倒的にそう言うような変化が生まれたわけではありません。
ただ、ぼんやりと確実に僕の背中を押してくれているような感じです。
以前よりも長時間、物事に取り組めるように鳴った
パソコン仕事などは以前よりも長い間取り組むことができるようになりました。
コレがもっともストラテラを飲んでよかったと思ったことです。
ただすこし、以前より頭がつかれるようにもなりましたが。
ストラテラを飲み始めて
ストラテラを飲んでみて、副作用も大きいし効果も人生ががらっと変わるほど大きくはなかったのですが、結局は継続して飲み続けています。
なぜなら、今まで気をつけても改善できていなかった自分の特性が少なからず、でも確実に改善していたからです。
継続して試す価値が十分にあるなと感じています。
ただ、本当にものすごく副作用はしんどいです。
それでも、わらにすがる思いで投薬を続けているというのが正しい言い方かもしれません。
もちろん、人によっては頭にかかった霧が晴れていくような感覚や、ガラッと状況が変わる人もいると担当のお医者様は言われていました。
今後そのような効果が僕にも現れればいいのですが。
薬物治療の継続と、自分の行動を見なおして対策をとっていくことでもっともっと状況を改善できればと思います。
僕はADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害があり、薬物治療をしていいます。
ADHDに使う治療薬は実はそんなに沢山ないんです。
いま使われているものはストラテラ、コンサータという2種類が主です。
このストラテラ、コンサータという薬ですが調べてみると思ったより情報が少ないのです。
僕はとにかく試してみるタイプなので、どちらの薬もお医者様から勧められて飲んでいます。
薬はもちろん効き方には個人差があるのですが、だからこそ色々な人の使用感を知りたかったなと思っています。
今日は僕がストラテラを飲み始めてどんな変化があったのかをお話できればと思います。
とにかくお腹が痛い
ストラテラを飲み始めて最初に感じたのは副作用の腹痛でした。
お腹の痛みと下痢の症状に苦しみました。
副作用に関しては徐々に治まってきていますが、半年ストラテラを飲んでいて今でも薬を飲んでからしばらくはお腹が痛みます。
なんだか頭が痛い
そして、頭を締め付けるような感覚と、チクチクした痛みを感じました。
こちらも未だに薬を飲んでからしばらくは感じますね。
体が暑くて汗をかく
とにかく体が火照るようになりました。
汗も以前よりかきます。
全体的に風邪の諸症状のような感じですね。
副作用を色々と書いてきましたが悪いことだけではありません。
なんとなく視界が鮮明になった
コレは今でも継続しているかは自分でも分かりません。
ただ、初めてストラテラを飲んだその日に感じたのがコレでした。
目が良くなったような、目に映るモノの彩度が上がったような気がしました。
以前より活力が増した
ストラテラを飲むようになって以前よりも元気が出ました。
別に元気がなかったわけではないんですが、以前であればやる気が起きなかったことも「よし、始めるか」と思えるようになった。
ただ、僕の場合は圧倒的にそう言うような変化が生まれたわけではありません。
ただ、ぼんやりと確実に僕の背中を押してくれているような感じです。
以前よりも長時間、物事に取り組めるように鳴った
パソコン仕事などは以前よりも長い間取り組むことができるようになりました。
コレがもっともストラテラを飲んでよかったと思ったことです。
ただすこし、以前より頭がつかれるようにもなりましたが。
ストラテラを飲み始めて
ストラテラを飲んでみて、副作用も大きいし効果も人生ががらっと変わるほど大きくはなかったのですが、結局は継続して飲み続けています。
なぜなら、今まで気をつけても改善できていなかった自分の特性が少なからず、でも確実に改善していたからです。
継続して試す価値が十分にあるなと感じています。
ただ、本当にものすごく副作用はしんどいです。
それでも、わらにすがる思いで投薬を続けているというのが正しい言い方かもしれません。
もちろん、人によっては頭にかかった霧が晴れていくような感覚や、ガラッと状況が変わる人もいると担当のお医者様は言われていました。
今後そのような効果が僕にも現れればいいのですが。
薬物治療の継続と、自分の行動を見なおして対策をとっていくことでもっともっと状況を改善できればと思います。
2015年08月16日
ADHDが僕に与えたコト
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は一般的には他動や不注意、衝動性と言った3つの症状を原因とした特徴を語られることが多いと思います。
ADHDの主な特徴
その特徴としてよく語られているのは
などだろう。
ADHDは他にも様々な特徴をしめす
ただし、それらの特徴は多くの人に見られるものであり、一見誰しも自分の中にADHD的な要素を見出すのではないだろうか?
