2010年05月28日
私的人斬り以蔵の実力評価
先日、YAHOO知恵袋に幕末関連でアクセスする機会があり、色々と質問や意見を見ました。
正直、バカげた意見や質問も多いのですが…。
そんな中で、ひときわ目立ったのが「岡田以蔵最強説」でした。
ちょっと言いすぎですが、岡田以蔵って剣の腕において本当に評価が高いんだなと、かなり驚きました。
私の中の以蔵という男は…。
当時の人々にかなり恐れられた存在ではあったと思いますが、剣の腕がそれ程凄かったんだろうか?という疑問があります。
正直言って、彼が暗殺にかかわったとされる人々の剣の腕が未知数なんですよね。
私の思う所では、以蔵に斬られた人達というのは、剣の腕はそれ程だったのでは?という気がしています。
そういう人達を斬って名を挙げた以蔵は…。
そんなに騒がれるほどの剣の腕ではなかったのでは?というのが正直な所です。
勿論、武市も一目置いたとされる剣の腕をけなす訳ではないのですが、だからと言って、幕末で最強ランクに置かれるのはどうかと思います。
「以蔵が凄い」という人は恐らく、「人斬り以蔵」というフレーズがあまりにも印象的でマッチしている為、必要以上に以蔵を強く感じてしまっているだけなのでは?と考えてます。
YAHOO知恵袋では、幕末で最強の剣士は?という質問では、大体名前を見かけますが…。
真剣を持っての勝負となれば、新撰組隊士の右に出る者はいないと思いますが…。
(しかも、幹部連中)
何故、私が新撰組隊士が一番と考えるかというと…。
彼らが多くの暗殺に関わっていて、実戦経験が豊富なのは勿論ですが、それよりも、彼等は倒幕派の面々からかなり憎まれていたようですからね。
新撰組の暗殺は集団戦法ですが、倒幕派にかなり憎まれている為、彼等は非番のときとか、一人で出歩いている所を襲われるという事があったのでは?と想像されるからです。
特に、近藤や土方と言った面々は格好の標的だったと想像されるのですが…。
勿論、ボディーガードがついていたりするんでしょうが、一人で出歩くことが皆無だったとは思えません。
すると、襲われる事もあったのでは?と…。
以蔵よりもずっと命を狙われる確率が高いですよね。
以蔵も幕府方、新撰組等から狙われていたのでしょうが、基本的に彼等の任務は「以蔵を捕らえる事」で、斬る事ではないのです。
その為、いきなり斬りかかる事はせず、まずは捕らえようとしたと考えられます。
まあ、捕らえる事が困難となった場合に斬るって所ですよね。
それに対し、新撰組を狙ったであろう倒幕派の面々の目的は、「近藤、土方を斬る事」となり、いきなり襲ってくるという事が考えられます。
近藤や土方はそういった死に方をせずに生き延びたという事は、不意をつかれた攻撃を捌くだけの力量があったと判断できるのでは?と考えております。
少なくとも、以蔵よりも土方、沖田と言った面々の方が実戦経験が豊富でしょう。
と考えると、比べるまでもなく、以蔵よりも新撰組の方が実戦では強かったと想像されます。
4大人斬りで比べても、恐らく中村半次郎が一番だったのでは?という気がしています。
あの西郷のボディーガードですからね。
となると、時代的背景や状況判断から考えて、幕末剣士の中で最強を議論する(これはこれでナンセンスと思いますが…)場で「以蔵が最強!」という言葉は胸を張って言えないと思うのですが…。
どうでしょう?
