今回、これまで公開している動画に関係する
クイズを作ってみました。
テーマは「働き方改革」です。
「働き方改革」の基本課題は2つです。
@労働時間の見直し
働き過ぎを防ぐことで、働く方々の健康を守り
多様な「ワーク・ライフ・バランス」を実現できるようにする。
A雇用形態に関係なく公正な待遇の実現
同一企業内における正社員と非正規社員の不合理な待遇の差をなくし
どのような雇用形態を選択しても「納得できる給与」にする。
はたして、「働き方改革」はうまく実現するのでしょうか?
特に、非正規社員の低い給料の改善はなされるのでしょうか?
働き方改革 生産性とモチベーション が上がる事例20社 [ 小室淑恵 ] 価格:1760円 |
それでは、社会的に注目された「働き方」に関する2本のCMクイズです。
2本のCMのうち、1970年に放送されたのは
「@、A」 どちらでしょうか?
「@ モーレツからビューティフル」のCM
「A 24時間戦えますか」のCM
「制作した会社名は?」・・・も回答してください。
「働き方」については、これまでもメディアで
いろいろな取り上げられ方がされています。
テレビCMだけでなく、新聞広告のコピーになっています。
その事例の一つが「TDK」の新聞広告です。
TDK元会長の書かれた『神田のサンマとニューヨークの青空』
という本のなかに、TDKの人材募集広告が掲載されていました。
私の履歴書 神田のサンマとニューヨークの青空 [ 澤部 肇 ] 価格:1760円 |
広告の内容ですが、ヘッドコピーは
「〈求人広告〉TDKは実力主義を廃止しました」です。
ボディコピーの一部は、「職場と家庭を同時に愛せる人。
これがこれからのTDKを作る人だと考えます」と表現されています。
この広告、TDKがカセットテープで急成長し始めた1969年の掲載です。
カセットテープがフリップス社から発売されたのが1964年です。
TDKは、1968年アメリカで記録用でなく
音楽用のカセットテープを発売します。
このテープの大ヒットが、中途採用の募集につながります。
1969年に、求人募集のコピーに「職場と家庭の問題」を
取り上げている視点に感心します。
ちなみに、ソニーのウォークマンが発売されたのは1979年です。
それでは解答です。
正解は@です。
放送した会社は、富士ゼロックスです。
1970年、昭和45年は高度経済成長期(高度経済成長期は昭和30年から
オイルショックの起きる昭和48年)が終わるまえになります。
参考までに、「A 24時間戦えますか」のCMは
バブル絶頂期の1988年に三共(現・三共第一ヘルスケア)が
放送した「栄養ドリンク・リゲイン」のCMです。
1989年、CMソングも人気になり『勇者のしるし』は60万枚のヒット
「24時間戦えますか」は流行語大賞・部門賞に選ばれています。
解答の詳細については、「スゴロクで学ぶユーチューブ」の49回目
「『仕事・働き方』クイズ1」をご覧ください。
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