何故?と思いましたが。それは、洞窟の外に出るためには、何か所も潜水しなければいけないこと。これは経験豊富なダイバーでさえも過酷な職務であり、それを子供たちがパニックにならず成し遂げることは不可能であった。実際、発見された13人に食料を届ける作業中に一人のダイバーが命を落としてしまいました。それだけ過酷な作業ということを証明していました。しかし、このまま見殺しにすることはできない!そこであるダイバーが一つの賭けであるが、この方法なら13人全ては無理かも知れないが、救える命がある。その方法とは、少年達が潜水中にパニックを起こし窒息する可能性が一番の問題であったことから、麻酔により眠らせ意識を失わせ、その間に数人のダイバーがリレー形式で少年達を一人づつ運び出すという前代未聞の方法であった。このような方法は過去に例がなく、例え洞窟の外に出られたとしても麻酔の料が多いと目を覚まさない可能性、麻酔の料が少ないと潜水の途中で目を覚まして、パニックになる恐れ、潜水中に呼吸を継続してくれるのかなど、様々な問題がありましたが、やれる方法はこれ一択でした。奇跡にかけるしかない!この方法が実行され、最新の注意(途中、途中で麻酔の状況の確認、呼吸の確認、酸素ボンベの確認など)を払いながら、一人また一人と運び出されました。世界中の人々の協力でとうとうこの13人の救出に成功したのです。私は涙が止まらず、言葉を失いました。こんな奇跡があるなんて!この感動の実話は映画化されていますので、興味がありましたら見てみてください。
タイトルは「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」で2019年に公開されました。
また、Netflixでも「ケイブ・レスキュー タイ洞窟決死の救出」というタイトルで公開されています。
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