2010年02月22日
龍馬伝第8話を見て
今回も見ましたよ。
我ながら優秀です。
今回は吉田東洋(田中氏)がいい味出してましたね。
あれでこそ吉田東洋。
今まであの傲慢さが出てこなかったのでちょっと気になってました。
武市半平太と龍馬の溝がどんどん大きくなっていくのもなかなかの見どころですね。
ここで、あの時代の攘夷についてちょっと…。
日本人はというか武士はプライドの生き物ですので、異国から来た人に絶対負けない!という気持ちを持ってます。
(何の根拠もないですが…。)
そこで黒船が来て日本に開国を迫ったという事を伝え聞いた場合、ほぼ100%の人が「神国日本を守るべし!攘夷だ!」となってしまいます。
そこがこの武士という生き物の悲しさなんですが…。
(結構、井の中の蛙になってしまう教育体制だったんですね。)
だから、開国を決定した幕府に対しては「腰ぬけ!」、「何を考えてるんや!」ってなってしまいます。
ところが、本当に黒船を見た武士はどうなるかというと…。
先進国の技術を目の当たりにする訳です。
まず間違いなく最初に考える事は「どうすれば黒船を倒せるか。」だと思います。
その結果、倒すことは不可能。刀では太刀打ちできない。大筒でも無理(飛距離が無く届かない)。という結論になり、攘夷の思想にはならないというか、攘夷は無理と考えてくる人が多数を占める訳です。
となると、開国を選ばざるを得ない状況になります。
これが日本を暗殺者の集団にしてしまう原因なんですね。
攘夷を唱える人と開国を唱える人は相いれないですし、攘夷派は手当たり次第外人を斬り、開国派を斬りという事になってくるんですね。
攘夷を叫んで走ってきた人達は、結局諸外国の力を知って開国を容認するようになります。
(薩英戦争、馬関戦争ですね。)
その頃には攘夷派の面々は多くの暗殺によって時代が動き、幕府は決して倒せないものではないと気付く訳です。
これが本格的な倒幕思想になり、やがて戊辰戦争へと走っていく訳ですね。
正直、本当に日本が無駄な血を流した時期ではあるのですが、中世から近世に変わる為の試練だったんでしょうね。
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我ながら優秀です。
今回は吉田東洋(田中氏)がいい味出してましたね。
あれでこそ吉田東洋。
今まであの傲慢さが出てこなかったのでちょっと気になってました。
武市半平太と龍馬の溝がどんどん大きくなっていくのもなかなかの見どころですね。
ここで、あの時代の攘夷についてちょっと…。
日本人はというか武士はプライドの生き物ですので、異国から来た人に絶対負けない!という気持ちを持ってます。
(何の根拠もないですが…。)
そこで黒船が来て日本に開国を迫ったという事を伝え聞いた場合、ほぼ100%の人が「神国日本を守るべし!攘夷だ!」となってしまいます。
そこがこの武士という生き物の悲しさなんですが…。
(結構、井の中の蛙になってしまう教育体制だったんですね。)
だから、開国を決定した幕府に対しては「腰ぬけ!」、「何を考えてるんや!」ってなってしまいます。
ところが、本当に黒船を見た武士はどうなるかというと…。
先進国の技術を目の当たりにする訳です。
まず間違いなく最初に考える事は「どうすれば黒船を倒せるか。」だと思います。
その結果、倒すことは不可能。刀では太刀打ちできない。大筒でも無理(飛距離が無く届かない)。という結論になり、攘夷の思想にはならないというか、攘夷は無理と考えてくる人が多数を占める訳です。
となると、開国を選ばざるを得ない状況になります。
これが日本を暗殺者の集団にしてしまう原因なんですね。
攘夷を唱える人と開国を唱える人は相いれないですし、攘夷派は手当たり次第外人を斬り、開国派を斬りという事になってくるんですね。
攘夷を叫んで走ってきた人達は、結局諸外国の力を知って開国を容認するようになります。
(薩英戦争、馬関戦争ですね。)
その頃には攘夷派の面々は多くの暗殺によって時代が動き、幕府は決して倒せないものではないと気付く訳です。
これが本格的な倒幕思想になり、やがて戊辰戦争へと走っていく訳ですね。
正直、本当に日本が無駄な血を流した時期ではあるのですが、中世から近世に変わる為の試練だったんでしょうね。
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