1年経っていました。
ブログサークルのお仲間が「1年おめでとう!」とメッセージを送ってくれて、
初めて気が付きました(汗)
なんとお優しい!ありがとうございます。
だいたい3月くらいに始めたなあという認識はあったのですが、まったく気にせず過ごしていました。
始めたころは、毎日書くぞ!と意気込んでいたり、書きたいネタもあったので頑張っていましたが、
このところは書き留めておきたいものがあったときに更新するスタイルになってきています。
記事はスイーツ系、カフェチェーン、そのお店や商品を世に出している会社の企業研究、というような内容が多くなっているでしょうか。
あんまり身バレしないような当たり障りのない内容ってことになってるんでしょうね。
自分でブログを書くようになって、
誰かがネット上に書いてアップしたものを真実だと思わなくなりました。
アクセスの多い記事や検索して上位にあるものが、真実や多数派の意見だということは全くない。
インターネットとの付き合い方がわかってきたように思います。
自分の書いた市井の1ブログの記事が、とある検索ワードで1位になったりするわけで、
消して私が嘘を書いているとかではないですが、ただ一つの意見でしかないのに、
その検索ワードでは権威みたいに見えてしまうのがインターネットだってこと。
それは逆に、発信した者勝ちだということ。
狙って検索1位が取れるものではないけれど、同じ意見を持った人が100人いたとしても、声をあげて記事にした1人の意見が世界の総意のように表示されるわけです。
いや、もっと言えば100人が発信しなかったら、1人の反対意見を発信した人が場合によっては世界の総意のように表示されることすらあるということです。
毎日いろんなことに感想や思いを抱いているはずなのに、それを言葉にしてネットに載せる人は100人どころか何万分の1人くらいでしょう。
ちょっと書けば、影響力のないただのブログが検索20位以内くらいには入ったりします。
不思議なものですが、ネットの世界は現実世界に比べて平面的で、多様で重層的な世界ではなくて、一番人目に触れる記事、2番目に読まれる記事、3番目・・・という画一的な基準に則った序列の世界です。
ディスプレイの中では重層的な広がりは、「順番」に変換されてしまうのですね。
そして頑張って書きまくっている人は、そこから広告収入を得ようとしているので、広告収入を得られるものを推しまくっているということも、見ればわかるようになりました。
このブログも広告を載せていますが、1年やってようやくドトールでコーヒーを飲めるくらいでしょうかね(笑)
仕組みがわかってきたし、記事も増えてきたのでもうちょっと変わってくるかもしれませんが、
やはりブログを1年やってみた一番の収穫は、ネット上の記事に対する考え方が変わったことだと思います。
これは、これからの時代に生きていくうえで結構大事な視点だと思います。
声の大きなものが全部持っていく。
小さくても声を出さなきゃ意見がないものとされる。
声を出しただけで、この件に関して意見を言った人20人くらいに入れる。
大きな声になるには、小さな声でたくさん意見を言うしかない。
もしかしたら、現実世界も全然多様性なんかないのかもしれません。
いろんな意見があっていいということに建前ではなっているけれど、
多数決でもなく、単に声の大きな人が一人勝ちしてるのかも。
まずは小さな声を手に入れたい方、ブログ始めてみると気づきは大きいですよ。
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