ADHDと言うのは脳の発達が未熟な部分があるという障害であり、そこからもたらされる特徴はじつはより複雑で多岐にわたる。
ADHDが僕に与えたコト
ADHDの一例として、僕の場合はどういった特徴があるのかをお伝えしてみようと思う。
僕がADHDを調べてきた中で、自分の特徴の中で実はADHDによってもたらされていると思うものをお伝えできればと思う。
個人的にはADHDがもたらした長所もあると思っている。笑
時間感覚の異常
これは人から言われるまで気づかなかったのだけれど、僕はあまり時間という枠組みに敏感でないようだ。
たとえば、あと◯分したらというふうに話していても、実際に時計で◯分を確認しない限りは「そろそろ◯分たった」というような感覚がないのだ。
子供の頃には5分後に出かけようと母に言われ、母の準備をまって椅子に座ってボーっとしていた。
「遅くなったごめんね、さぁ行こう」と声を変えられたところ、母に「もう5分たったの?」と質問をすると、「いや、もう1時間もたっているけれど、遅いなと思わなかったの」と驚かれたこともあった。
融通の効かなさ
僕は融通のきかない人間とどこで仕事をしても言われる。
仕事の上ではルールや、ルールとしては定められていなくても、「以前はこの問題にはこう対処したな」という前例があると思う。
仕事をするうえで、それらにただひたすら従い、イレギュラーの存在を許容できないのだ。
たとえば、ルールに従うのはあたりまえだと思うが、前例と異なる対処法を指示された場合になぜ前例と異なるのかを明快に説明してもらえないと、まったく動き出せなくなってしまうのだ。
その行動がほんとうに正しいのか、不安になり自分の中でどうするべきかを見失ってしまうのだ。
もちろん、「なぜ以前と違う方法をとるのか」という質問をするのだけれど、その違いを論理的に納得がいくように説明してもらえない場合にどうしても納得がいかなくなってしまうことが多々ある。
前例の場合にその行動をとる理由に納得しているため、別の行動をとれないのだ。
理不尽への嫌悪感
理不尽なことが徹底的に許せない。
世の中は公正で公平であるべきだと思っている。
それが脅かされるときに、ものすごく不安に襲われてしまう。
自分が他人に対しても公正で公平でなければいけないと思っており、そうできていなかった場合に罪の意識に苛まれてしまう。
小学生の時はクラスで起きていたいじめにたった一人で立ち向かってしまい、次の日からはいじめの標的になってしまった。(もともといじめられていた子は平気な顔で僕をいじめる側に回っていた。笑)
また、近所の不良グループが知り合いの子から盗ったゲームを取り返そうとしてかなり痛い目をみたりした。笑
人に感謝されたいという欲求
自分で言うのもなんなんだが、よく人が僕の長所としてあげてくれるのが「優しい」ということなのだ。
ただたしかに周りと見比べると、人に感謝されるために色々と頑張る人というのは少ないのかもしれない。
僕の場合は人から頼まれごとをされると、ものすごく頑張ってしまうタイプでは確かにあるのだ。
複雑なことを考えるのが苦手
これもよく人から言われるのだが、かなり物事をシンプルに捉えてしまう人間のようだ。
「そりゃそうだけど、、、」っていうようなコトを言うヤツなんてよく言われるのだけれど、例えば会議で「ああでもない」「こうでもない」と意見を交わしている中で、どちらの案が最終的によいのかと、それぞれの案の良し悪しを考えているようなときには、なんだかどちらでもいいような気がしてしまう。
Aをいいという人もいて、Bもいいという人もいるのならば「ひとそれぞれですからジャンケンで決めてはいかがですか?」などと提案をしてひんしゅくをかったりする。笑
