リバ剣「三四の剣」むなしのけん

高校卒業以来、２２年振りに剣道を再開した
リバ剣おやじ「とっぷ」です。


先日のネットニュースで

厚労省の年金運用担当者が今年の7-9月期（第2四半期）で
約10兆円もの損失を出していたことを認めた！

国民は怒れ〜！


という記事を目にしました。


国民がコツコツと働いて、納めた年金が10兆円も消えたんですよ！
皆さん、どうですか、安倍さんこのままで大丈夫ですかぁ・・


と思いたくなるところではありますが、
気になって少し調べてみると、なるほどと思うところもありましたので
少し説明を・・。


年金を運用しているのは
「年金積立管理運用独立行政法人」という組織です。

探してみますと
ここの運用状況資料というのがきちんとネットで公開されていました。

コチラが平成27年度第1四半期運用状況の公開資料になります。
http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h27_q1.pdf


資料をみてみますと、

平成26年度には合計で約１５兆円の運用益を出しています。
今年の第1四半期にも約２兆円の運用益が出ているようです。

下の方をみますと自主運用が開始された平成１３年〜平成２７年の第1四半期で
運用実績額は約５３兆円ほど。


ちゃんと運用益でているんですね！５３兆円も！

ご存知のとおり、運用は投資ですので、収益があればかならず損失も生まれるのは
当たり前です。


ずっと、運用益を出し続ける方がむしろあり得ない事ではないかと・・。


ただ、今回は、僅か第２四半期というスパンで１０兆円という巨大な損失を
出してしまったことに、みんな驚いているということでしょう。


確かに損失は大きいですし、今後を不安に思うのはみな同じかもしれません。

ただ、
１点だけのマイナス要素を取り出して、年金が消えたと大げさにわめくのも
いかがなものかと思う次第で・・。それぞれにいろんな考え方がお有りなのでしょうが。


これを表現するとしたら、「年金が消えた」「年金で巨額損失」のではなく、

これまでに儲かった分が20％位減っちゃいました

という方が正しい表現ではないかと感じてしまいました。


どっちにしても、減ったことには変わりないので残念だとは感じます。


ま、公開されている運用状況資料が本当であれば！のお話ですが・・。


皆さんはどうお感じになりますでしょうか？


ところで、気が付けばもうすぐ１１月。
本格的に寒くなるまえの稽古に集中しやすい時期でもありますね。

体調に気を付けて、次のステップ目指して頑張ります。


ということで今日はこの辺で失礼します。

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２２年振りのリバ剣ともなると、こういった
試合での攻め方とかも記憶として忘れてしまっています。


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