収益拡大策の一つが、ミュージアムグッズの開発・販売です。
グッズとして人気になりやすいのは、やはりフィギュアです。
その施設のキャラクターをフィギュア化する方法です。
フィギュアの『海洋堂』が積極的に商品化しています。
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入場者が記念に買ってくれます。
しかし、フィギュアは開発コストがかかります。
原型・金型制作をはじめ、すべて専門の人達の手を必要とします。
施設のスタッフでやれないことが多くなればなるほど
開発コストが高くなります。
そこで、スゴロクをミュージアムグッズにする提案を始めました。
スゴロクは、その館のスタッフでかなりの部分作業できます。
スタッフの知識をもとに、パソコンを活用すれば
デザインまでを自分たちの手でできます。
外に払うお金は、印刷費やサイコロ・コマ代で終わります。
印刷費は、いまはやりの「プリントパック」などを使えば
300部ぐらい印刷しても、1部100円ぐらいでできるはずです。
制作費用が少なく、リスクの低い商品になります。
ミュージアムグッズの実験として「渋谷区ふれあい植物センター」
用の「ホタルスゴロク」の原案が完成しました。
6月17日からのホタル観賞会の会場で
販売することを計画しています。
スゴロクのタイトルは、「ホタル観察スゴロク」になります。
ホタルに関する知識は、図鑑などの知識を参考に
専門家と相談しながら原案を作成しました。
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「ホタルが1年かけて成長、発光しても、1週間の寿命である」
ことを学んでもらいます。
観察スゴロクでも、ゲームとして面白くするようにしました。
ホタルがいかに結婚相手を探せるかを
勝負のポイントにしています。
うまく結婚のマス目にとまれなければ
何度もサークルを周回するルールにしています。
サークル上の8個のマス目をつくり
そのうちに2個を結婚マス目にしています。
結婚相手を探せる確率は25％です。
運の悪いプレーヤーは、何度も周回するようになります。
ここで、順位争いが大きく変化するはずです。
ホタルの鑑賞日にこのスゴロクを販売する計画です。
これがうまくいくと、カブトムシやセミなどの続編も検討します。
はたして、どうなるのでしょうか？
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