由緒なき島宇宙の片隅に

会社を辞める際にトラブルというのは何かとあるものかと思います


その中でも、「退職の拒否」というものに悩んでいる人も少なくないのかなと思い、


それらについての情報を集めてみたので紹介したいと思います。


調べてみてわかったのは、

「労働者の退職の申し出を会社側は断れない」


ということでした。

以下に調べた内容について書いていきたいと思います

まず基本的には
就業規則に定められた退職の事前通知の期間を考慮して退職を表明しなくてはいけません

まずは口頭で直属の上司に伝えますが、どうしても理解されない場合は無理やりにでも退職届を提出します。
この時に「法律的には会社は退職届の受け取り拒否をすることはできません」
参考URLhttp://people-power.jp/peoplepower/taishoku.html


また、
退職の民法上のルールとして、
「期間の定めの無い雇用契約の場合原則としまして2週間前の申し出により解約出来るものとされていて、こうしたルールについては就業規則上の内容より優先するものと解されている」

その為、
会社が受け取りを拒否した場合は民法規定への違反行為となります。また、そうした場合に当人が退職希望日以後出社しなければ、退職届の受理がなくとも退職意思が伝わっていることから退職は有効になります。
(民法６２７条)

参考URLhttps://jinjibu.jp/qa/detl/43684/1/


また他のサイトにも記述してありましたが
「労働者の退職の意思表示は非常に強い物であり、これを拒否することはできない」
ということや
「退職届を会社が承認しない場合は、民法上の辞職日に退職が成立していると考えれますので、「退職届を机の中にしまっておく」などの姑息な方法は、意味がない」
という記述も見受けられました
参考URLhttp://sr-waki.com/faq/article/104


最終手段として、上司に対して「このままであれば、人事部に直接退職届を出さざるを得ないのですが、よろしいでしょうか」というようなことも一つの方法であるかと思います。
そこで、受け取り拒否されたら、労働基準監督署に電話して相談する。その記録が残るからそれが状況証拠になります。内容証明付き郵便で退職届を送付します。
または口頭で辞意を伝えた日と、実際に退職届を出す日の間が空いてしまい、退職予定日に迫ってしまうケースが発生してしまいます。その際は「一身上〜」という文の前に、「××年○月△日に口頭でもお伝えしておりますが」といったような内容を入れれば、退職予定日と提出日が接近していても問題になることはありません。
参考URLhttp://q.hatena.ne.jp/1219790153


また有給休暇についてですが、基本的に全て使用できることが　労働基準法39条で規定されています。
また、有給休暇の取得は労働者の正当な権利であり、有給休暇の取得理由により、取得を制限する事はできません。

しかし、有給休暇を取得することにより業務の正常な運営を妨げる場合は、有給休暇の取得そのものは認める必要がありますが、取得する時季を変更することができます。
しかし、この有給休暇の時季変更権は、単に業務多忙という程度では、行使することができません。

参考URLhttp://www.hou-nattoku.com/consult/151.php

また、有給休暇の時季変更権の行使には、
「他の時季に有給休暇を与える」可能性の存在が前提となります。
　そこで、労働者が退職時に未消化年休を一括時季指定する場合には、「他の時季に有給休暇を与える」可能性が無いので、争い有るところですが、一般的には、時季変更権を行使できないと考えられています。
参考URLhttp://www.hou-nattoku.com/consult/731.php

またトラブルが起きた時は、
労働基準監督署や各都道府県の労働局が設ける相談コーナーなどで相談してみるのも手だと思います。

「労働基準法第39条に基づき、○月○日の退職日までにｘ日の有給休暇を取得するため申請します」
といった届出を出すことなども有効とのことでした。

http://www.hou-nattoku.com/qa/qa0000001721.html



その他の参考リンク
教えてgoo 退職届の受け取り拒否

Danwa　退職を拒否されています

退職活動の成否は第一声で決まる

ZAKZAK　退職願の受け取りを拒否された　正社員と契約社員で違い

以上、退職について自分なりに調べた結果でした