■ 英文履歴書は自分を売り込む宣伝ツールスポンサード・リンク 英文履歴書の役割は簡単に言うと、いかに自分の学歴や職歴が魅力あり、採用する企業にとって価値あるものかをアピールする「広告・宣伝ツール」と考えるとよいだろう。
だから、単に何年何月に○○大学を卒業し、××会社に勤務したかという無味乾燥で機械的な個人の歴史を書いただけでは人事担当者に良い印象を与えることは困難と言える。仮に運良く書類選考に残って面接試験に進んでも自分を魅力的にアピールするポイントも絞り込めていないし、効果的なアピール方法も練習していないので試験をパスするのは至難の技ではないだろうか。
事前の調査が英文履歴書の出来栄えを高める
孫子の兵法で言う、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言う言葉があるが、まずこのことを実践するべきである。つまり、就職を希望する会社の研究である。
英文履歴書を、自分の魅力をアピールする効果的な「広告・宣伝ツール」として活用するには作戦が必要である。作戦とは別に高度なテクニックを意味しているのではなく履歴書を書くときには、まず相手、すなわち就職を希望する会社で自分が一体何ができるのか、どんな貢献できるのかをイメージすることから始めなければならない。
そのためには、言うまでもなく就職を希望する会社の概要やビジネスの方向性、これから何を強化していこうとしているのかをリサーチする必要がある。
就職を希望する会社を研究するには、広報資料やプレスリリースなどの刊行物や企業ホームページなどで情報を集めることから始めるが、状況が許せばその企業を知る第三者の意見を求めたり、その企業に勤めている知人に相談に乗ってもらうとか、できるだけ客観的な情報の取得に心がけたいものだ。
就職を希望する企業のリサーチが終わったら次に、自分は何ができるか、そしてどのように貢献できるかを考える番でである。
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