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2016年04月20日

就活に取り組む学生や若者を食い物にする「ブラック企業」!キャリア学習用に「ブラック企業」のみきわめかたを学ぶゲームを制作しようかと考えています。

この時期、大学生への就活指導の本業が忙しくなります。

今年は売り手市場とか?

氷河期に比べ、学生も少しは余裕がもてそうです。

それでも、就活は初めての経験ですから
いろいろ不安に駆られるようです。


特に、「ブラック企業」について心配しています。

ブラック企業に就職すると、精神障害の被害を受けがちです。

再就職セミナーに来ている20代の若者のなかに
そのような経歴の人を見かけます。


「ブラック企業」についてよく聞かれるのが
「ブラック企業の見分け方」についてです。

ブラック企業に関する本も多く出版されています。

進め!! 東大ブラック企業探偵団

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それだけブラック企業に対する不安が大きいようです。

キャリア学習用ゲームとして
「ブラック企業版」が必要かもしれません。


就活生に対する講座では、ブラック企業の見分け方として
3つのことを説明しています。

@甘口の面接に終始する会社
一般的に、面接は複数回行われます。

そのうち2、3回目あたりで、かなり厳しい質問を受けます。

ところが、ブラック的企業は厳しい質問をしません。

なにわともあれ入社させたいので、甘口の面接に終始します。


A一見客が対象で、購入頻度の低い商品の販売会社
購入頻度が高く、固定客が相手なら
顧客の信用が重要になります。

お客様さまからの信用を得るには
社員教育、社員を大切にする必要があります。

ところが、一見客が対象で、一度買うと
その後再購入の低い業種(リフォーム工事、太陽光発電設備)
になると一回限りのつき合いが多くなります。

今後のことを考えず、今回の商売でできるだけ儲けようとします。

継続的な販売を考えない会社は、社員に対してもその場しのぎです。

社員を育てる取り組みをせず、使い捨てをします。


B現状の社員数から見れば非常に多い新人を採用
社員数100人の会社が、30名募集しているケースもあります。

人を育てるには、手間がかかります。

人を育てるためには、総社員数に対して募集人数が
何%ぐらいが適正かといったデータはありません。

常識的に考えると、10%以下になるのではないでしょうか?

20〜30%になってくると、
しっかりした個別指導は難しくなります。

使えるだけ使って、ダメならやめるように仕向ける会社
まさにブッラク企業の可能性が高くなります。


こんな知識をスゴロクのマス目にした
「ブラック企業スゴロク」が必要かと考えています。

少しは、就活生に役立つことでしょう。
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