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ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である 感想

本書は、110人のいろいろなアルファブロガーなどにアンケートをとって

そこから、本を書いています。

ただ、ここでいうネットで成功している人というのは、

いわゆるIT社長という職業というものでなくて、個人ブログなどを運営して

そこから本などを書いている人が多いように思います。

p208
いろいろな場面で、私は「どうすれば、多くの人に見てもらえるブログができるのでしょうか?」
という質問をよくされます。
正直なところ、そんなものに回答なんてないのですが、
それでも確かにいえることがひとつだけあります。
それは、「ブログをやめない」ことです。
少なくとも、3年ブログをやめないことで、
以下のようにそれぞれの年を想定することが出来ます。
あの、Googleマップがベータ版でなくなるまでに5年。
あの林雄司さんが10年前からやっているのです。
これから新しいことを始めようという人たちが、
とりあえず3年ということを想定しないでいい理由がありません。


この先には、1年目、2年目、3年目と年ごとに分けて

解説していますが、

個人的にそこまで意識してやることはないでしょう。

ただ、いくらネットが情報伝達が早いといっても

ネットである程度、影響力を持つにはそれなりに時間がかかるようです。

「ウェブで儲ける人と損する人の法則」にも、

ネットにも先行利益者がいて、ネット論者の固定化がされている。

と書いてあったので 、

ネット論者の立場の人は、昔からブログなどで情報発信をしてきた人でしょう。

ただこの本は、単なるアンケートから始めた本なので

ネットで成功するためののノウハウ本ではありません。

ちなみに、この本で一番違和感を覚えたのは

最初の方に書いていた「よくわからない人」のことでした。

p3
ネット上に何かしらのコンテンツを供給する人たちがいました。
その人たちは一見、なにでお金をもらっているのか、
ちっとも分からない人達でした。
そういう人たちは決まって、誰に頼まれるでもなく、
それが「面白いから」「好きだから」という理由だけでコンテンツを
生産している人たちでした。


この「よくわからない人」というのは、

今はかなり増えていると思います。

彼らのコンテンツが役にたつたたないにしろ。

そのコンテンツで報酬をもらっている人は少数だと思います。

アフィリエイトもあるかも知れませんが、

それでも、報酬が多い人は少数でしょう。

つまり、現在のネットを使っている人はほとんどが

タダで情報を提供していることになります。

企業は、有料もあると思いますが個人ブログでは情報は基本的に無料です。

昔は、情報を提供している人は「よくわからない人」になってたと思いますが

現在ではそれも珍しくないでしょう。





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