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2015年07月27日
最安のスマホ料金節約法は2台持ちでした!!
・スマホとガラケー、2台持ちの方が月々の料金は安くなるのか?
以前の記事で、「『絶対2台持ちがお得』と言えるような劇的なプランは無いのでは?と思います。」と私は書いていました。
「通話専用月額2円維持のガラケー+データ専用スマホ」 が最安プランになります。
いろいろと条件はありますが、この記事の条件を実行できる方は、月々の支払額は「ご自身にとっての”最安”の料金プラン」になるはずです。
※下記内容を実践する場合は、各店舗の契約条件を確認してください。
どこでも下記の条件で契約ができるわけではありません。
条件:auにMNPできること。
(つまり、現在auのユーザーの方は対象外)
実施方法:
(1)auのガラケー、GratinaまたはGratina2がMNP一括0円の店を探す。
(2)現在の契約をMNPでauのGratina(Gratina2)に変更する。
(3)Gratina(Gratina2)の契約は、「プランEシンプル」を選択する。(誰でも割適用)
(4)パケットプランには入らない。
(5)EZWINも入らない。(MNP時加入必須の場合、翌月解約)
まず、ここまでの手順を実施します。
(5)のEZWIN(月額324円、税込)は、加入させられるかもしれません。
その場合は、「いつ、EZWINを解約してよいか?」を確認します。
大抵、翌月解約可能なようですので、その場合は翌月に解約します。
こうすることで、EZWINの解約完了後の月額料金は、
Eシンプル 802円(税抜)
毎月割 −900円(Gratina2の場合-810円)
ユニバーサルサービス料 2円
となって、結果、ユニバーサルサービス料だけの、「毎月2円」の契約が可能です。
※この契約は3年間「月2円」となります。
ただし、
・通話料、SMS送信料は別途かかります。家族間通話無料などもありません。
・Eメールは使用できません。
となります。
次に、データ通信やメールの環境は好きなMVNOの好きなプランを選択してください。
例えば、本当に月額料金を最安にしたい場合は、FREETELのデータ通信のみのプランに契約し、FREETELのホームページから「節約モード」を起動してください。
FREETELの料金プランはこちら。
こうすることで、月額料金は
データ通信契約分:299円(税抜)
音声通話契約分 : 0円(税抜)
小計 :323円(税込)
ユニバーサルサービス料:4円(2円x2)
合計 :327円(税込)
となります。
実際には、必要な高速データ通信量があるプランを選択したり、SMSが使えるプランを選択したりすればよいと思います。
例えば、
DMMmobile データSIMプラン1GB 630円(月額、税抜、SMS追加は+150円)
の契約なら、電話をかけなければ、SMS付でも月1000円(税込)で維持できます。
スマホもセットで購入したいという方には、NifMoがおススメです。
NifMoはスマホセットのプランで申し込むと、24か月間200円引きになります。
その為、
Nifmo 3GBプラン 700円(月額、税抜、SMS追加は+150円)
※別途、端末代金が必要。
です。
端末代金以外の部分は、DMMの1GBプランと70円しか変わらなくなります。
(ただし、NifMoは端末がDMMより高いです。)
さらに、@Niftyの会員の方は、ここからさらに月200円引きになります。
と言う事で、
・@Nifty会員
・MVNOの格安SIMにしたい。
・スマホも一緒に購入する。
と言う人は、NifMo一択でも良いと思います。
(端末がP8liteかARROWS M01でよければ。)
ちなみに、2015年7月31日までは「スマホセット10000円キャッシュバックキャンペーン」あり。
・スマホセット -200円
・@nifty会員 -200円
・10000円キャッシュバック
すべての条件に当てはまれば、現在の各社料金プランではかなり安いはずです。
スマホセット10000円キャッシュバックキャンペーンを利用するには、上記リンクからキャンペーンサイトを見てください。
(たぶん、ブログやニュースサイトなどからの広告リンクのみだと思います。)
以前の記事で、「『絶対2台持ちがお得』と言えるような劇的なプランは無いのでは?と思います。」と私は書いていました。
すみません。
現時点の最安の料金プランは2台持ちです。
「通話専用月額2円維持のガラケー+データ専用スマホ」 が最安プランになります。
いろいろと条件はありますが、この記事の条件を実行できる方は、月々の支払額は「ご自身にとっての”最安”の料金プラン」になるはずです。
※下記内容を実践する場合は、各店舗の契約条件を確認してください。
どこでも下記の条件で契約ができるわけではありません。
条件:auにMNPできること。
(つまり、現在auのユーザーの方は対象外)
実施方法:
(1)auのガラケー、GratinaまたはGratina2がMNP一括0円の店を探す。
(2)現在の契約をMNPでauのGratina(Gratina2)に変更する。
(3)Gratina(Gratina2)の契約は、「プランEシンプル」を選択する。(誰でも割適用)
(4)パケットプランには入らない。
(5)EZWINも入らない。(MNP時加入必須の場合、翌月解約)
まず、ここまでの手順を実施します。
(5)のEZWIN(月額324円、税込)は、加入させられるかもしれません。
その場合は、「いつ、EZWINを解約してよいか?」を確認します。
大抵、翌月解約可能なようですので、その場合は翌月に解約します。
こうすることで、EZWINの解約完了後の月額料金は、
Eシンプル 802円(税抜)
毎月割 −900円(Gratina2の場合-810円)
ユニバーサルサービス料 2円
となって、結果、ユニバーサルサービス料だけの、「毎月2円」の契約が可能です。
※この契約は3年間「月2円」となります。
ただし、
・通話料、SMS送信料は別途かかります。家族間通話無料などもありません。
・Eメールは使用できません。
となります。
次に、データ通信やメールの環境は好きなMVNOの好きなプランを選択してください。
例えば、本当に月額料金を最安にしたい場合は、FREETELのデータ通信のみのプランに契約し、FREETELのホームページから「節約モード」を起動してください。
FREETELの料金プランはこちら。
こうすることで、月額料金は
データ通信契約分:299円(税抜)
音声通話契約分 : 0円(税抜)
小計 :323円(税込)
ユニバーサルサービス料:4円(2円x2)
合計 :327円(税込)
となります。
実際には、必要な高速データ通信量があるプランを選択したり、SMSが使えるプランを選択したりすればよいと思います。
例えば、
DMMmobile データSIMプラン1GB 630円(月額、税抜、SMS追加は+150円)
の契約なら、電話をかけなければ、SMS付でも月1000円(税込)で維持できます。
スマホもセットで購入したいという方には、NifMoがおススメです。
NifMoはスマホセットのプランで申し込むと、24か月間200円引きになります。
その為、
Nifmo 3GBプラン 700円(月額、税抜、SMS追加は+150円)
※別途、端末代金が必要。
です。
端末代金以外の部分は、DMMの1GBプランと70円しか変わらなくなります。
(ただし、NifMoは端末がDMMより高いです。)
さらに、@Niftyの会員の方は、ここからさらに月200円引きになります。
と言う事で、
・@Nifty会員
・MVNOの格安SIMにしたい。
・スマホも一緒に購入する。
と言う人は、NifMo一択でも良いと思います。
(端末がP8liteかARROWS M01でよければ。)
ちなみに、2015年7月31日までは「スマホセット10000円キャッシュバックキャンペーン」あり。
・スマホセット -200円
・@nifty会員 -200円
・10000円キャッシュバック
すべての条件に当てはまれば、現在の各社料金プランではかなり安いはずです。
スマホセット10000円キャッシュバックキャンペーンを利用するには、上記リンクからキャンペーンサイトを見てください。
(たぶん、ブログやニュースサイトなどからの広告リンクのみだと思います。)
2015年06月07日
LTE対応バンド
SIMフリースマホを選択する際に確認しておいた方が良いLTEのバンド(対応周波数)について、ケータイwatchにまとめられている記事があるのを思い出しましたのでLINKさせてもらいたいと思います。
ケータイwatchの記事はこちら。
以前、「65.SIMフリースマホは対応バンドが大事」で、ドコモのLTEバンドについて記載していました。
ドコモ網を利用するMVNOの格安SIMを利用する場合には、この記事の内容だけでも問題無いと思いますが、ケータイwatchの記事はわかりやすくまとめられていると思いますので、こちらもご確認いただければと思います。
実際には、この記事があることだけを覚えておいてもらって、SIMフリースマホの購入を検討する時に、この記事からLINKを見てらえれば良いと思います。
ケータイwatchの記事はこちら。
以前、「65.SIMフリースマホは対応バンドが大事」で、ドコモのLTEバンドについて記載していました。
ドコモ網を利用するMVNOの格安SIMを利用する場合には、この記事の内容だけでも問題無いと思いますが、ケータイwatchの記事はわかりやすくまとめられていると思いますので、こちらもご確認いただければと思います。
実際には、この記事があることだけを覚えておいてもらって、SIMフリースマホの購入を検討する時に、この記事からLINKを見てらえれば良いと思います。
2015年01月12日
SIMフリースマホは対応バンドが大事
今回はSIMフリースマホ選択時に確認しておきたい「対応バンド」について記載します。
※もっと早い時期に掲載すべきでした...。
なお、現在の格安SIMが、ほぼドコモ網を利用したMVNOであることから、ドコモ網のLTE通信バンドについて記載します。
「対応バンド」とは
「対応バンド」とは、スマホ本体が対応している通信周波数の事です。
ドコモでは、2014年末時点では、Band1、Band3、Band19、Band21の4つのバンドで通信が行われています。
それぞれのバンドによって、最高通信速度や電波の届く範囲が異なっているため、「ドコモのスマホ」と言っても、対応するバンドが異なるとつながりやすさや通信速度(快適さ)に違いが出たりします。
それでも、ドコモのスマホであれば、必ずドコモのバンド(の一部)には対応しているはずなので良いのですが、SIMフリースマホを利用する場合、極端なことを言えば、「SIMフリースマホを買ったはいいが、ドコモの周波数(バンド)に対応していなかった。」なんてことになってしまうと、そのスマホで格安SIMは使えません。
(現実的に、日本国内で技適を取得しているスマホであればそんな事はないと思いますが。)
そんな訳で、SIMフリースマホを購入するときに確認すべき「対応バンド」の説明です。
〇Band1
周波数:2GHz(2.1GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:エリアの広さが最大。まずは、Band1に対応していることがSIMフリースマホの最低条件。
〇Band3
周波数:1.7GHz(1.8GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:150Mbps
特徴:東名阪でサービスされているバンド。通信速度が現時点では一番速い。
〇Band19
周波数:800MHz
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:「遠くまで飛ぶ」周波数。その為、山間部や郊外で利用されている。
〇Band21
周波数:1.5GHz
下り最大通信速度:112.5MHz
特徴:地方都市を中心にサービスされている周波数。
おまけ
〇Band28
周波数:700MHz
下り最大通信速度:???