睡眠から覚醒しづらい
とにかく寝坊が多い人間ではあるのだけれど、本当に睡眠から目覚めづらい質なのだ。
夜にトイレに目を覚ましたことを今まで一度もないし、夜間に地震に目覚めたこともない。
なんなら、20歳まで夜尿症であった。
こうして、色々と書いてみると自分でもかなり自分が社会不適合な人間であるような気がしてきている。笑
とにもかくにも、こういった特徴はやはりADHDであるためなのかなとも思っている。
もし、似たような特徴の人はやはりADHDなんかもしれないと一度チェックテスト位はしてもいいかもしれない。笑
ADHDの主な特徴
その特徴としてよく語られているのは
- 椅子に座っていられない
- 忘れ物をよくする
- なくし物が多い
- 計画をたてるのが苦手
- ミスが多い
- 気が散りやすい
- 興味のある事柄には異様な集中力がある
などだろう。
ADHDは他にも様々な特徴をしめす
ただし、それらの特徴は多くの人に見られるものであり、一見誰しも自分の中にADHD的な要素を見出すのではないだろうか?
ADHDと言うのは脳の発達が未熟な部分があるという障害であり、そこからもたらされる特徴はじつはより複雑で多岐にわたる。
ADHDが僕に与えたコト
ADHDの一例として、僕の場合はどういった特徴があるのかをお伝えしてみようと思う。
僕がADHDを調べてきた中で、自分の特徴の中で実はADHDによってもたらされていると思うものをお伝えできればと思う。
個人的にはADHDがもたらした長所もあると思っている。笑
時間感覚の異常
これは人から言われるまで気づかなかったのだけれど、僕はあまり時間という枠組みに敏感でないようだ。
たとえば、あと◯分したらというふうに話していても、実際に時計で◯分を確認しない限りは「そろそろ◯分たった」というような感覚がないのだ。
子供の頃には5分後に出かけようと母に言われ、母の準備をまって椅子に座ってボーっとしていた。
「遅くなったごめんね、さぁ行こう」と声を変えられたところ、母に「もう5分たったの?」と質問をすると、「いや、もう1時間もたっているけれど、遅いなと思わなかったの」と驚かれたこともあった。
融通の効かなさ
僕は融通のきかない人間とどこで仕事をしても言われる。
仕事の上ではルールや、ルールとしては定められていなくても、「以前はこの問題にはこう対処したな」という前例があると思う。
仕事をするうえで、それらにただひたすら従い、イレギュラーの存在を許容できないのだ。
たとえば、ルールに従うのはあたりまえだと思うが、前例と異なる対処法を指示された場合になぜ前例と異なるのかを明快に説明してもらえないと、まったく動き出せなくなってしまうのだ。
その行動がほんとうに正しいのか、不安になり自分の中でどうするべきかを見失ってしまうのだ。
もちろん、「なぜ以前と違う方法をとるのか」という質問をするのだけれど、その違いを論理的に納得がいくように説明してもらえない場合にどうしても納得がいかなくなってしまうことが多々ある。
前例の場合にその行動をとる理由に納得しているため、別の行動をとれないのだ。
理不尽への嫌悪感
理不尽なことが徹底的に許せない。
世の中は公正で公平であるべきだと思っている。
それが脅かされるときに、ものすごく不安に襲われてしまう。
自分が他人に対しても公正で公平でなければいけないと思っており、そうできていなかった場合に罪の意識に苛まれてしまう。
小学生の時はクラスで起きていたいじめにたった一人で立ち向かってしまい、次の日からはいじめの標的になってしまった。(もともといじめられていた子は平気な顔で僕をいじめる側に回っていた。笑)
