キャラクター!二人の共作、それは連続殺人事件。誰も持た事のないダークエンターテイメント誕生!
個人的評価は、10点満点中6点、少し面白かった。
ストーリー:売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまった、その顔をキャラクター化して漫画を描いて売れてしまったとした。
漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は、高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。
ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城だったが、住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。
そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族……そして、彼らの前に佇む一人の男。事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。それどころか、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。山城に欠けていた本物の【悪】を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家の道を歩むのだった。
そんな中、漫画「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生。そして、山城の前に、再びあの男が姿を現す。「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから。」交わってしまった2人。山城を待ち受ける結末とは……。
【監督】 永井聡
【出演】 菅田将暉/Fukase(SEKAI NO OWARI)/高畑充希/中村獅童/小栗旬