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2016年04月23日

地震と瓦屋根・・・・・・・・

日本全国地震列島の我が国に安全な所があるのだろうか?

先日の熊本の地震でも大変な被害が出て、地元の方々のご苦労は並々ならぬものがあろうかと存じます~

熊本城の一部が崩れたのには驚きました~

地震後の街の様子をTVで見ていると、屋根瓦が滑り落ちている家屋や瓦屋根が無事なまま倒壊している家屋~

様々な光景を眼にしました~

「土」は家屋にとって木材とともに昔から日本の建築に必要なものでした~

昔は壁にも「土壁」というものがありましたし、屋根瓦の下にも「葺き土」がありました~

だから、揺れると瓦は衝撃で落下し易くなっています~・・・先人の知恵なのでしょう。

瓦が落ちた分、家屋にかかる重みが軽減し本体を守ります~

しかし瓦の落下は道を歩く人には危険性が大きく、阪神大震災以後建築基準法が変わり・・・

瓦が落ちない様にビス止めする工法になってるようです・・・・・・・・

だから、倒壊している家屋で屋根そのものは無事な姿がいくつも見受けられました・・・・

熊本城の瓦も滑り落ちています~  これだと新しく瓦を昔の工法で再現すれば簡単ですが・・・

瓦を落として家自体を軽くし守るという先人たちの千恵の凄さに驚かせられる~

日本家屋建築の匠の技を改めて感じた事件だった・・・・・・・
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