特徴:2015年よりサービス開始される予定の周波数帯(バンド)。
認識しておいた方が良いのは上記の4つのバンド。(とりあえずBand28は除く)
この内、絶対条件として、Band1に対応している事を確認してください。
あとは、Band3、19、21、いずれも対応している方が良いですが、全てに対応している端末と言うのは少ないと思います。
ちなみに、ドコモの端末でも、Band3に対応しているのは2013-14年冬春モデル以降です。
(Band3のサービス開始が2013年10月からです。)
さて、ここで、代表的な2機種を見てみると、
〇ASUS Zenfone 5
対応無線規格(LTE):800/900/1800/2100/2600
と記載されており、Band1(2100)、3(1800)、19(800)の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
〇Huawei Ascend Mate7
通信方式(LTE):B1/B2/B3/B4/B5/B7/B19/B20/B40
と記載されており、こちらも、Band1、3、19の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
【注意】
ネット上の通販サイトなどでは、海外向けのSIMフリー端末を販売しているサイトもあります。
これらのサイトで販売するスマホは、対応周波数が異なる場合がありますので、十分に注意してください。
技適(日本国内での使用が法的に認められている証明)も取得していないかもしれません。
家電量販店で販売しているSIMフリースマホであれば大丈夫だと思いますが、「日本国内向けの正規品」を購入するようにしてください。
※もっと早い時期に掲載すべきでした...。
なお、現在の格安SIMが、ほぼドコモ網を利用したMVNOであることから、ドコモ網のLTE通信バンドについて記載します。
「対応バンド」とは
「対応バンド」とは、スマホ本体が対応している通信周波数の事です。
ドコモでは、2014年末時点では、Band1、Band3、Band19、Band21の4つのバンドで通信が行われています。
それぞれのバンドによって、最高通信速度や電波の届く範囲が異なっているため、「ドコモのスマホ」と言っても、対応するバンドが異なるとつながりやすさや通信速度(快適さ)に違いが出たりします。
それでも、ドコモのスマホであれば、必ずドコモのバンド(の一部)には対応しているはずなので良いのですが、SIMフリースマホを利用する場合、極端なことを言えば、「SIMフリースマホを買ったはいいが、ドコモの周波数(バンド)に対応していなかった。」なんてことになってしまうと、そのスマホで格安SIMは使えません。
(現実的に、日本国内で技適を取得しているスマホであればそんな事はないと思いますが。)
そんな訳で、SIMフリースマホを購入するときに確認すべき「対応バンド」の説明です。
〇Band1
周波数:2GHz(2.1GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:エリアの広さが最大。まずは、Band1に対応していることがSIMフリースマホの最低条件。
〇Band3
周波数:1.7GHz(1.8GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:150Mbps
特徴:東名阪でサービスされているバンド。通信速度が現時点では一番速い。
〇Band19
周波数:800MHz
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:「遠くまで飛ぶ」周波数。その為、山間部や郊外で利用されている。
〇Band21
周波数:1.5GHz
下り最大通信速度:112.5MHz
特徴:地方都市を中心にサービスされている周波数。
おまけ
〇Band28
周波数:700MHz
下り最大通信速度:???
特徴:2015年よりサービス開始される予定の周波数帯(バンド)。
認識しておいた方が良いのは上記の4つのバンド。(とりあえずBand28は除く)
この内、絶対条件として、Band1に対応している事を確認してください。
あとは、Band3、19、21、いずれも対応している方が良いですが、全てに対応している端末と言うのは少ないと思います。
ちなみに、ドコモの端末でも、Band3に対応しているのは2013-14年冬春モデル以降です。
(Band3のサービス開始が2013年10月からです。)
さて、ここで、代表的な2機種を見てみると、
〇ASUS Zenfone 5
対応無線規格(LTE):800/900/1800/2100/2600
と記載されており、Band1(2100)、3(1800)、19(800)の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
〇Huawei Ascend Mate7
通信方式(LTE):B1/B2/B3/B4/B5/B7/B19/B20/B40
と記載されており、こちらも、Band1、3、19の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
【注意】
ネット上の通販サイトなどでは、海外向けのSIMフリー端末を販売しているサイトもあります。
これらのサイトで販売するスマホは、対応周波数が異なる場合がありますので、十分に注意してください。
技適(日本国内での使用が法的に認められている証明)も取得していないかもしれません。
家電量販店で販売しているSIMフリースマホであれば大丈夫だと思いますが、「日本国内向けの正規品」を購入するようにしてください。
2014年12月14日
スマホとSIMの呪縛
知人からMVNO(格安SIM)の事を聞かれることがあるので、このブログでも記載しているような事を話すことがあるのですが、どうも、
・スマホとSIMは切り離して考える。
と言うことを理解できていない人がいます。
つまり、ずーっと、ドコモやau、ソフトバンクと言った事業者の端末を使い、当然、SIMも事業者で契約しているので、「端末がSIMと一緒の扱い」になってしまっているのですね。
実際、SIMカードなんて購入時に一度見ただけという人も多いと思いますし、ショップの店員さんが諸々の設定をしてくれたりして、SIMカードもスマホに装着してくれますので、「SIMカードなんて存在すら知らない。」と言う人が居てもおかしくありません。
ですが、「スマホの料金が高い。」「スマホの料金を安くしたい。」と思っている人は、「SIMカード(≒通信事業者との契約)」の事を認識することは非常に大事なことになります。
そんなわけで、
「SIMカードとスマホ本体は切り離して考えるのですよ〜。」
と言うことを説明するわけでですが、「切り離して考える」ためには、やっぱりお金(料金)の内訳を認識するのが良いと思います。
では、例として下図を見てください。
ドコモのスマホ料金の例を示してみました。図の下から順に
〇プラン内訳
・かけ放題プラン : 2200円
・ネット接続料金 : 300円
・高速通信データ量(2GB): 3500円
・スマホ代金 : 月3000円(24か月間)
・毎月割 : 月−2000円(24か月間)
と料金が積みあがっている様子を図示しています。
図に示した通り、毎月の支払額は、「7500円+税」です。
ここで認識していただきたいのは、
図の下の方、薄い緑で示した部分が、「契約している料金プランに従ったスマホの料金」。
図の上の方、オレンジ色の部分と黄色い部分が、「月々の端末代金と毎月割で引かれる金額」。
と言うことです。
「スマホの月々の料金」と言った場合、上記の2つの料金を合算した料金を指すことが多いと思います。
