平清盛 第26回「平治の乱」
反信西グループがクーデターを起こし、信西の首を狙って兵を挙げる。
熊野への道中でそれを知った清盛は、一転、都へ引き返し……。
1159(平治元)年12月、これまで信西(阿部サダヲ)に冷遇されてきた源義朝(玉木宏)が、後白河上皇(松田翔太)の側近・信頼(塚地武雅)らと結託し、ついに決起する。彼らは最初に後白河上皇と二条天皇(冨浦智嗣)を内裏に幽閉したうえで、三条殿と信西の館に放火。館はたちまち阿鼻(あび)叫喚の地獄と化すが、彼らの標的であった信西はいち早く危険を察知し、すでに逃げだしていた。
紀伊にいた平清盛(松山ケンイチ)は、早馬にて駆けつけた忠清(藤本隆宏)から事の次第を聞きがく然。すぐに熊野詣でを中止し、都へとって返す。
山中を逃げさまよっていた信西は、ふと悟ったかのように足を止め、従者たちに自分を置いて落ち延びよと命じる。そして自らは穴の中に身をひそめ、清盛の帰りを待つのだった──。
「清盛殿……助けてくれ」。追っ手が迫るなか、祈る信西。必死で馬を駆り続ける清盛は、友を助けることができるのか!?
(2012年6月29日 NHKネットステラ)
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