また、近所の不良グループが知り合いの子から盗ったゲームを取り返そうとしてかなり痛い目をみたりした。笑
人に感謝されたいという欲求
自分で言うのもなんなんだが、よく人が僕の長所としてあげてくれるのが「優しい」ということなのだ。
ただたしかに周りと見比べると、人に感謝されるために色々と頑張る人というのは少ないのかもしれない。
僕の場合は人から頼まれごとをされると、ものすごく頑張ってしまうタイプでは確かにあるのだ。
複雑なことを考えるのが苦手
これもよく人から言われるのだが、かなり物事をシンプルに捉えてしまう人間のようだ。
「そりゃそうだけど、、、」っていうようなコトを言うヤツなんてよく言われるのだけれど、例えば会議で「ああでもない」「こうでもない」と意見を交わしている中で、どちらの案が最終的によいのかと、それぞれの案の良し悪しを考えているようなときには、なんだかどちらでもいいような気がしてしまう。
Aをいいという人もいて、Bもいいという人もいるのならば「ひとそれぞれですからジャンケンで決めてはいかがですか?」などと提案をしてひんしゅくをかったりする。笑
睡眠から覚醒しづらい
とにかく寝坊が多い人間ではあるのだけれど、本当に睡眠から目覚めづらい質なのだ。
夜にトイレに目を覚ましたことを今まで一度もないし、夜間に地震に目覚めたこともない。
なんなら、20歳まで夜尿症であった。
こうして、色々と書いてみると自分でもかなり自分が社会不適合な人間であるような気がしてきている。笑
とにもかくにも、こういった特徴はやはりADHDであるためなのかなとも思っている。
もし、似たような特徴の人はやはりADHDなんかもしれないと一度チェックテスト位はしてもいいかもしれない。笑
2015年08月15日
ADHD者のキャリアデザイン
ADHDで仕事に悩んでいる人は多いと思う。
ADHDでも、悩みながら努力して仕事を続け成功されてる方もまたたくさんいると思う。
では、ADHDの人はどのようなキャリアデザインで、成功まで歩んでいくのだろうか。
キャリアデザインには大きく分けて2通りあると思う。
山登り型のキャリアデザインと川下り型のキャリアデザインだ。
山登り型のとは目標地点である山頂に向けて様々なスキルを身につけ、一歩一歩頂上へ向かってキャリアアップしていくというもの。
川下り型とはまず今の地点からどの方角へ行くのかを決め、次のステージへ進む。しかし川の流れは複雑で見通しがつかないから、その次のステージでまたどこへ行くかを考え舵を取る。
それを繰り返すと最終的に川を下り、何処かへたどり着くというもの。
ADHDが仕事をして行く上で圧倒的に後者が多いのではないかと思う。
ADHDの人は計画を立てるのが苦手だし、目標に向けて努力するのは苦手だろう。
ただ、この川下り型のキャリアデザインを意識して行くと、結果それは今の時代にあった仕事論なのではないかと思う。
また、この川下り型のキャリアデザインはADHDの人間は逆に得意なはずなのだ。
今の時代、一点集中のプロフェッショナルの人々から様々な複合的なスキルを有するゼネラリストへ市場価値はシフトして来ていると思う。
もちろん業界によってもいろいろな考えがあると思うけれど、技術発展、コンピューターの普及でクリエーターという人々は世の中に増え続けている。
川下り型のキャリアデザインでは各ステージで確実にスキルを身につけることが大事だ。
ADHD者の場合、興味を持てることは精力的に取り組み、気づくと人よりも得意になっていたりすることが多いんじゃないだろうか?
