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2021年12月01日
【競馬】くらべうま
語釈
毎年五月、武徳殿(ぶとくでん)で行われた。賀茂(かも)、石清水(いわしみず)の神事にも行われた。駒(こま)くらべともいう。
枕草子より
胸つぶるるもの
競馬(くらべうま)見る。
訳)
ひやひやして胸がドキドキするものは、競馬(けいば)を見るとき
図書
『枕草子』竹下政雄著
毎年五月、武徳殿(ぶとくでん)で行われた。賀茂(かも)、石清水(いわしみず)の神事にも行われた。駒(こま)くらべともいう。
枕草子より
胸つぶるるもの
競馬(くらべうま)見る。
訳)
ひやひやして胸がドキドキするものは、競馬(けいば)を見るとき
図書
『枕草子』竹下政雄著
2021年03月09日
【心おとり】こころおとり
語釈
幻滅(げんめつ)。
枕草子より
ふと心おとりとかするものは、男も女もことばの文字いやし(しゅ)う遣(つか)ひ(い)たるこそ、よろづ(ず)のことよりまさりてわろけれ。
すぐに幻滅(げんめつ)を感じてがっかりするものは、男でも女でもことばづかいのいやしいもので、それこそ何よりもましてわるいものだ。
図書
『枕草子』竹下政雄著
2021年03月06日
【こころゆくもの】
語釈
気がせいせいするもの、満足(まんぞく)するもの。
枕草子より
こころゆくもの よくかいたる女絵(おんなえ)の、ことばを(お)かし(しゅ)うつけておほ(お)かる。
気がはればれとするもの、じょうずに書いてある女絵(おんなえ)に、その女絵の詞書(ことばがき)をおもしろく書きつけて、しかも分量(ぶんりょう)の多いもの。
図書
『枕草子』竹下政雄著
NHK100de名著U-NEXT
2021年03月01日
2021年02月23日
【蔵人】くろうど
語釈
殿上(てんじょう)におけるいっさいのことをつかさどる役職(やくしょく)
枕草子より
蔵人(くろうど)思ひ(い)しめたる人の、ふとしもえならぬが、この日青色(あおいろ)きたるこそ、やがてぬがせでもあらばや、と覚(おぼ)ゆれ。綾(あや)ならぬはわろき。
蔵人(くろうど)になりたいと思っている人で、今すぐには任官(にんかん)しそうには見えないのが、祭りの日に蔵人だけが着る青色の上着(うわぎ)を着て正装(せいそう)でいるのは、そのままぬがせずにおきたい気がする。ただその上着が青色ではあるが、本物(ほんもの)のように絹(きぬ)の綾織(あやお)りでないのがざんねんである。
図書
『枕草子』竹下政雄著
NHK100de名著U-NEXT
タグ:蔵人(くろうど)