ですが、このように2つの料金として考えると、スマホ料金を削減する方法も見えてきます。
スマホの料金の削減方法
〇その1:端末代金をなくす
あまり現実的ではないかもしれませんが、誰か知り合いにスマホ本体を貰えたとします。
つまり、
端末代金 = 0円
この端末を持って、ドコモショップで上記のプランに加入した場合、端末代金(とその毎月割の分)がかかりませんので、月々の料金は、
・6500円+税
と言うことになり、上記のプランに比べると1000円安くなります。
端末代金の24か月の分割払いが終了した後の料金も、この状態の金額になります。
これって、端末代金がかからないのですから当然ですよね。
〇その2:料金プラン自体を安くする
これが、MVNO(格安SIM)を利用したスマホ料金の削減方法です。
下図を見てください。
架空の料金プランですが、MVNOの料金プランの例を示してみました。
基本の料金は、IIJmioの1600円(高速通信データ量:2GB)を想定しています。
〇プラン内訳
・高速通信+ネット接続 : 1600円
・スマホ代金 : 月3000円(24か月間と仮定)
・毎月割 : なし。
・通話料金 : 完全従量制。(上記例では1000円)
同じスマホが同じように分割払いできる訳ではないので、あくまでも架空のプランになりますが、毎月割のような割引サービスが無く、端末代金は分割で全額払うと仮定しても、合計金額は
・5600円(通話料金を1000円と想定)
です。
もちろん、通話をたくさんする人はもっと高くなりますし、通話をほとんどしない人は安くなります。
最終的には「通話料金次第」ではありますが、2つの図を比べたとき、薄い緑色の部分の大きさが全然違うことがわかると思います。
MVNO(格安SIM)を利用した場合、薄い緑色の部分の中の「通話料金」に相当する部分が基本料金に含まれません。
ですから、図の青色部分が「従量制」で加算されてしまうのですが、このように図示すると、
・どうしてMVNO(格安SIM)が安いのか。
の答えが、
・通話料金が含まれない。
・ネット接続+データ通信料金もMVNOの方が安い。
と言うことが見えてきます。
スマホ本体の代金は、
・スマホ本体を買えばその分の代金がかかる。
と言う至極単純であたりまえな図式です。
さらに、その1とその2の合わせ技で、端末代金がかからずMVNOを利用すればオレンジ色の部分も無くなるわけです。
どれだけ安くなるかは一目瞭然ですね。
まとめると...
こうやって、事業者との契約部分(=SIMの契約)の料金と端末代金の部分を分けて考えると、MVNO(格安SIM)は契約部分が安いことがわかりますね。
それなら、SIM契約の部分は安いMVNOにして、その上で、新しい端末を使うのか古い端末を継続するのか、高い端末にするか安い端末にするか、など、ご自身の状況で端末を決めればよいと思います。
・スマホとSIMは切り離して考える。
と言うことを理解できていない人がいます。
つまり、ずーっと、ドコモやau、ソフトバンクと言った事業者の端末を使い、当然、SIMも事業者で契約しているので、「端末がSIMと一緒の扱い」になってしまっているのですね。
実際、SIMカードなんて購入時に一度見ただけという人も多いと思いますし、ショップの店員さんが諸々の設定をしてくれたりして、SIMカードもスマホに装着してくれますので、「SIMカードなんて存在すら知らない。」と言う人が居てもおかしくありません。
ですが、「スマホの料金が高い。」「スマホの料金を安くしたい。」と思っている人は、「SIMカード(≒通信事業者との契約)」の事を認識することは非常に大事なことになります。
そんなわけで、
「SIMカードとスマホ本体は切り離して考えるのですよ〜。」
と言うことを説明するわけでですが、「切り離して考える」ためには、やっぱりお金(料金)の内訳を認識するのが良いと思います。
では、例として下図を見てください。
ドコモのスマホ料金の例を示してみました。図の下から順に
〇プラン内訳
・かけ放題プラン : 2200円
・ネット接続料金 : 300円
・高速通信データ量(2GB): 3500円
・スマホ代金 : 月3000円(24か月間)
・毎月割 : 月−2000円(24か月間)
と料金が積みあがっている様子を図示しています。
図に示した通り、毎月の支払額は、「7500円+税」です。
ここで認識していただきたいのは、
図の下の方、薄い緑で示した部分が、「契約している料金プランに従ったスマホの料金」。
図の上の方、オレンジ色の部分と黄色い部分が、「月々の端末代金と毎月割で引かれる金額」。
と言うことです。
「スマホの月々の料金」と言った場合、上記の2つの料金を合算した料金を指すことが多いと思います。
ですが、このように2つの料金として考えると、スマホ料金を削減する方法も見えてきます。
スマホの料金の削減方法
〇その1:端末代金をなくす
あまり現実的ではないかもしれませんが、誰か知り合いにスマホ本体を貰えたとします。
つまり、
端末代金 = 0円
この端末を持って、ドコモショップで上記のプランに加入した場合、端末代金(とその毎月割の分)がかかりませんので、月々の料金は、
・6500円+税
と言うことになり、上記のプランに比べると1000円安くなります。
端末代金の24か月の分割払いが終了した後の料金も、この状態の金額になります。
これって、端末代金がかからないのですから当然ですよね。
〇その2:料金プラン自体を安くする
これが、MVNO(格安SIM)を利用したスマホ料金の削減方法です。
下図を見てください。
架空の料金プランですが、MVNOの料金プランの例を示してみました。
基本の料金は、IIJmioの1600円(高速通信データ量:2GB)を想定しています。
〇プラン内訳
・高速通信+ネット接続 : 1600円
・スマホ代金 : 月3000円(24か月間と仮定)
・毎月割 : なし。
・通話料金 : 完全従量制。(上記例では1000円)
同じスマホが同じように分割払いできる訳ではないので、あくまでも架空のプランになりますが、毎月割のような割引サービスが無く、端末代金は分割で全額払うと仮定しても、合計金額は
・5600円(通話料金を1000円と想定)
です。
もちろん、通話をたくさんする人はもっと高くなりますし、通話をほとんどしない人は安くなります。
最終的には「通話料金次第」ではありますが、2つの図を比べたとき、薄い緑色の部分の大きさが全然違うことがわかると思います。
MVNO(格安SIM)を利用した場合、薄い緑色の部分の中の「通話料金」に相当する部分が基本料金に含まれません。
ですから、図の青色部分が「従量制」で加算されてしまうのですが、このように図示すると、
・どうしてMVNO(格安SIM)が安いのか。
の答えが、
・通話料金が含まれない。
・ネット接続+データ通信料金もMVNOの方が安い。
と言うことが見えてきます。
スマホ本体の代金は、
・スマホ本体を買えばその分の代金がかかる。
と言う至極単純であたりまえな図式です。
さらに、その1とその2の合わせ技で、端末代金がかからずMVNOを利用すればオレンジ色の部分も無くなるわけです。
どれだけ安くなるかは一目瞭然ですね。
まとめると...
こうやって、事業者との契約部分(=SIMの契約)の料金と端末代金の部分を分けて考えると、MVNO(格安SIM)は契約部分が安いことがわかりますね。
それなら、SIM契約の部分は安いMVNOにして、その上で、新しい端末を使うのか古い端末を継続するのか、高い端末にするか安い端末にするか、など、ご自身の状況で端末を決めればよいと思います。
2014年11月20日
スマホとガラケー、2台持ちの方が月々の料金は安くなるのか?
----- 2015/7/27 追記 -----
・最安のスマホ料金節約法は2台持ちでした!!