そうして見につけたプチスキルを使って、次に何ができるかを考えて行くわけだ。
その時に効果的に自身のネクストステージを決定して行くために僕らは自身の持ったいるスキルをちゃんと把握する必要がある。
そして、次第にプチスキルが増えて行くと、例えば「文章力」「デザイン」「映像」「マーケティング知識」などそのプチスキルを掛け合わせ、統合的なスキルになり得ると思う。
「文章力」「デザイン」「映像」「マーケティング知識」が必要な場面では文章だけのプロフェッショナルや、映像のプロフェッショナルでなく、そういった複合的なスキルをもっていることで差別化ができる。
一万人に1人のプロフェッショナルになれなかったとしても、10人に1人のプチスキルを掛け合わせることができれば
1/10×1/10×1/10×1/10=1/10000
になるように、一万人に1人の市場価値を作り出せるのだ。
そして僕らADHDの人間はプチスキルを習得するのは得意なのではないだろうか?
つまり、先の見通しは立ちづらいけれどその場その場で精一杯オールを漕ぎ、しっかりスキルを身につけて行くことで僕らは市場価値をしっかり高めて行くことができるはずなのだ。
これがADHD者の川下り型のキャリアデザインである。
ADHDでも、悩みながら努力して仕事を続け成功されてる方もまたたくさんいると思う。
では、ADHDの人はどのようなキャリアデザインで、成功まで歩んでいくのだろうか。
キャリアデザインには大きく分けて2通りあると思う。
山登り型のキャリアデザインと川下り型のキャリアデザインだ。
山登り型のとは目標地点である山頂に向けて様々なスキルを身につけ、一歩一歩頂上へ向かってキャリアアップしていくというもの。
川下り型とはまず今の地点からどの方角へ行くのかを決め、次のステージへ進む。しかし川の流れは複雑で見通しがつかないから、その次のステージでまたどこへ行くかを考え舵を取る。
それを繰り返すと最終的に川を下り、何処かへたどり着くというもの。
ADHDが仕事をして行く上で圧倒的に後者が多いのではないかと思う。
ADHDの人は計画を立てるのが苦手だし、目標に向けて努力するのは苦手だろう。
ただ、この川下り型のキャリアデザインを意識して行くと、結果それは今の時代にあった仕事論なのではないかと思う。
また、この川下り型のキャリアデザインはADHDの人間は逆に得意なはずなのだ。
今の時代、一点集中のプロフェッショナルの人々から様々な複合的なスキルを有するゼネラリストへ市場価値はシフトして来ていると思う。
もちろん業界によってもいろいろな考えがあると思うけれど、技術発展、コンピューターの普及でクリエーターという人々は世の中に増え続けている。
川下り型のキャリアデザインでは各ステージで確実にスキルを身につけることが大事だ。
ADHD者の場合、興味を持てることは精力的に取り組み、気づくと人よりも得意になっていたりすることが多いんじゃないだろうか?
そうして見につけたプチスキルを使って、次に何ができるかを考えて行くわけだ。
その時に効果的に自身のネクストステージを決定して行くために僕らは自身の持ったいるスキルをちゃんと把握する必要がある。
そして、次第にプチスキルが増えて行くと、例えば「文章力」「デザイン」「映像」「マーケティング知識」などそのプチスキルを掛け合わせ、統合的なスキルになり得ると思う。
「文章力」「デザイン」「映像」「マーケティング知識」が必要な場面では文章だけのプロフェッショナルや、映像のプロフェッショナルでなく、そういった複合的なスキルをもっていることで差別化ができる。
一万人に1人のプロフェッショナルになれなかったとしても、10人に1人のプチスキルを掛け合わせることができれば
1/10×1/10×1/10×1/10=1/10000
になるように、一万人に1人の市場価値を作り出せるのだ。
そして僕らADHDの人間はプチスキルを習得するのは得意なのではないだろうか?
つまり、先の見通しは立ちづらいけれどその場その場で精一杯オールを漕ぎ、しっかりスキルを身につけて行くことで僕らは市場価値をしっかり高めて行くことができるはずなのだ。
これがADHD者の川下り型のキャリアデザインである。