今回は、《伊藤忠を退社、ユニクロをへてファミリーマート社長》編で
主人公はファミリーマート元社長・澤田貴司さんです。
『職業、挑戦者 澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」』
などを参考文献に制作しました。
職業、挑戦者 澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」[本/雑誌] (単行本・ムック) / 上阪徹/著 価格:1760円 |
ゲームの主な内容は
1大学受験は全て不合格、一浪して上智大学に入学
2アメリカンフットボールの縁で伊藤忠商事に入社
3セブン・イレブンの再生プロジェクトに参加
4伊藤忠社長に小売業進出を提案も時期尚早
5ユニクロに入社、フリースブームを作るも退社
6投資ファンドに頼らない企業再生の支援会社を設立
7サークルKとサンクスを統合 24時間営業の改革
・・・になります。
澤田さんは運動神経に優れ、上智大学に入学すると
アメリカンフットボール部に入部、キャプテンを務めます。
就職先に総合商社を志望しますが
アメフトに打ち込んだせいで成績的に合格は無理でした。
すると、伊藤忠に在籍するアメフト部先輩から入社の誘いがきます。
就活で体育会系が有利な時代でもあり
先輩の支援もあって1981年に入社します。
伊藤忠では化学品部門に配属されます。
入社12年目、転機が訪れます。
社内で、アメリカのセブン・イレブン再生プロジェクトの
メンバーが集められます。
若手社員を起用するということで
同期で課長1番の乗りの澤田さんも選ばれます。
このプロジェクトを通じ、小売業こそ伊藤忠が目指すべき方向と確信し
社長宛に小売業進出の提案を行います。
しかし、小売業進出案は時期尚早として採用されず
1997年伊藤忠を退社します。
人材紹介会社を通じ、ユニクロを運営する
ファーストリテイリング社に入社します。
澤田さんなどが中心になって製造小売業SPAシステムを実現します。
1998年 フリースを発売します。
フリースブームが起こり、3年間でフリース3650万枚を販売
ユニクロの売上が急拡大します。
澤田さんは、都心型店舗・原宿店とフリースの大成功で
柳井さんから社長就任を打診されたりします。
しかし、あまり売れたことで、誰もがユニクロフリースを
着ている現象が生まれ、「ユニクロ離れ」が起きます。
2001年から「ユニ離れ」現象が起こり、業績が低下します。
「ユニ離れ」で業績が低迷すると、澤田さんは柳井さんから
「お前のせいだ。お前が馬鹿からだ」責めたてられたようです。
さすがに澤田さんも精神的にまいったみたいです。
「柳井さんが澤田さんを追い込んで辞めさせた」
という話も聞こえてきます。
柳井さんは、外部からスカウトした優秀な人たちを役員に
起用するのですが、そのほとんどの人が退社しています。
2002年澤田さんが退社、新社長には澤田さんが
ユニクロにスカウトした玉塚さんが就任します。
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ユニクロを退社した澤田さんは、企業再生の会社を創業します。
2016年、澤田さんは伊藤忠から
ファミリーマート社長の要請を受け就任します。
社長就任後は、オーナーや店舗スタッフの働きがいいを
感じる店づくりを目指し経営に取り組んでいます。
特に、24時間営業の見なおしに取組みます。
なお、ユニクロの詳細については、「スゴロクで学ぶユーチューブ」の
〈No.41〉回目、「『カジュアル衣料のSPA化(製造小売業)を実現』
ファーストリテイリング・柳井さん編」をご覧ください。
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