ダイエットを始めた当初、まずは自分で「これは太るだろう」と感じる習慣を見直していきました。例えば、夜中にお菓子を食べることや、コンビニで揚げ物を買うこと、甘い炭酸飲料やカフェラテなどを避けるようにしました。その一方で、健康に良さそうな食材を意識的に取り入れるようにしました。もずく酢、納豆、キムチ、卵、ヨーグルト、バナナ、シナモン、水、炭酸水、白湯、豆乳、豆腐、魚、はちみつ、レモン、野菜全般を積極的に摂取していました。
運動に関しては、当初は寝る前に5分間、YouTubeで見つけた動画を真似するだけでしたが、この5分間が現在の筋トレ習慣につながっていると思います。最初は5分間の簡単な運動が10分に増え、夜の運動が朝に移り、足パカやストレッチ程度だったものが腕立てや腹筋、プランクに発展していきました。
筋トレ自体はダイエットを始めてから約1年経ってから本格的に取り入れたので、最初の半年間で10キロ痩せたときは、寝ながら足パカしたり、ストレッチをする程度でした。また、任天堂Switchのリングフィットネスも使用していました。結局、最初の半年で痩せられたのは、自分の太る習慣を見直し、改善したことが大きかったと思います。
とはいえ、今振り返ると「正しいダイエットだったか」と問われれば、自信を持って「はい」とは答えられません。我慢を伴うダイエットだったため、ストレスが非常に大きかったです。特に、私自身お菓子が大好きだったので、それを完全に断つのは非常に辛かった時期でもあります。
また、この頃は禁煙もしておらず、ダイエットのストレスでむしろタバコの本数が増えてしまいました。健康のために始めたダイエットが、逆に不健康な習慣を助長していたという本末転倒な結果でしたが、当時は「いかに楽に痩せるか」ばかりを考えていました。
それでも、最終的には10キロの減量に成功しましたが、その後すぐに長い停滞期を迎えました。さまざまなダイエット法を試すも、思うように体重が減らない。普通ならここで諦めていたかもしれませんが、10キロ痩せたことや、簡単な運動を毎日続けられていた自信が、私を支えてくれました。そしてついに、今まで避けていたカロリー制限と筋トレに挑戦する決意をしました。
次回は、具体的なカロリー制限の方法や実際に行っていた筋トレについて書きたいと思います。
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