2015年01月09日
日本人に不足しがちな栄養素とは?
食べ物が溢れかえっている今の日本で、栄養不足になることがあるでしょうか。
体が必要としている栄養は摂取できていると考えている人は多いですが、実際のところ、栄養が不足する局面も多いようです。
日本人の食事は、脂肪や炭水化物は十分すぎるほど摂れているのに、ビタミンやミネラルといった栄養素は不足しています。これは日本人全体の食事が、ビタミンやミネラルが多く摂れる和食から、脂肪分がカロリーが高い欧米食に変わってきている為です。
また、野菜などの素材そのものに含まれる栄養素も減ってきています。にんじんから摂取できるビタミンAの量を見たときに、1980年のニンジンは、1950年のニンジンの30%程度しかありませんでした。
今なお、野菜の含有する栄養量は、減りつづけているといいます。たとえ緑黄色野菜の多いメニューにしても、ビタミンやミネラルがわずかしか得られません。
なぜ野菜に含まれる栄養が減っているかといえば、それは日本の土壌にあります。野菜の中にある栄養とは、もともとは、土の中に存在しているものなのです。土壌のビタミンやミネラルが減ると、私たちの体の中の栄養も不足するのです。
加工食品が増えていることも、ビタミンやミネラルといった栄養素が不足する原因のひとつです。加工食品はそんなに食べていないという人もいると思いますが、玄米を精製して白米にするのも調理するのも加工の一種です。加熱をすれば熱に弱いビタミンは壊れてしまいます。
現代人の食卓では、どうしても栄養が不足しやすいですので、サプリメントで栄養を摂取することは、意味があるのではないでしょうか。
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