東電、全原発が停止=柏崎刈羽6号機が定期検査入り
稼働は全国で1基に
時事通信 3月26日(月)0時6分配信
東京電力の柏崎刈羽原発6号機
(新潟県柏崎市・刈羽村、135.6万キロワット)が25日深夜、
定期検査のため発電を停止し、東電の原発17基が全てストップした。
福島第1原発事故以降、定期検査入りした全国各地の原発は
安全性への懸念などから運転を再開できず、
国内54基のうち稼働中は
北海道電力泊原発3号機
(北海道泊村)の1基だけとなった。
東電の原発が全て止まるのは、
検査記録改ざんなどのトラブル隠しが問題化した2003年春以来。
泊3号機も5月上旬までに定期検査入りする予定で、
国内原発の全面停止が目前に迫ってきた。
東電の西沢俊夫社長は25日、
「当面は(電力の)安定供給は確保できる見通しだが、
引き続き無理のない範囲で節電への協力をお願いする」とのコメントを発表した。
2012年03月26日
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