今回のスゴロクは「荻野屋の名物駅弁『峠の釜めし』の135年 後編」で
タイトルは「鉄道から高速道路の時代になっても
『峠の釜めし』はいまも人気弁当」です。
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主人公は、荻野屋の実質的5代目・高見澤忠顕(5代目・恭子さんの御主人)
さんと息子の6代目・志和さんです。
『諦めない経営 峠の釜めし荻野屋の135年』を参考文献に制作しています。
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ゲームの主な内容は
1軽井沢〜横川間の鉄道が廃線、高速道路の時代
2荻野屋の成長戦略はドライブイン事業の展開
3父が死亡、志和さんが荻野屋の後継者に就任
4巨額の借入金と社内の無責任意識による危機
5荻野屋の再生に向け、守りの体質からの脱却
6金融機関の通告による経営改善計画策定と達成
・・・になります。
5代目・恭子さんのご主人・忠顕さんは
荻野屋グループの実質的経営者でした。
長野オリンピックに向けた新幹線の開通で
在来線・軽井沢駅〜横川駅間が廃線になります。
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この廃線で、横川駅の人気駅弁「峠の釜めし」販売の激減が予測され
忠顕さんはそのリカバー策としてドライブイン事業を強化します。
平成不況でも、上越自動車道・横川サービスエリア店
ドライブイン佐久店、長野店を出店します。
しかし、荻野屋の売上は
1998年長野オリンピックの開催をピークに減少します。
すると、大型の佐久店が収益性の悪さを露呈
借金による拡大路線の弊害が見えてきます。
2003年、海外旅行中の忠顕さんが死亡します。
5代目・恭子さんの息子・志和さんが後継者になります。
取締役に就任した志和さんは、財務諸表を見て巨額の借金に驚きます。
借金はドライブイン事業拡大によるものでした。
このままでは荻野屋はつぶれと改革を進めていると
2011年「東日本大震災」が発生します。
2012年 母に変わり社長に就任します。
すると、金融機関から「荻野屋の財務体質を改善せよ」の通告を受けます。
金融機関からの通告に従い経営改善計画の策定を開始します。
銀行推薦のコンサル会社主導のもと
グループ間取引と経営・財務状況の調査を開始します。
コンサル会社は、借入金削減のため
売れるものはすべて売ろうとする姿勢でした。
銀行と前向きな話をするため、役員に監査役経験のある公認会計士と
経営コンサルとを起用して荻野屋の経営体制を強化します。
松下幸之助の言葉に「成功するまで諦めない」があります。
志和さんは、荻野屋の過去の先人達とおなじように、時代が変わろうが
社会が変わろうが、諦めず荻野屋の背負っていく覚悟をします。
経営改革を図りながら、東京事務所の復活、GINZA SIXへの出店
ローソンとのコラボなどの積極策を展開します。
2018年 借金返済への取組みの成果が出て
経営改善計画を予定より1年早く達成させました。
さらに、銀行との協議のうえ、今後の成長戦略を策定します。
このゲームでは、新幹線の開通で在来線がとなり人気駅弁
「峠の釜めし」の売上減少をリカバーするためドライブイン事業を強化
「ドライブイン事業の巨額な借金返済にむけ、経営改革を推進した
6代目・志和さんの働き方」を学ぶことができます。
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