2011年09月19日
君たちはどう生きるか 感想
本書は戦前に書かれたものであるために
本書の話の時代背景は少し今と比べてずれていると
感じるが、本書は多くの普遍的なことを書いていると思う。
ただ、本書自体は子供向けに書かれている本らしく
本書の話の主な出来事は「コペル君」という中学生の視点で
書かれている。
それを大人の視点で補完する感じで
「叔父さんのノート」というところが章ごとのあとであって
その文章の構成はおもしろいと思った。
個人的に感じたことは、本書は戦前に書かれており
言論統制に近いことをしていた時代であったため
中盤での内容は少し「反右翼」的な内容に感じてしまった。
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