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新版 マネーはこう動く 感想




本書はベストセラーらしいのですが


知識ゼロで分かるというコンセプト


はあまりあっていないのだと思います。


そこらへんは、もうちょっと著者に


考えて欲しかったです。
本書は、文庫化したもとのほんが


2007年なので


改変しても情報はあまり新しくないし


正直、知識ゼロでは分かりません。


ただ、個人的に経済のことは


よくわからないので


別のところを引用します。


p269、270

一つの社会の仕事の量は決まっていますから、

辞める人がたくさん出ればたくさん中途採用

しなければならないのです。

そして、

転職市場が整備されているからこそ

マーケットが給料を決めるし、

ボーナスを決めることが可能になるわけです。

(中略)

日本は、

転職市場も含めまだまだ市場が

整備されていない。





雇用の流動化には


賛成ですが、


個人的に


「雇用の流動化」という


言葉が一人歩きしてるように


思います。



転職産業が以前盛んでしたが、


この不況においてはまったく


転職がいいとは聞きません。


やはり、


その理由が


年齢によって就職しにかったり、


雇う側も終身雇用が前提で


雇っているので


現在が転職のことに言っても


「そんなの知ったこっちゃねーよ」


と返されるのがオチでしょう。


雇用の流動化は


国の都合で考えるのではなく


労働者のことを中心に考えない


といけないと思います。




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