2015年01月12日
SIMフリースマホは対応バンドが大事
今回はSIMフリースマホ選択時に確認しておきたい「対応バンド」について記載します。
※もっと早い時期に掲載すべきでした...。
なお、現在の格安SIMが、ほぼドコモ網を利用したMVNOであることから、ドコモ網のLTE通信バンドについて記載します。
「対応バンド」とは
「対応バンド」とは、スマホ本体が対応している通信周波数の事です。
ドコモでは、2014年末時点では、Band1、Band3、Band19、Band21の4つのバンドで通信が行われています。
それぞれのバンドによって、最高通信速度や電波の届く範囲が異なっているため、「ドコモのスマホ」と言っても、対応するバンドが異なるとつながりやすさや通信速度(快適さ)に違いが出たりします。
それでも、ドコモのスマホであれば、必ずドコモのバンド(の一部)には対応しているはずなので良いのですが、SIMフリースマホを利用する場合、極端なことを言えば、「SIMフリースマホを買ったはいいが、ドコモの周波数(バンド)に対応していなかった。」なんてことになってしまうと、そのスマホで格安SIMは使えません。
(現実的に、日本国内で技適を取得しているスマホであればそんな事はないと思いますが。)
そんな訳で、SIMフリースマホを購入するときに確認すべき「対応バンド」の説明です。
〇Band1
周波数:2GHz(2.1GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:エリアの広さが最大。まずは、Band1に対応していることがSIMフリースマホの最低条件。
〇Band3
周波数:1.7GHz(1.8GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:150Mbps
特徴:東名阪でサービスされているバンド。通信速度が現時点では一番速い。
〇Band19
周波数:800MHz
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:「遠くまで飛ぶ」周波数。その為、山間部や郊外で利用されている。
〇Band21
周波数:1.5GHz
下り最大通信速度:112.5MHz
特徴:地方都市を中心にサービスされている周波数。
おまけ
〇Band28
周波数:700MHz
下り最大通信速度:???
特徴:2015年よりサービス開始される予定の周波数帯(バンド)。
認識しておいた方が良いのは上記の4つのバンド。(とりあえずBand28は除く)
この内、絶対条件として、Band1に対応している事を確認してください。
あとは、Band3、19、21、いずれも対応している方が良いですが、全てに対応している端末と言うのは少ないと思います。
ちなみに、ドコモの端末でも、Band3に対応しているのは2013-14年冬春モデル以降です。
(Band3のサービス開始が2013年10月からです。)
さて、ここで、代表的な2機種を見てみると、
〇ASUS Zenfone 5
対応無線規格(LTE):800/900/1800/2100/2600
と記載されており、Band1(2100)、3(1800)、19(800)の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
〇Huawei Ascend Mate7
通信方式(LTE):B1/B2/B3/B4/B5/B7/B19/B20/B40
と記載されており、こちらも、Band1、3、19の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
【注意】
ネット上の通販サイトなどでは、海外向けのSIMフリー端末を販売しているサイトもあります。
これらのサイトで販売するスマホは、対応周波数が異なる場合がありますので、十分に注意してください。
技適(日本国内での使用が法的に認められている証明)も取得していないかもしれません。
家電量販店で販売しているSIMフリースマホであれば大丈夫だと思いますが、「日本国内向けの正規品」を購入するようにしてください。
※もっと早い時期に掲載すべきでした...。
なお、現在の格安SIMが、ほぼドコモ網を利用したMVNOであることから、ドコモ網のLTE通信バンドについて記載します。
「対応バンド」とは
「対応バンド」とは、スマホ本体が対応している通信周波数の事です。
ドコモでは、2014年末時点では、Band1、Band3、Band19、Band21の4つのバンドで通信が行われています。
それぞれのバンドによって、最高通信速度や電波の届く範囲が異なっているため、「ドコモのスマホ」と言っても、対応するバンドが異なるとつながりやすさや通信速度(快適さ)に違いが出たりします。
それでも、ドコモのスマホであれば、必ずドコモのバンド(の一部)には対応しているはずなので良いのですが、SIMフリースマホを利用する場合、極端なことを言えば、「SIMフリースマホを買ったはいいが、ドコモの周波数(バンド)に対応していなかった。」なんてことになってしまうと、そのスマホで格安SIMは使えません。
(現実的に、日本国内で技適を取得しているスマホであればそんな事はないと思いますが。)
そんな訳で、SIMフリースマホを購入するときに確認すべき「対応バンド」の説明です。
〇Band1
周波数:2GHz(2.1GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:エリアの広さが最大。まずは、Band1に対応していることがSIMフリースマホの最低条件。
〇Band3
周波数:1.7GHz(1.8GHzと記載される場合あり。)
下り最大通信速度:150Mbps
特徴:東名阪でサービスされているバンド。通信速度が現時点では一番速い。
〇Band19
周波数:800MHz
下り最大通信速度:75Mbps
特徴:「遠くまで飛ぶ」周波数。その為、山間部や郊外で利用されている。
〇Band21
周波数:1.5GHz
下り最大通信速度:112.5MHz
特徴:地方都市を中心にサービスされている周波数。
おまけ
〇Band28
周波数:700MHz
下り最大通信速度:???
特徴:2015年よりサービス開始される予定の周波数帯(バンド)。
認識しておいた方が良いのは上記の4つのバンド。(とりあえずBand28は除く)
この内、絶対条件として、Band1に対応している事を確認してください。
あとは、Band3、19、21、いずれも対応している方が良いですが、全てに対応している端末と言うのは少ないと思います。
ちなみに、ドコモの端末でも、Band3に対応しているのは2013-14年冬春モデル以降です。
(Band3のサービス開始が2013年10月からです。)
さて、ここで、代表的な2機種を見てみると、
〇ASUS Zenfone 5
対応無線規格(LTE):800/900/1800/2100/2600
と記載されており、Band1(2100)、3(1800)、19(800)の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
〇Huawei Ascend Mate7
通信方式(LTE):B1/B2/B3/B4/B5/B7/B19/B20/B40
と記載されており、こちらも、Band1、3、19の3バンドに対応しています。
スペックはこちら
【注意】
ネット上の通販サイトなどでは、海外向けのSIMフリー端末を販売しているサイトもあります。
これらのサイトで販売するスマホは、対応周波数が異なる場合がありますので、十分に注意してください。
技適(日本国内での使用が法的に認められている証明)も取得していないかもしれません。
家電量販店で販売しているSIMフリースマホであれば大丈夫だと思いますが、「日本国内向けの正規品」を購入するようにしてください。
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