別に私は以蔵が嫌いなわけではなく、というかどちらかというと好感を持っている(同情しているだけ?)人間ですが、それはそれで実力を冷静に考えると、今述べたような結果になるのでは?と考えてます。
また、別に以蔵が弱かったと言っている訳ではありません。
彼も名の通った剣客です。
それ相応の実力を持っていたと思っています。
(ただ、最強と言われるとちょっと「異議あり」というだけです。)
ちなみに…。
以前読んだ本で、タイトルも覚えてないですし、事実を元にした事か、フィクションだったかも忘れましたが、「以蔵の剣術は型にはまらず、以外な所から攻撃してくる」といった話を読んだ記憶があります。
私が想像する真剣の立ち会いは、相手が何流か判明すると、相手の太刀筋がある程度想像できる為、攻撃をよけたり受けたりできるのではないかと考えているのですが、こういう型にはまらない剣術は恐いですよね。
そういう観点から言えば、想像できない攻撃を繰り出す以蔵が案外くせ者かもしれませんね。
正直、バカげた意見や質問も多いのですが…。
そんな中で、ひときわ目立ったのが「岡田以蔵最強説」でした。
ちょっと言いすぎですが、岡田以蔵って剣の腕において本当に評価が高いんだなと、かなり驚きました。
私の中の以蔵という男は…。
当時の人々にかなり恐れられた存在ではあったと思いますが、剣の腕がそれ程凄かったんだろうか?という疑問があります。
正直言って、彼が暗殺にかかわったとされる人々の剣の腕が未知数なんですよね。
私の思う所では、以蔵に斬られた人達というのは、剣の腕はそれ程だったのでは?という気がしています。
そういう人達を斬って名を挙げた以蔵は…。
そんなに騒がれるほどの剣の腕ではなかったのでは?というのが正直な所です。
勿論、武市も一目置いたとされる剣の腕をけなす訳ではないのですが、だからと言って、幕末で最強ランクに置かれるのはどうかと思います。
「以蔵が凄い」という人は恐らく、「人斬り以蔵」というフレーズがあまりにも印象的でマッチしている為、必要以上に以蔵を強く感じてしまっているだけなのでは?と考えてます。
YAHOO知恵袋では、幕末で最強の剣士は?という質問では、大体名前を見かけますが…。
真剣を持っての勝負となれば、新撰組隊士の右に出る者はいないと思いますが…。
(しかも、幹部連中)
何故、私が新撰組隊士が一番と考えるかというと…。
彼らが多くの暗殺に関わっていて、実戦経験が豊富なのは勿論ですが、それよりも、彼等は倒幕派の面々からかなり憎まれていたようですからね。
新撰組の暗殺は集団戦法ですが、倒幕派にかなり憎まれている為、彼等は非番のときとか、一人で出歩いている所を襲われるという事があったのでは?と想像されるからです。
特に、近藤や土方と言った面々は格好の標的だったと想像されるのですが…。
勿論、ボディーガードがついていたりするんでしょうが、一人で出歩くことが皆無だったとは思えません。
すると、襲われる事もあったのでは?と…。
以蔵よりもずっと命を狙われる確率が高いですよね。
以蔵も幕府方、新撰組等から狙われていたのでしょうが、基本的に彼等の任務は「以蔵を捕らえる事」で、斬る事ではないのです。
その為、いきなり斬りかかる事はせず、まずは捕らえようとしたと考えられます。
まあ、捕らえる事が困難となった場合に斬るって所ですよね。
それに対し、新撰組を狙ったであろう倒幕派の面々の目的は、「近藤、土方を斬る事」となり、いきなり襲ってくるという事が考えられます。
近藤や土方はそういった死に方をせずに生き延びたという事は、不意をつかれた攻撃を捌くだけの力量があったと判断できるのでは?と考えております。
少なくとも、以蔵よりも土方、沖田と言った面々の方が実戦経験が豊富でしょう。
と考えると、比べるまでもなく、以蔵よりも新撰組の方が実戦では強かったと想像されます。
4大人斬りで比べても、恐らく中村半次郎が一番だったのでは?という気がしています。
あの西郷のボディーガードですからね。
となると、時代的背景や状況判断から考えて、幕末剣士の中で最強を議論する(これはこれでナンセンスと思いますが…)場で「以蔵が最強!」という言葉は胸を張って言えないと思うのですが…。
どうでしょう?
別に私は以蔵が嫌いなわけではなく、というかどちらかというと好感を持っている(同情しているだけ?)人間ですが、それはそれで実力を冷静に考えると、今述べたような結果になるのでは?と考えてます。
また、別に以蔵が弱かったと言っている訳ではありません。
彼も名の通った剣客です。
それ相応の実力を持っていたと思っています。
(ただ、最強と言われるとちょっと「異議あり」というだけです。)
ちなみに…。
以前読んだ本で、タイトルも覚えてないですし、事実を元にした事か、フィクションだったかも忘れましたが、「以蔵の剣術は型にはまらず、以外な所から攻撃してくる」といった話を読んだ記憶があります。
私が想像する真剣の立ち会いは、相手が何流か判明すると、相手の太刀筋がある程度想像できる為、攻撃をよけたり受けたりできるのではないかと考えているのですが、こういう型にはまらない剣術は恐いですよね。
そういう観点から言えば、想像できない攻撃を繰り出す以蔵が案外くせ者かもしれませんね。
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