2021年03月03日
数学検定って知名度低いけど実際どんな感じなん?利用できる?
こんばんわ
現役塾講師のしんのすけです
いつもこんなマニアックな記事を見に来ていただいてありがとうございます。
さて、今回はタイトルにもあるように数学検定(実用数学技能検定)のことについて書いていこうと思います。
なんでこの記事を書こうと思ったのかというと、実は生徒に「今度数検受けてみようと思うんですけど、対策とかして、もらえませんか」と言われて、意外と需要があるのかな?と思ったからです。
実際、え?
てなりました。
英検は結構知名度高くて、今、〇級目指してるなんて話はよく聞くんですけど、数検の話が塾で出たのは初めてだったからです。(もしかして、ここが結構田舎だからかな?)
そこで、数検についていろいろ調べたことをまとめてみることにしました。
・どんなレベルがあるのか
・入試で利用可能か
・どこで役に立つのか
・検定日程・検定料等
・問題集はどれがいい(実際使っていたもの)
について、ざっくり書いていきます。
【どんなレベルがあるのか】
レベルは1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と英検と同じような級のつけ方になっています。
実際は算数検定というものもあって、6級から11級までのレベルに分けてあります。
ここでは中学以上の内容にまとを絞って書いていこうと思います。
3級から5級が中学の内容になります。
5級に関しては中学というより、小学校の内容も入っているため、実際受けるなら高校入試のために3級くらいがよさそうです。
準2級・2級・準1級はそれぞれ、高校1年程度・高校2年程度・高校3年程度となっています。準1級のレベルとなると国公立大学の入試に似た問題も出題されます。1級になると大学程度のレベルの知識が問われることになります。でも、もしかすると大学レベルの数学検定1級より大学院数学科を修了レベルとかは無いみたいです。(数学科の数学の内容は幅広すぎるからかな)
まあ、それはさておき、各級にはそれぞれ1次試験と2次試験に分かれています。
1次試験では計算技能検定。要するに、このレベルの計算問題は難なく解けますかの確認です。
2次試験では数理技能検定。準1級の2次試験ともなると相当難しい問題も出題されています。
【入試で利用可能か】
このことについては、ホームページを参照させていただくと、高校入試については
「高校入試における生徒の評価基準として、学科試験の成績だけではなく、中学校在学中の実用数学技能検定の取得を活用する学校が増えています。入試時の点数加算や参考要素とするなど、それぞれの学校において、内容はさまざまです。」
大学入試については
「大学入試において、受験者の総合的な人物評価の基準として実用数学技能検定の取得を活用する大学・短期大学・専門学校が増えています。
入試時の点数加算や出願要件、参考要素とするなど、それぞれの大学・短期大学・専門学校において、内容はさまざまです。」
と書かれており、どちらも入試優遇制度として導入する学校が増加しているとのことでした。
もしかしたら、大学入試に英検を導入する大学が増えたように数検も増えていく可能性があるのではないかと考えます
そのほかにも、就職するときにも役に立つこともあるようです。
【検定について】
検定は2021年度は個人受験では4月・7月・10月で受験可能なようです。
5級で4000円で1級では7800円くらいになります。団体受験では少し安くなるようですが・・・
【おすすめ問題集】
これは実際に生徒が使用していた問題集で使いやすかったので載せておきます。
気になる方、数検に興味がある方は勉強して受験してみて下さい。
先ほども書きましたが、英検のように数検ももっと大学入試に利用されるようになるかもしれませんので、興味のある人は早めに勉強をスタートしてみるといいと思います。
一般の社会人の方も、自分の数学力を示すものとして、「数検1級は持ってます」ていうのもありかもしれません(特に塾講師を今から志す人とかにはおすすめ)。大学の内容までしっかり理解している証明になりますから。大学で数学の知識をほとんど身に着けてないのに卒業したっていう人とは違うぞ!っていう証明になりますよ
現役塾講師のしんのすけです
いつもこんなマニアックな記事を見に来ていただいてありがとうございます。
さて、今回はタイトルにもあるように数学検定(実用数学技能検定)のことについて書いていこうと思います。
なんでこの記事を書こうと思ったのかというと、実は生徒に「今度数検受けてみようと思うんですけど、対策とかして、もらえませんか」と言われて、意外と需要があるのかな?と思ったからです。
実際、え?
