おいしいね

写真をおいしそうに写すには、背景や配置をちょっと工夫するだけで
随分と出来栄えが違ってくることは、前回お話しましたが、
今回はさらに、ちょっとした加工を加えることで、
プロが写した写真とまではいきませんが、
簡単にプロの写真に近づけるような、ワンランク上の画像にします

画像1は上から撮った画像です。
画像2は斜め上と言うより、横からに近い角度から撮った画像です。
お椀物や大鉢などの画像は、画像1のように上から撮るといいのですが
お皿のような平たいものなどは、画像2のように撮ると、ちょっと違って見えます。

また、いくつもの料理など、たくさんの数を紹介したいときは、上から。
一つの品物を強調したいときは、横からのアップがベストです。

横から撮るときは、遠くの背景まで写ってしまうので
思ったより遠くのものまで気を使います。

画像2では少し寂しい感じがしたので、
画像3のように、緑を演出しました。

で、普通は、ここで、前回のように画像のレベルをトーンカーブなどで、調整して
フィルターのシャープを掛けて、画像をくっきりさせて出来上がりでした。

が、今日はここに一工夫の加工をします。
遠くをぼかして1眼レフ画像のように、遠近感を出した画像にします。

画像4がその加工をしたものです。
羊羹以外のところにぼかしを掛けた状態です。

ぼかしをメインとなる対象物以外のところに、
対象物から放射状に、ぼかしツールでぼかしを掛けます。
ぼかしの掛け方は、ソフトによって様々なやり方があります。
マスクツールなどでぼかし範囲を選択して、ぼかしの種類と強度などを選択する方法。
筆ツールにぼかしがある場合は、直接マウスで操作できるので便利ですね。

どうですか