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現代語訳 学問のすすめ 感想

個人的には「学問のすすめ」のことについてタイトル以外はわかってなかったので
現代語訳版である本書のことを読んでみた。

感想としては、正直かなり理想論だと感じるところが
あったと思うが、はじめの部分の国民のことについては
個人的も納得するところがあった。

特に「ひどい政府は愚かな民がつくる」という点は
正直今の状況をあらわしていると思った。

では、ひどい政府に対してはどうすればよいかといえば
単純に正しい道理で訴えると書いている。
ただ、その訴えることについては現在の日本では
あまりに訴える人の邪魔をする要素が強いように思う。

まあ、それも乗り越えて正しい道理を訴えろということなんだろうが

ちなみに最後のほうに
見た目の印象が重要だとか、交際をどんどん広めよとか
個人のことについては今の自己啓発書に書かれているようなこと
を書いていてコミュ力というのはその時代も求められていたのかと
疑問に思った。


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