をアップしました。
2台持ちについては、上記記事もご確認ください。
----- ここまで -----
ネットの記事などではよく目にしていたのですが、実は真剣に考えていませんでした。
今回の記事は、
「スマホとガラケー、2台持ちの方が月々の料金は安くなるのか?」
を考えてみます。
と言いながら、実践したわけではないのであくまでもネットの料金から計算した金額です。
〇ガラケー
基本料金:934円(税抜)
・au タイプSSプラン(1000円分無料通話付き)
・「誰でも割」適用
〇スマホ
基本料金:1040円(税抜)
・IIJmio ミニマムスタートプラン(2GB)
・SMSオプション付き
〇合計
税抜:1974円
税込:2134円(ユニバーサルサービス料込み)
上記のプランは
・ガラケー:通話のみ。データ通信無し。
・スマホ :データ通信+SMS。通話無し。
として考えました。
また、ガラケーの料金については、かけ放題プランではなく旧料金プランで計算をした方が安くなると思いますので、旧料金プランが残っているauの料金で計算しました。
結果は、税込合計金額が2134円。さらに1000円分の無料通話付きです。
※通話は20円/30秒。
ガラケーの方は「基本プランのみの契約」が可能なのかよくわかりませんが、このプランがで契約が可能であれば、2134円で1000円分の無料通話付きとなります。
かなり魅力的? ですかね...。
では、スマホ1台の場合と比較します。
〇スマホ
基本料金:1600円(税抜)
・IIJmio ミニマムスタートプラン(2GB)
・音声通話付き
〇合計
税抜:1600円
税込:1731円(ユニバーサルサービス料込み)
です。
仮に、370円分通話したとすると、
〇合計(370円分通話)
税抜:1970円
税込:2130円(ユニバーサルサービス料込み)
となり、先ほどの2台持ちとほぼ同額になりました。
さて、ここで確認しておきます。
・2台持ちは1000分無料だが30秒/20円で計算する。
・1台持ちは30秒/10円で計算する(できる)。
・すなわち、無料通話1000円分と言いつつ1台持ちの500円分相当である。
と言う事になります。
※1台持ちの場合は「楽天でんわ」等を利用した場合を想定。
「楽天でんわ」等は無料通話対象にならない為、無料通話分は30秒/20円計算となる。
以上のことから言えるのは、
・2台持ちにしても、基本料金で3〜4分程度長く話せる程度の差しかない。
と言う事になります。
これ以降の通話に関しては、ガラケーでも「楽天でんわ」等も利用可能ですが、
「1000円分の無料通話を使い切った以降の電話は『楽天でんわ』を利用する。」
など、運用での対応が必要になります。
その為、ガラケーでは「楽天でんわ」等は利用しないと仮定すると、無料通話分を超える通話料金は、スマホで「楽天でんわ」等を利用した場合の倍の金額です。
以上の事を考えると、2台持ちによるメリットはあまりないかなぁ...。と言うのが私の結論です。
もちろん、スマホのSMSを無くしたり、もっと安いプランもあるかもしれませんが、「絶対2台持ちがお得」と言えるような劇的なプランは無いのでは?と思います。
・最安のスマホ料金節約法は2台持ちでした!!
をアップしました。
2台持ちについては、上記記事もご確認ください。
----- ここまで -----
ネットの記事などではよく目にしていたのですが、実は真剣に考えていませんでした。
今回の記事は、
「スマホとガラケー、2台持ちの方が月々の料金は安くなるのか?」
を考えてみます。
と言いながら、実践したわけではないのであくまでもネットの料金から計算した金額です。
〇ガラケー
基本料金:934円(税抜)
・au タイプSSプラン(1000円分無料通話付き)
・「誰でも割」適用
〇スマホ
基本料金:1040円(税抜)
・IIJmio ミニマムスタートプラン(2GB)
・SMSオプション付き
〇合計
税抜:1974円
税込:2134円(ユニバーサルサービス料込み)
上記のプランは
・ガラケー:通話のみ。データ通信無し。
・スマホ :データ通信+SMS。通話無し。
として考えました。
また、ガラケーの料金については、かけ放題プランではなく旧料金プランで計算をした方が安くなると思いますので、旧料金プランが残っているauの料金で計算しました。
結果は、税込合計金額が2134円。さらに1000円分の無料通話付きです。
※通話は20円/30秒。
ガラケーの方は「基本プランのみの契約」が可能なのかよくわかりませんが、このプランがで契約が可能であれば、2134円で1000円分の無料通話付きとなります。
かなり魅力的? ですかね...。
では、スマホ1台の場合と比較します。
〇スマホ
基本料金:1600円(税抜)
・IIJmio ミニマムスタートプラン(2GB)
・音声通話付き
〇合計
税抜:1600円
税込:1731円(ユニバーサルサービス料込み)
です。
仮に、370円分通話したとすると、
〇合計(370円分通話)
税抜:1970円
税込:2130円(ユニバーサルサービス料込み)
となり、先ほどの2台持ちとほぼ同額になりました。
さて、ここで確認しておきます。
・2台持ちは1000分無料だが30秒/20円で計算する。
・1台持ちは30秒/10円で計算する(できる)。
・すなわち、無料通話1000円分と言いつつ1台持ちの500円分相当である。
と言う事になります。
※1台持ちの場合は「楽天でんわ」等を利用した場合を想定。
「楽天でんわ」等は無料通話対象にならない為、無料通話分は30秒/20円計算となる。
以上のことから言えるのは、
・2台持ちにしても、基本料金で3〜4分程度長く話せる程度の差しかない。
と言う事になります。
これ以降の通話に関しては、ガラケーでも「楽天でんわ」等も利用可能ですが、
「1000円分の無料通話を使い切った以降の電話は『楽天でんわ』を利用する。」
など、運用での対応が必要になります。
その為、ガラケーでは「楽天でんわ」等は利用しないと仮定すると、無料通話分を超える通話料金は、スマホで「楽天でんわ」等を利用した場合の倍の金額です。
以上の事を考えると、2台持ちによるメリットはあまりないかなぁ...。と言うのが私の結論です。
もちろん、スマホのSMSを無くしたり、もっと安いプランもあるかもしれませんが、「絶対2台持ちがお得」と言えるような劇的なプランは無いのでは?と思います。
2014年11月18日
「テザリング」か「おサイフケータイ」か
ASUSのZenFone5の紹介記事を記載した時、ZenFone5について物足りないのは、
・防塵、防水対応ではない。
・おサイフケータイが使えない。
の2点と記載しました。
今回の記事は、現状、格安SIMを利用する上で我慢しなければいけないことについて記載します。
現状、格安SIM(MVNO)を利用する上で我慢しなければいけないこと、それは本記事の題名に記載した、
・;">「テザリング」と「おサイフケータイ」のどちらかを選ばなければいけない。
と言う事です。
どういう事かと言うと、現状mineo以外の格安SIMはドコモ網を利用しています。
その為、ドコモのスマホかSIMフリースマホであれば、mineo以外の格安SIMを利用することができます。
しかし、
・ドコモのスマホは格安SIM利用時にテザリングができない。
・SIMフリースマホはおサイフケータイに対応していない。
と言う状況のため、この2点の両立ができません。
テザリングについては、以前の記事で記載の通り、ドコモスマホではテザリングをONにするとAPN設定が切り替わってしまう事によります。
その代り、ドコモスマホでは、おサイフケータイは利用できます。(ドコモ提供サービスに接続するものは除きます。)
次に、おサイフケータイについては、現状、SIMフリースマホは、ほぼ海外メーカー製に占められていることから、対応している端末はありません。(と認識しています。)
せっかく便利な機能なのですが、NFC対応だけでは「おサイフケータイ対応」とはなりませんので注意が必要です。
この「現状の我慢」を解決することは技術的に難しい事ではありません。
各メーカーとも、一世代前のスマホでも構わないので、ドコモから販売したスマホのAPN設定の切り替えをなくして、SIMフリーとして販売してほしいところです。
このように考えると、現状ではmineoが一番理想的なスマホを出していることになるのかもしれません。
mineo侮りがたし。ですね。
・防塵、防水対応ではない。
・おサイフケータイが使えない。
の2点と記載しました。
