2017年09月11日
今年初めての松茸ごはん♪ 松茸についてのあれこれ
昨日なんと、スーパーで50%引きの松茸(中国産)を見つけてしまいました!
松茸は9月に入ってすぐの頃から店頭で見かけていましたが、いくら国産じゃないとはいえやはりお高いので…、どうしようかな〜?と迷っていたところです。
しかも元々がいつもより少量のパックだったので、それが半額となると、お肉1パック買うくらいの値段で買えてしまうわけです。
長持ちはしないだろうから、さっそく今夜は松茸ご飯に♪
せっかくですので、松茸についてちょっと調べてみました。
松茸の旬
【外国産】
中国産 7月〜9月
北朝鮮産 9月
韓国産 10月
北米産 10月〜11月
【国内産】
東北 9月中旬〜10月中旬
中部 9月下旬〜10月中旬
近畿 10月上旬〜10月下旬
中国 10月上旬〜10月下旬
四国 10月上旬〜10月下旬
桜前線とは逆で、松茸前線は北から始まり、南下していきます。
国内生産量ランキング(2015年)
気候や天候に左右されるので、その年によって収穫量はずいぶん変わります。
そのため順位も毎年変わるのですが、長野県と岩手県の2トップは不動でしょうか・・・
ちなみにこの前年、長野の生産量は30トンにも満たなかったです。
8月下旬から9月中旬にかけての気温が低く雨が多いと豊作になりやすいので、今年は何となく当てはまっているような気がしなくもないのですが、どうなんでしょうね。
外国産輸入先ランキング
松茸は香りが命なので、できるだけ近い場所から運べるという意味でも、中国産が多いようです。
贈答用に最適!国内名産地、ブランド松茸
・丹波地方(兵庫県三田市周辺〜京都府船井郡瑞穂町周辺)、丹波篠山
・長野県(上田、諏訪、志賀高原)
・岩手県(岩泉)
・福島県(奥会津)
・広島県(世羅)
・岡山県
味や香りの好みは別として・・・
高級であることを意識した贈答品って、例えば「羊羹ならとらや」「マグロなら大間」「牛肉なら松坂牛」を贈っておけば、有名だし間違いない、みたいなところがあるじゃないですか。
そういう意味で、いくつか挙げさせていただきました。
特に高級なブランド松茸として有名なのは、「丹波松茸」じゃないでしょうか。
私は多分一度も口にしたことはないと思いますが、丹波産の松茸は香りが強く、歯ごたえも良いそうです。
松茸の保存方法
【常温】
風通しの良い涼しい場所で、購入から2日以内に消費するのが目安。
水分は大敵なので、できればキッチンペーパーなどで包む。
【冷蔵】
できるだけ低い温度を保てる場所で保存し、4日以内の消費が目安
石づきを落とし、軽く拭いて汚れを取り、水分をしっかり拭き取る。
キッチンペーパーで包み、ラップで巻いておく。
【冷凍】
できる限り急速冷凍で、3ヶ月以内の消費が目安
石づきを落とし、軽く拭いて汚れを取り、水分をしっかり拭き取る。
そのまま調理できるように切り分け(できれば手で裂くのが良い)、キッチンペーパーで包み、ラップで巻く。
急速冷凍させるためにできればアルミホイルで包んでおいた方が良い。
調理時は冷凍のまま使わないと、解凍させてしまうと味や香りが飛んでしまう。
まとめと小ネタ
栄養素や効果効能についても調べたのですが、「もし身体に良かったとしても毎日食べ続けられるものじゃないし・・・」と思い、載せるのはやめました(笑)
代表的なキノコ類8種の中では、一番食物繊維が多かったことが意外でした。
松茸は人工栽培ができないために、どうしても高価になってしまうんですよね。
そして国産松茸は輸入品と比べ、価格が2倍〜10倍以上。
ますます高嶺の花です。
外国産が安い理由は、まず第一に輸入するまでの間に香りが落ちてしまうため、価値も低くなることです。
もう一つの理由は意外なのですが、海外では松茸の香りが嫌われているとか。
「靴下の蒸れたにおい」「お風呂に入ってない人のにおい」などと言いたい放題らしく^^;
そうなると当然、その国での松茸の価値は低くなるので、値段も安くなりますよね。
昭和初期はまだ日本にも自生の松茸がたくさんあり、なんと今の500倍くらいの収穫量だったらしいです
アカマツがもっと増えればマツタケの収穫高も増えるのでしょうが、林業従事者が減ったりマツクイムシの被害が多かったりで、なかなか難しい問題のようです。
明日は松茸ご飯をアップしたいと思います
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