てなりました。
英検は結構知名度高くて、今、〇級目指してるなんて話はよく聞くんですけど、数検の話が塾で出たのは初めてだったからです。(もしかして、ここが結構田舎だからかな?)
そこで、数検についていろいろ調べたことをまとめてみることにしました。
・どんなレベルがあるのか
・入試で利用可能か
・どこで役に立つのか
・検定日程・検定料等
・問題集はどれがいい(実際使っていたもの)
について、ざっくり書いていきます。
【どんなレベルがあるのか】
レベルは1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と英検と同じような級のつけ方になっています。
実際は算数検定というものもあって、6級から11級までのレベルに分けてあります。
ここでは中学以上の内容にまとを絞って書いていこうと思います。
3級から5級が中学の内容になります。
5級に関しては中学というより、小学校の内容も入っているため、実際受けるなら高校入試のために3級くらいがよさそうです。
準2級・2級・準1級はそれぞれ、高校1年程度・高校2年程度・高校3年程度となっています。準1級のレベルとなると国公立大学の入試に似た問題も出題されます。1級になると大学程度のレベルの知識が問われることになります。でも、もしかすると大学レベルの数学検定1級より大学院数学科を修了レベルとかは無いみたいです。(数学科の数学の内容は幅広すぎるからかな)
まあ、それはさておき、各級にはそれぞれ1次試験と2次試験に分かれています。
1次試験では計算技能検定。要するに、このレベルの計算問題は難なく解けますかの確認です。
2次試験では数理技能検定。準1級の2次試験ともなると相当難しい問題も出題されています。
【入試で利用可能か】
このことについては、ホームページを参照させていただくと、高校入試については
「高校入試における生徒の評価基準として、学科試験の成績だけではなく、中学校在学中の実用数学技能検定の取得を活用する学校が増えています。入試時の点数加算や参考要素とするなど、それぞれの学校において、内容はさまざまです。」
大学入試については
「大学入試において、受験者の総合的な人物評価の基準として実用数学技能検定の取得を活用する大学・短期大学・専門学校が増えています。
入試時の点数加算や出願要件、参考要素とするなど、それぞれの大学・短期大学・専門学校において、内容はさまざまです。」
と書かれており、どちらも入試優遇制度として導入する学校が増加しているとのことでした。
もしかしたら、大学入試に英検を導入する大学が増えたように数検も増えていく可能性があるのではないかと考えます
そのほかにも、就職するときにも役に立つこともあるようです。
【検定について】
検定は2021年度は個人受験では4月・7月・10月で受験可能なようです。
5級で4000円で1級では7800円くらいになります。団体受験では少し安くなるようですが・・・
【おすすめ問題集】
実用数学技能検定 過去問題集 数学検定準1級 [ 日本数学検定協会 ] 価格:1,320円 |
実用数学技能検定 過去問題集 数学検定準2級 [ 日本数学検定協会 ] 価格:1,100円 |
実用数学技能検定 過去問題集 数学検定2級 [ 日本数学検定協会 ] 価格:1,100円 |
これは実際に生徒が使用していた問題集で使いやすかったので載せておきます。
気になる方、数検に興味がある方は勉強して受験してみて下さい。
先ほども書きましたが、英検のように数検ももっと大学入試に利用されるようになるかもしれませんので、興味のある人は早めに勉強をスタートしてみるといいと思います。
一般の社会人の方も、自分の数学力を示すものとして、「数検1級は持ってます」ていうのもありかもしれません(特に塾講師を今から志す人とかにはおすすめ)。大学の内容までしっかり理解している証明になりますから。大学で数学の知識をほとんど身に着けてないのに卒業したっていう人とは違うぞ!っていう証明になりますよ
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