今回の記事は、現状、格安SIMを利用する上で我慢しなければいけないことについて記載します。
現状、格安SIM(MVNO)を利用する上で我慢しなければいけないこと、それは本記事の題名に記載した、
・;">「テザリング」と「おサイフケータイ」のどちらかを選ばなければいけない。
と言う事です。
どういう事かと言うと、現状mineo以外の格安SIMはドコモ網を利用しています。
その為、ドコモのスマホかSIMフリースマホであれば、mineo以外の格安SIMを利用することができます。
しかし、
・ドコモのスマホは格安SIM利用時にテザリングができない。
・SIMフリースマホはおサイフケータイに対応していない。
と言う状況のため、この2点の両立ができません。
テザリングについては、以前の記事で記載の通り、ドコモスマホではテザリングをONにするとAPN設定が切り替わってしまう事によります。
その代り、ドコモスマホでは、おサイフケータイは利用できます。(ドコモ提供サービスに接続するものは除きます。)
次に、おサイフケータイについては、現状、SIMフリースマホは、ほぼ海外メーカー製に占められていることから、対応している端末はありません。(と認識しています。)
せっかく便利な機能なのですが、NFC対応だけでは「おサイフケータイ対応」とはなりませんので注意が必要です。
この「現状の我慢」を解決することは技術的に難しい事ではありません。
各メーカーとも、一世代前のスマホでも構わないので、ドコモから販売したスマホのAPN設定の切り替えをなくして、SIMフリーとして販売してほしいところです。
このように考えると、現状ではmineoが一番理想的なスマホを出していることになるのかもしれません。
mineo侮りがたし。ですね。
2014年10月20日
MVNO(格安SIM)の選択方法
これまで、このブログでは「MVNO(格安SIM)の比較」のようなことはしてきませんでした。
それは、
・数が多くて全てを網羅して比較することは現実的でない。
・時間の経過とともに各社のプランも変更となる可能性があり、いつまでも最新情報ではない。
などを考慮していたためです。
ですが、「MVNOの選び方」を検討するために、今回はいくつかのMVNOを比較したいと思います。
MVNO選択のための比較項目は以下のような項目になります。
(1)月額料金
(2)高速通信のデータ量
(3)高速通信時の速度
(4)低速通信時の速度
(5)高速通信、低速通信の速度切替の可否
(6)端末セットプランの有無
上記以外にも、検討対象の項目はあると思いますが、優先度、重要度を考慮して各項目を見ていった方が良いでしょう。
まずは、
(2)高速通信のデータ量
がどれだけ必要かによって、プランはほとんど決定します。
ご自身に必要な高速通信のデータ量を確認したうえで、それ以外の項目を比較することをお勧めします。
例として、4つの格安SIMを比較してみたいと思います。
今回の例は、「自宅でのWi-Fi接続などを活用し、高速通信のデータ量はそれほど必要ない。」と言う場合です。
〇IIJmioミニマムスタートプラン
月額料金(税抜) :1600円
高速通信のデータ量 :2GB、366MB/3日
高速通信時の速度 :150Mbps
低速通信時の速度 :200kbps
高速/低速通信の切替:可
端末セットプラン :無
〇BIGLOBE LTE 3G 音声通話スタートプラン
月額料金(税抜) :1600円*1
高速通信のデータ量 :1GB、120MB/3日
高速通信時の速度 :150Mbps
低速通信時の速度 :200kbps
高速/低速通信の切替:不可
端末セットプラン :有
*1:BIGLOBEに加入済の場合、-200円。
〇so-net モバイルLTE+Talk S2プラン
月額料金(税抜) :1890円*2
高速通信のデータ量 :1.5GB、360MB/3日
高速通信時の速度 :150Mbps
低速通信時の速度 :???
高速/低速通信の切替:不可
端末セットプラン :有
*2:so-netに加入済の場合、-200円。
〇mineoデュアルタイプ1GB
月額料金(税抜) :1590円
高速通信のデータ量 :1GB、500MB/3日
高速通信時の速度 :75Mbps
低速通信時の速度 :200kbps
高速/低速通信の切替:不可
端末セットプラン :有
なんだか、似たり寄ったりですね。
高速通信可能なデータ量は、IIJmioやso-netが多くなっていますが、料金的には、既にBIGLOBEに加入している人であれば、BIGLOBE SIMが安くなります。
・データ通信量を優先すればIIJmio
・すでにBIGLOBEに加入しているのであればBIGLOBE
でしょうか。
いずれにしても、ここに記載した内容だけでは、「これが1番」と断定するには決め手に欠ける気がします。
このように比較すると、各プランのその他の内容も気になってきます。
例えば、
・IIJmio
BIC SIMで申込みを行うと、wi2 300のWi-Fiスポットへの接続が無料で行うことができます。
ただし、無料接続可能なのは「ベーシックエリア」のみで「オプションエリア」への接続はできません。
・BIGLOBE
BIGLOBEもWi-Fiスポットへの無料接続が可能です。
その他に、セキュリティアプリの12か月間無料利用権があります。
・so-net
セキュリティサービスが無料でついてきます。
so-netのサービスのいいところは、PCやタブレットも含めて5台までセキュリティソフトをインストールして使用することが可能となっています。
考え方によっては、これだけで結構な金額に相当するサービスかもしれません。
・mineo
IP電話「LaLa Call(ララコール)」の月額基本料金(100円)が無料になります。
ざっと見ていくとこのような感じですが、mineoは最新端末「AQUOS SERIE(SHL25)」とのセットができますし、「端末代金込みで月2480円!?」でも記載した、so-netのスマホセットも魅力的なプランです。
端末をセットで購入したい人にとっては、購入できる端末が何かも重要な要素です。
結局、
1.セットにできる端末の内容を確認する。(端末とセットで購入する場合)
2.必要な高速通信データ量から各社の料金プランを見つける。
3.各社の料金プランの中から、自分の優先する内容に沿ってMVNOを絞り込む。
と言った順に見ていくと、納得できるMVNO(格安SIM)にたどり着けると思います。
※もしかすると、「検討の結果、自分に合う格安SIMは無い。」と言う結論になることもあるかもしれません。
それは、
・数が多くて全てを網羅して比較することは現実的でない。
・時間の経過とともに各社のプランも変更となる可能性があり、いつまでも最新情報ではない。
などを考慮していたためです。
ですが、「MVNOの選び方」を検討するために、今回はいくつかのMVNOを比較したいと思います。
MVNO選択のための比較項目は以下のような項目になります。
(1)月額料金
(2)高速通信のデータ量
(3)高速通信時の速度
(4)低速通信時の速度
(5)高速通信、低速通信の速度切替の可否
(6)端末セットプランの有無
上記以外にも、検討対象の項目はあると思いますが、優先度、重要度を考慮して各項目を見ていった方が良いでしょう。
まずは、
(2)高速通信のデータ量
がどれだけ必要かによって、プランはほとんど決定します。
ご自身に必要な高速通信のデータ量を確認したうえで、それ以外の項目を比較することをお勧めします。
例として、4つの格安SIMを比較してみたいと思います。
今回の例は、「自宅でのWi-Fi接続などを活用し、高速通信のデータ量はそれほど必要ない。」と言う場合です。
〇IIJmioミニマムスタートプラン
月額料金(税抜) :1600円
高速通信のデータ量 :2GB、366MB/3日
高速通信時の速度 :150Mbps
低速通信時の速度 :200kbps
高速/低速通信の切替:可
端末セットプラン :無
〇BIGLOBE LTE 3G 音声通話スタートプラン
月額料金(税抜) :1600円*1
高速通信のデータ量 :1GB、120MB/3日
高速通信時の速度 :150Mbps
低速通信時の速度 :200kbps
高速/低速通信の切替:不可
端末セットプラン :有
*1:BIGLOBEに加入済の場合、-200円。
〇so-net モバイルLTE+Talk S2プラン
月額料金(税抜) :1890円*2
高速通信のデータ量 :1.5GB、360MB/3日
高速通信時の速度 :150Mbps
低速通信時の速度 :???
