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2015年12月18日

「うどんかるた」が販売中止!香川県生まれで、実際にカルタ制作をしている人間としては、表現に問題があるように思えないのですが?香川の県民性と関係しているのでしょうか?

12月15日発売予定であった香川県制作の
「うどんかるた」の発売が中止になりました。

なにかと世間で話題になっているようです。

問題になったのは46枚の札のうちの1枚です。

「強いコシ 色白太目 まるで妻」の読札です。


私と私の妻は香川県出身です。

もちろん「うどん大好き」人間です。

問題の表現について、うちの奥さんに意見を聞いてみました。

すると、「何がいけないの・・・」という答えが返ってきました。

「『強いコシ 色白太目 まるで妻』は
妻への愛情表現のひとつ」と受けてめています。

むしろ、毎年発表されるサラリーマン川柳のほうが
問題表現があるのではとの感想でした。


読札の文章は、全国から募集した2,900点の
なかから有識者が選んだそうです。

選んだメンバーも、何が問題なのかよく理解できないのでは?

私もカルタやスゴロクを制作していますが
今回の中止はしっくりきません。


「腰が強い」ということは、元気で健康な証です。

「太目」ということが問題なのでしょうか?

「ぽっちゃり専門ファッション誌」がでるくらいですから
「太目といわずにぽっちゃり」といえばよかったのでしょうか?


それとも「色白」が・・・

香川県は、10月にも、県産米PRのイメージガールを募集する
チラシやポスターに「色白でスタイルの良い方募集」と記載して
不適切との指摘を受けて撤回しています。

やはり、「容姿について触れる表現がよろしくない」
ということなのでしょうか?


今回の問題は、なんとなく香川県らしいといえるかもしれません?

教育県の香川では、「建前」や「正論」を優先する風土があります。

「建前」として、「人の容姿を話題にするのはゆるせない」
ということでしょうか?

観光用カルタですから、「正論」にこだわり
すぎるのもどうでしょうか?

少しは、「遊び心」があっていいように思えます。


自治体などがカルタやポスターを制作する時は
十分な注意が必要なようです。

ちょっとした表現が問題視される恐れがあります。

今回のトラブルも、民間でしたら
ここまで問題にならなかったので・・・?

現実に、「罰ゲームトランプ」シリーズのような
「セクハラ・パワハラ」のカタマリ的商品も販売されています。

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カルタやカードという遊びの世界で
建前重視になると面白さが半減するように思えるのですが?

たかが「カルタ」です。

あまり目くじらを立てないほうが健全な社会のように思えます。

さて、最終的な結論はどうなるのでしょうか?
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