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2016年01月25日

リアル人物 顔のモデリング実践編1   <Zbrushでの造形制作。観察を怠るな!!!>

リアルな人の顔のモデリングの制作工程を見せて欲しいという要望がありましたので、zbrushで顔のモデリングを制作していく工程を記事にしたいと思います。

キャプチャ.JPG

この画像はジャンヌダルクのような強い西洋人を作ろうと思って昨年末から、空いた時間でzbrushでこねているモデルです。今回からこれを題材にどのような工程、ステップ、技をもって造形を固めていくのかを紹介できればと思います。

STEP1 観察あるのみ
以前の記事にも書きましたが、はじめはとにかく観察、リファレンス集めです。zbrushを触るなんてもっての他です。
自分の頭の中でイメージが固まるまでは動いてはなりません。迷いは手を止まらせます。。。
あと、資料としてデザイン、アナトミーという両方向の画像を集める必要があります。
デザインというのは今回でいうジャンヌダルクのような意思の強い女の人って外見的にどのようなイメージなのかという資料。アナトミーというのは人間解剖学のことで西洋人がどのような骨格で、肉付きをしているのか?という人体の知識を備え持つことです。このアナトミー的な考えは素人がよく見落としがちなところでもあり、一番奥が深いところでもあります。私の場合は↓の本を穴が開くほど読んで研究していますがまだまだ極めるには道が遠いです。
・An Atlas of Anatomy for Artists


STEP2 Zbrushで顔のレイアウトをとる
作るイメージが固まったら、ようやくzbrushに移行して顔のバランスを形成するプロセスに写ります。いきなりdetailを掘り込むなんてこと絶対NGです。画と同じで最初はバランスを固めます。一番大事な工程であり、アナトミーを分かっている人と分かっていない人でものすごく差がでてしまう工程でもあります。根気よくアナトミー本と照らし合わせて解剖学的に正しい顔のベースを作ってあげましょう。このプロセスは決してzbrushでやる必要はありません。個人的には低ポリゴンを扱いやすい、3dsMaxやmayaのほうが向いていると思います。今回僕はzbrushのdynameshを使いresolusionを16ぐらいにして作業しました。低ポリゴンから次第にポリゴン数をあげてdetailを加えていくというイメージを決して忘れないようにしてください!!

キャプチャ2.JPG

続く・・・












タグ:zbrush
posted by teacherX at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | zbrush
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