高速/低速通信の切替:不可
端末セットプラン :有
*2:so-netに加入済の場合、-200円。
〇mineoデュアルタイプ1GB
月額料金(税抜) :1590円
高速通信のデータ量 :1GB、500MB/3日
高速通信時の速度 :75Mbps
低速通信時の速度 :200kbps
高速/低速通信の切替:不可
端末セットプラン :有
なんだか、似たり寄ったりですね。
高速通信可能なデータ量は、IIJmioやso-netが多くなっていますが、料金的には、既にBIGLOBEに加入している人であれば、BIGLOBE SIMが安くなります。
・データ通信量を優先すればIIJmio
・すでにBIGLOBEに加入しているのであればBIGLOBE
でしょうか。
いずれにしても、ここに記載した内容だけでは、「これが1番」と断定するには決め手に欠ける気がします。
このように比較すると、各プランのその他の内容も気になってきます。
例えば、
・IIJmio
BIC SIMで申込みを行うと、wi2 300のWi-Fiスポットへの接続が無料で行うことができます。
ただし、無料接続可能なのは「ベーシックエリア」のみで「オプションエリア」への接続はできません。
・BIGLOBE
BIGLOBEもWi-Fiスポットへの無料接続が可能です。
その他に、セキュリティアプリの12か月間無料利用権があります。
・so-net
セキュリティサービスが無料でついてきます。
so-netのサービスのいいところは、PCやタブレットも含めて5台までセキュリティソフトをインストールして使用することが可能となっています。
考え方によっては、これだけで結構な金額に相当するサービスかもしれません。
・mineo
IP電話「LaLa Call(ララコール)」の月額基本料金(100円)が無料になります。
ざっと見ていくとこのような感じですが、mineoは最新端末「AQUOS SERIE(SHL25)」とのセットができますし、「端末代金込みで月2480円!?」でも記載した、so-netのスマホセットも魅力的なプランです。
端末をセットで購入したい人にとっては、購入できる端末が何かも重要な要素です。
結局、
1.セットにできる端末の内容を確認する。(端末とセットで購入する場合)
2.必要な高速通信データ量から各社の料金プランを見つける。
3.各社の料金プランの中から、自分の優先する内容に沿ってMVNOを絞り込む。
と言った順に見ていくと、納得できるMVNO(格安SIM)にたどり着けると思います。
※もしかすると、「検討の結果、自分に合う格安SIMは無い。」と言う結論になることもあるかもしれません。
2014年10月19日
高速通信データ量を少なくする
以前の記事、「格安SIMでスマフォの料金が安くなる人/ならない人」では、高速通信のデータ量については「同じデータ量なら格安SIMの方が安い。」と説明しました。
今回の記事では、もう少し積極的に高速通信のデータ量を少なくして、料金プラン自体を1ランク安いプラン(高速通信のデータ量の少ないプラン)にする方法について検討します。
と言いながら、あまり面倒が増えると、結局、その方法は実施され無くなってしまいますので、2点だけ記載します。
なお、今回記載の方法は、
・少なくとも自宅にWi-Fiの環境がある。
ことを前提にしています。
また、この方法をとっても、普段の使用方法(データ通信量)により、安いプランにはできないかもしれません。
「必ず安いプランにできる。」訳ではありませんので、その点はご了承ください。
(1)アプリの更新はWi-Fi接続時のみ実施。
これは、Androidスマホのデフォルト設定通りだと思いますので、改めて設定の必要はないかもしれません。
「Playストア」を起動し、
・メニュー内の「設定」 ⇒ 「アプリの自動更新」
をタップすると、アプリの更新を行うタイミングを設定できます。(下の画面)
この設定で、「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」になっていれば、高速通信のデータ量を使用する状態(外出時など)に、アプリの自動更新が行われることはありません。
まずは、この設定を見直しておきましょう。
(ほとんどの人は、初期値でこの設定になっていると思います。)
また、寝る前や朝起きた時にスマホを確認して、アプリのアップデートがあった場合は、家に居る(Wi-Fi接続している)時にアップデートを実施してしまいましょう。
(2)高速通信と非高速通信を切り替えるアプリを利用する。
これは、契約するMVNO(格安SIM)によりますが、例えば、私が契約したIIJmioの場合、「みおぽん」と言うアプリがあります。(下の画面)
このアプリは、何をするアプリかと言うと、
・高速通信する ←→ 高速通信しない
を切り替えるアプリです。
アプリを起動すると、下のような画面になり、電話番号の右側の(画面上の)スイッチでON/OFFを切り替えます。
(実際には、下の画面はアプリ起動後、電話番号部分をタップして直近の日ごとのデータ通信量を表示した状態にしています。)
このような、通信速度の切り替えアプリが用意されている格安SIMの場合、高速通信を「OFF」に設定しておくと、「高速通信のデータ量」を消費しません。
その為、
・通常は高速通信をOFFにしておいて、動画を見るなど高速通信したい時だけ高速通信をONにする。
と言う使い方をすると、かなり高速通信のデータ量を節約できると思います。
ただし、「都度、ON/OFFを切り替える。」と言うのは煩わしいので、もっと大雑把にOFFにしても良いかと思います。
例えば、
・朝、通勤・通学時に高速通信をONにする。
・会社・学校に着いたら高速通信をOFFにする。
・帰宅時に高速通信をONにする。
・家に着いたら高速通信をOFFにする。
と言う程度でも、仕事中や授業中のスマホを見ない時間帯のデータ通信は非高速通信となり、電車の中など、積極的にスマホを見ている時間は高速通信で快適に使用することができます。
ちなみに私自身の使用方法はと言うと、これまでの記事でも記載しましたが、月のデータ通信量(Wi-Fi除く)が、1GB未満でしたので、「みおぽん」はすっとONのままです。
(自宅ではWi-Fiにつながるようにしています。)
上の画面では、10/16〜10/18の3日間は、そこそこデータ通信していますが、Wi-Fi接続せずにアプリのアップデートなどしたことが認識できているので特に問題ないと考えています。
本記事の最後に、ご自身のデータ通信量を確認する方法を記載します。
「設定」アプリを起動して、
「無線とネットワーク」 ⇒ 「その他」 ⇒ 「データ使用」
をタップすると、下のような画面が表示されます。
グラフ上の白い線(メモリ?)を移動すると、その期間のデータ通信量が分かるようになっています。
この画面の例では、
・10月1日〜19日のデータ量:421MB
と言う事です。
この調子なら、10月も1GB未満で収まりそうですね。
このブログを見てMVNO(格安SIM)を検討されている方は、ぜひ、ご自身のデータ通信量を把握して、Wi-Fiなどの使用状況から最適な「高速通信データ量」を検討してください。
※もし、ご自宅にWi-Fi環境があるのに、スマホでWi-Fiを使用されていないようでしたら、Wi-Fiに接続することで、料金プランを安い方に変更できる可能性もあります。
今回の記事では、もう少し積極的に高速通信のデータ量を少なくして、料金プラン自体を1ランク安いプラン(高速通信のデータ量の少ないプラン)にする方法について検討します。
と言いながら、あまり面倒が増えると、結局、その方法は実施され無くなってしまいますので、2点だけ記載します。
なお、今回記載の方法は、
・少なくとも自宅にWi-Fiの環境がある。
ことを前提にしています。
また、この方法をとっても、普段の使用方法(データ通信量)により、安いプランにはできないかもしれません。
「必ず安いプランにできる。」訳ではありませんので、その点はご了承ください。
(1)アプリの更新はWi-Fi接続時のみ実施。
これは、Androidスマホのデフォルト設定通りだと思いますので、改めて設定の必要はないかもしれません。
「Playストア」を起動し、
・メニュー内の「設定」 ⇒ 「アプリの自動更新」
をタップすると、アプリの更新を行うタイミングを設定できます。(下の画面)
この設定で、「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」になっていれば、高速通信のデータ量を使用する状態(外出時など)に、アプリの自動更新が行われることはありません。
まずは、この設定を見直しておきましょう。
(ほとんどの人は、初期値でこの設定になっていると思います。)
また、寝る前や朝起きた時にスマホを確認して、アプリのアップデートがあった場合は、家に居る(Wi-Fi接続している)時にアップデートを実施してしまいましょう。
(2)高速通信と非高速通信を切り替えるアプリを利用する。
これは、契約するMVNO(格安SIM)によりますが、例えば、私が契約したIIJmioの場合、「みおぽん」と言うアプリがあります。(下の画面)
このアプリは、何をするアプリかと言うと、
・高速通信する ←→ 高速通信しない
を切り替えるアプリです。
アプリを起動すると、下のような画面になり、電話番号の右側の(画面上の)スイッチでON/OFFを切り替えます。
(実際には、下の画面はアプリ起動後、電話番号部分をタップして直近の日ごとのデータ通信量を表示した状態にしています。)
このような、通信速度の切り替えアプリが用意されている格安SIMの場合、高速通信を「OFF」に設定しておくと、「高速通信のデータ量」を消費しません。
その為、
・通常は高速通信をOFFにしておいて、動画を見るなど高速通信したい時だけ高速通信をONにする。
と言う使い方をすると、かなり高速通信のデータ量を節約できると思います。
ただし、「都度、ON/OFFを切り替える。」と言うのは煩わしいので、もっと大雑把にOFFにしても良いかと思います。
例えば、
・朝、通勤・通学時に高速通信をONにする。
・会社・学校に着いたら高速通信をOFFにする。
・帰宅時に高速通信をONにする。
・家に着いたら高速通信をOFFにする。
と言う程度でも、仕事中や授業中のスマホを見ない時間帯のデータ通信は非高速通信となり、電車の中など、積極的にスマホを見ている時間は高速通信で快適に使用することができます。
ちなみに私自身の使用方法はと言うと、これまでの記事でも記載しましたが、月のデータ通信量(Wi-Fi除く)が、1GB未満でしたので、「みおぽん」はすっとONのままです。
(自宅ではWi-Fiにつながるようにしています。)
上の画面では、10/16〜10/18の3日間は、そこそこデータ通信していますが、Wi-Fi接続せずにアプリのアップデートなどしたことが認識できているので特に問題ないと考えています。
本記事の最後に、ご自身のデータ通信量を確認する方法を記載します。
「設定」アプリを起動して、
「無線とネットワーク」 ⇒ 「その他」 ⇒ 「データ使用」
をタップすると、下のような画面が表示されます。
グラフ上の白い線(メモリ?)を移動すると、その期間のデータ通信量が分かるようになっています。
この画面の例では、
・10月1日〜19日のデータ量:421MB
と言う事です。
この調子なら、10月も1GB未満で収まりそうですね。
このブログを見てMVNO(格安SIM)を検討されている方は、ぜひ、ご自身のデータ通信量を把握して、Wi-Fiなどの使用状況から最適な「高速通信データ量」を検討してください。
※もし、ご自宅にWi-Fi環境があるのに、スマホでWi-Fiを使用されていないようでしたら、Wi-Fiに接続することで、料金プランを安い方に変更できる可能性もあります。
2014年10月15日
「SIMフリー」,「SIMロック解除」の説明
以前の記事の中でも「SIMフリー」と言う言葉が何度も登場しており、もう少し早い段階で説明すべきでした。
すみません。
今回は、「SIMロック」、「SIMロック解除」と「SIMフリー」について記載します。
まず、現在販売されている端末には、「SIMカード」と言う、写真のようなカードが入っていまして、このカードの中に、電話番号や、どこの事業者のSIMカードか、などの情報が入っています。
(実際には、もっといろいろな情報が入っていますが細かいところは省略します。)
右側の小さいのが「SIMカード」です。
これは、「microSIM」と言うサイズで、ドコモでは、「mini UIMカード」と言っているサイズです。
左は、クレジットカードサイズのSIMカードの台紙?みたいなもの。
たぶん、皆さん、スマホを契約した時に一緒にもらっているはずです。
それに加えて、現在、ドコモ、au、ソフトバンクで販売している端末には、「自分の会社のSIMカードしか使えないようにする仕組み」が入っています。
その為、ドコモの端末にauやソフトバンクのSIMカードを入れた場合のように、SIMカードと端末の事業者が異なっていると、通話やデータ通信などの通信機能が利用できません。
このような、他の事業者のSIMカードが使用できない状態のことを、
・SIMロック状態
と言い、このような状態の端末の事を、
・SIMロック(されている)端末
のように言います。
これに対して、特定の事業者のSIMカードによる使用制限がかかっていない端末の事を、
・SIMフリー端末
と言います。
ちなみに、ドコモの端末は、ドコモショップに持って行って手続き(有料)をすると、「SIMロックを解除する」事ができます。
これが、「SIMロック解除」です。
ドコモの通信網を利用するMVNOの格安SIMを利用するだけであれば、ドコモ端末の「SIMロック解除」は必要ありません。
(私も、ドコモ端末をSIMロック解除せずに、IIJmioから送られてきたカード(上の写真)を使用しています。)
「SIMロック解除」は、海外旅行などに行った時に、現地のプリペイドSIMを購入して使用する場合などのために行います。
販売時点から、SIMロックされていない「SIMフリー端末」は、以下のメーカーなどから発売されています。
・freetel
・HUAWEI
・LG
・covia
※上記メーカーの製品には、各事業者向けの「SIMロック」された端末もあります。
これらのSIMフリー端末では、どの事業者のSIMカードでも使用可能なため、MVNOの格安SIMでも使用することが可能です。
※mineoについては事情が異なります。mineoと契約する場合は、mineoで動作確認をしている端末を用意してください。
すみません。
今回は、「SIMロック」、「SIMロック解除」と「SIMフリー」について記載します。
まず、現在販売されている端末には、「SIMカード」と言う、写真のようなカードが入っていまして、このカードの中に、電話番号や、どこの事業者のSIMカードか、などの情報が入っています。
(実際には、もっといろいろな情報が入っていますが細かいところは省略します。)
右側の小さいのが「SIMカード」です。
これは、「microSIM」と言うサイズで、ドコモでは、「mini UIMカード」と言っているサイズです。
左は、クレジットカードサイズのSIMカードの台紙?みたいなもの。
たぶん、皆さん、スマホを契約した時に一緒にもらっているはずです。
それに加えて、現在、ドコモ、au、ソフトバンクで販売している端末には、「自分の会社のSIMカードしか使えないようにする仕組み」が入っています。
その為、ドコモの端末にauやソフトバンクのSIMカードを入れた場合のように、SIMカードと端末の事業者が異なっていると、通話やデータ通信などの通信機能が利用できません。
このような、他の事業者のSIMカードが使用できない状態のことを、
・SIMロック状態
と言い、このような状態の端末の事を、
・SIMロック(されている)端末
のように言います。
これに対して、特定の事業者のSIMカードによる使用制限がかかっていない端末の事を、
・SIMフリー端末
と言います。
ちなみに、ドコモの端末は、ドコモショップに持って行って手続き(有料)をすると、「SIMロックを解除する」事ができます。
これが、「SIMロック解除」です。
ドコモの通信網を利用するMVNOの格安SIMを利用するだけであれば、ドコモ端末の「SIMロック解除」は必要ありません。
(私も、ドコモ端末をSIMロック解除せずに、IIJmioから送られてきたカード(上の写真)を使用しています。)
「SIMロック解除」は、海外旅行などに行った時に、現地のプリペイドSIMを購入して使用する場合などのために行います。
販売時点から、SIMロックされていない「SIMフリー端末」は、以下のメーカーなどから発売されています。
・freetel
・HUAWEI
・LG
・covia
※上記メーカーの製品には、各事業者向けの「SIMロック」された端末もあります。
これらのSIMフリー端末では、どの事業者のSIMカードでも使用可能なため、MVNOの格安SIMでも使用することが可能です。
※mineoについては事情が異なります。mineoと契約する場合は、mineoで動作確認をしている端末を用意してください。
2014年10月13日
MVNOのデメリットを考える
実は、MVNOにはデメリットもあります。
今回の記事では、MVNOのデメリットについてまとめてみたいと思います。
ざっと羅列すると、
(1)格安SIMを利用できる端末を用意しなければいけない。
(2)家族間通話無料とかSMS無料などのサービスは無い。
(3)キャリアメールは使えない。
(4)テザリングができない。(機種もある。)
(5)MNPすると開通までスマホが使えない。
(6)選択できる端末が少ない。
などなど、考えられると思います。
(1)格安SIMを利用できる端末を用意しなければいけない。
これまでの記事でも記載しましたが、格安SIMを利用するためには、格安SIMを利用できるスマホ本体を用意する必要があります。
その場合でも、スマホの料金が下がるのか?については、
6.SIMフリースマホを買っても格安SIMは安いのか(1)
7.SIMフリースマホを買っても格安SIMは安いのか(2)
をご覧いただきたいと思いますが、「安くするために格安SIMを選択する。」と言う観点から考えると、端末を用意する必要がある(= お金がかかる)と言う事はマイナス要因であると考えられます。
以下の人たちは、使用中のスマホを利用できますので、このデメリットは当てはまりません。
・ドコモのスマホを利用している人
・auのLTE機種を利用している人(がmineoを利用する場合)
・既にSIMフリースマホを利用している人
(2)家族間通話無料とかSMS無料などのサービスは無い。
「3.MNOとMVNOを比較してみる。」の項でも記載しましたが、「家族間通話が無料」みたいなサービスは格安SIMにはありません。
自宅に電話する場合でも、家族にSMSする場合でも、料金が従量制で加算されます。
ですが、「3.MNOとMVNOを比較してみる。」に記載したような、格安電話アプリ(サービス)を利用したり、Lineなどの無料通話を使うなどして、電話料金を引き下げることができます。
通話とSMSが「完全従量制」と言うのは、デメリットかと思いますが、「その分、基本料金が安い」のが格安SIMだと思っており、
4.格安SIMでスマホの料金が安くなる人/ならない人
に記載した通り、音声通話をあまり利用しない人の方が格安SIMで料金を下げられる人だと言えますので、「デメリット」と言うより、「特徴」と言えるのかもしれません。
(3)キャリアメールは使えない。
「@dokomo.ne.jp」とか「@ezweb.ne.jp」とか、MNOと契約しているときに使用していたメールアドレスは使用できなくなります。
MVNOがドコモの通信網を使用していることと、キャリアメールのサービスは全くの別物です。
私は、これが原因でMVNOへの移行を行うべきか、かなり悩みました。
何しろ、10年以上使用し続けているメアドですから、変更するとなれば、友人、知人への連絡などは必須です。
実際、Gmailからメアド変更メールを送信したところ、数十件(50件程度)のメールが、未達で戻ってきました。
私自身は、これらの人たちには、旧(au)のメールを使用して、変更を連絡しましたが、「誰に届いて、誰に届いていないか」を見極めるのはとても面倒で、未だに連絡できていない人もいるかも知れません。
(4)テザリングができない。(機種もある。)
ドコモのスマホでは、現状、テザリングはできません。
理由は、テザリングをONにすると、ドコモの機種は、勝手に接続先(APN)をドコモに接続するように変更してしまうためです。
私にとっては、これもMVNOをためらう原因としては大きなものがありました。
結局、頻度があまりないので、MVNOしてしまったというのが現状ですが、「たまに」テザリングしたい時があるんですよね。
今後、そのような「たまに」になった場合どうするか?は、今のところ解決策は無いです。
ちなみに、auの回線を利用するMVNOのmineoでは、このような事は無いようです。
また、機種によって、ドコモのスマホでもできるものもあるようで、その辺は、各MVNOのホームページなどで確認することをお勧めします。
(5)MNPすると開通までスマホが使えない。
私は、MNPはせずに、「現在使用している機種は契約したままで、格安SIMに契約する。」と言う方法をとりました。
(1か月くらい契約期間が重なって支払う料金が増えても、その方が安心だと思ったからです。)
現在、音声通話付きの格安SIMに申し込む場合、MNPすることができます。
ですが、申し込みをしてから、SIMが届いて使用できるようになるまで、スマホが使用できなくなります。
厳密なタイミング、期間については私は未経験ですが、MNOの場合の店頭でのMNPの場合と違って、基本はWebでの申込みとSIMの郵送となりますので、「数日間」の「スマホが使えない期間」が発生します。
なお、家電量販店のビックカメラの一部店舗では、ビックカメラが販売する、BICSIM(元はIIJmioです。)をその場で契約できる「BIC SIMカウンターhttps://www.iijmio.jp/bicsim/counter.html」があるそうです。
このように、MNO間のMNPと同じように、当日、SIMを受け取れるような環境が整うと、格安SIMももっと身近になると思います。
(6)選択できる端末が少ない。
本当は、
端末の選択 ≠ 事業者(MNO,MVNO)の選択
であって欲しいのですが、現状では、MNOほどの端末の選択肢がありません。
この点についても、今後、MVNO市場が盛り上がることで、スマホメーカー各社が「SIMフリーで端末を販売する形式」が増えてくれることを望みます。
※総務省からSIMロック解除義務化へ向けた方針も出ているようです。
SIMフリー機種の選択肢が増えるとありがたいですね。
今回の記事では、MVNOのデメリットについてまとめてみたいと思います。
ざっと羅列すると、
(1)格安SIMを利用できる端末を用意しなければいけない。
(2)家族間通話無料とかSMS無料などのサービスは無い。
(3)キャリアメールは使えない。
(4)テザリングができない。(機種もある。)
(5)MNPすると開通までスマホが使えない。
(6)選択できる端末が少ない。
などなど、考えられると思います。
(1)格安SIMを利用できる端末を用意しなければいけない。
これまでの記事でも記載しましたが、格安SIMを利用するためには、格安SIMを利用できるスマホ本体を用意する必要があります。
その場合でも、スマホの料金が下がるのか?については、
6.SIMフリースマホを買っても格安SIMは安いのか(1)
7.SIMフリースマホを買っても格安SIMは安いのか(2)
をご覧いただきたいと思いますが、「安くするために格安SIMを選択する。」と言う観点から考えると、端末を用意する必要がある(= お金がかかる)と言う事はマイナス要因であると考えられます。
以下の人たちは、使用中のスマホを利用できますので、このデメリットは当てはまりません。
・ドコモのスマホを利用している人
・auのLTE機種を利用している人(がmineoを利用する場合)
・既にSIMフリースマホを利用している人
(2)家族間通話無料とかSMS無料などのサービスは無い。
「3.MNOとMVNOを比較してみる。」の項でも記載しましたが、「家族間通話が無料」みたいなサービスは格安SIMにはありません。
自宅に電話する場合でも、家族にSMSする場合でも、料金が従量制で加算されます。
ですが、「3.MNOとMVNOを比較してみる。」に記載したような、格安電話アプリ(サービス)を利用したり、Lineなどの無料通話を使うなどして、電話料金を引き下げることができます。
通話とSMSが「完全従量制」と言うのは、デメリットかと思いますが、「その分、基本料金が安い」のが格安SIMだと思っており、
4.格安SIMでスマホの料金が安くなる人/ならない人
に記載した通り、音声通話をあまり利用しない人の方が格安SIMで料金を下げられる人だと言えますので、「デメリット」と言うより、「特徴」と言えるのかもしれません。
(3)キャリアメールは使えない。
「@dokomo.ne.jp」とか「@ezweb.ne.jp」とか、MNOと契約しているときに使用していたメールアドレスは使用できなくなります。
MVNOがドコモの通信網を使用していることと、キャリアメールのサービスは全くの別物です。
私は、これが原因でMVNOへの移行を行うべきか、かなり悩みました。
何しろ、10年以上使用し続けているメアドですから、変更するとなれば、友人、知人への連絡などは必須です。
実際、Gmailからメアド変更メールを送信したところ、数十件(50件程度)のメールが、未達で戻ってきました。
私自身は、これらの人たちには、旧(au)のメールを使用して、変更を連絡しましたが、「誰に届いて、誰に届いていないか」を見極めるのはとても面倒で、未だに連絡できていない人もいるかも知れません。
(4)テザリングができない。(機種もある。)
ドコモのスマホでは、現状、テザリングはできません。
理由は、テザリングをONにすると、ドコモの機種は、勝手に接続先(APN)をドコモに接続するように変更してしまうためです。
私にとっては、これもMVNOをためらう原因としては大きなものがありました。
結局、頻度があまりないので、MVNOしてしまったというのが現状ですが、「たまに」テザリングしたい時があるんですよね。
今後、そのような「たまに」になった場合どうするか?は、今のところ解決策は無いです。
ちなみに、auの回線を利用するMVNOのmineoでは、このような事は無いようです。
また、機種によって、ドコモのスマホでもできるものもあるようで、その辺は、各MVNOのホームページなどで確認することをお勧めします。
(5)MNPすると開通までスマホが使えない。
私は、MNPはせずに、「現在使用している機種は契約したままで、格安SIMに契約する。」と言う方法をとりました。
(1か月くらい契約期間が重なって支払う料金が増えても、その方が安心だと思ったからです。)
現在、音声通話付きの格安SIMに申し込む場合、MNPすることができます。
ですが、申し込みをしてから、SIMが届いて使用できるようになるまで、スマホが使用できなくなります。
厳密なタイミング、期間については私は未経験ですが、MNOの場合の店頭でのMNPの場合と違って、基本はWebでの申込みとSIMの郵送となりますので、「数日間」の「スマホが使えない期間」が発生します。
なお、家電量販店のビックカメラの一部店舗では、ビックカメラが販売する、BICSIM(元はIIJmioです。)をその場で契約できる「BIC SIMカウンターhttps://www.iijmio.jp/bicsim/counter.html」があるそうです。
このように、MNO間のMNPと同じように、当日、SIMを受け取れるような環境が整うと、格安SIMももっと身近になると思います。
(6)選択できる端末が少ない。
本当は、
端末の選択 ≠ 事業者(MNO,MVNO)の選択
であって欲しいのですが、現状では、MNOほどの端末の選択肢がありません。
この点についても、今後、MVNO市場が盛り上がることで、スマホメーカー各社が「SIMフリーで端末を販売する形式」が増えてくれることを望みます。
※総務省からSIMロック解除義務化へ向けた方針も出ているようです。
SIMフリー機種の選択肢が増えるとありがたいですね。